1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Seventeen / Sharon Van Etten (Remind Me Tomorrow 収録)

 米ニュージャージー出身、現在はNY・ブルックリンを拠点に活動するシンガーソングライター、Sharon Van Ettenシャロン・ヴァン・エッテン)の2019年1月18日リリースの通算5枚目のアルバム『Remind Me Tomorrow』(全米94位・全英30位)収録曲"Seventeen"。

・Sharon Van Etten - Seventeen


 シンセサウンドと徐々に熱を帯びていくドラムと歌が印象的な曲。15年以上住み、活動の拠点としてきたニューヨークの過去から現在へと変わりゆく様と、17歳の頃の自分と現在の自分自身との対比を重ね合わせたような歌詞になっています。曲の世界観を表したようなミュージックビデオも素晴らしい。

 本作制作前には出産も経験。さらには心理学の学位取得、Netflixのドラマ『The OA』や『Twin Peaks』への出演と女優業も開始。さまざまな経験を経てミュージシャンとしてもさらなる深みを増した作品になっていると思う。同郷の偉大なる先輩、ブルース・スプリングスティーンを彷彿させます。

 アルバムはレーベル「Jagjaguwar」からリリース。プロデュースはジョン・コングルトン。これまでギターを中心に作曲してきたシャロンですが、今作ではピアノを中心に据えて制作を開始。それをジョンと共にロックサウンドに作り上げて行ったのだとか。その他、Warpaintのステラ・モズガワ、Atoms For Peaceのジョーイ・ワロンカー、Xiu Xiuのジェイミー・スチュアートなどが参加しているのも注目。"Seventeen"より先に発表されていた"Comeback Kid"や終盤の"Hands"とかもすごくかっこいいのでおすすめです。


Sharon Van Etten -『Remind Me Tomorrow』収録曲リスト
1. "I Told You Everything"
2. "No One's Easy to Love"
3. "Memorial Day"
4. "Comeback Kid"
5. "Jupiter 4"
6. "Seventeen"
7. "Malibu"
8. "You Shadow"
9. "Hands"
10. "Stay"
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2019年02月27日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Death in Midsummer / Deerhunter (Why Hasn't Everything Already Disappeared? 収録)

 米アトランタで結成されたバンド、Deerhunterディアハンター)の2019年1月18日リリースの8枚目のアルバム『Why Hasn't Everything Already Disappeared?』(全米192位・全英89位)からのリード曲"Death in Midsummer"

・Deerhunter - Death in Midsummer (Official Video)


 バンドとともに共同プロデュースに参加しているウェールズのシンガーソングライター、Cate Le Bonによるハープシコードの音色が印象的な曲。徐々に熱を帯びて盛り上がっていくところがたまらない。1917年ロシア革命の時に撮影された、人々が死体の山から逃げる写真からインスピレーションを得た曲だとか。タイトルに「Death」と入っていたので、2018年11月に元バンドのベーシストだったジョッシュ・フォーバーが亡くなったことも関係しているのかなと思いましたが、この曲はすでに10月に公開されていたので違いますね。

 かつて工場として栄えたけど今は荒廃してしまった町を描いた歌詞とたぶんレコーディングを行ったテキサスで撮られたミュージックビデオがマッチしてて良いです。

 先日彼らが所属するレーベル4ADのイベントを見ましたがライブでも定番になりそうです。その日は機材の調子が悪くブラッドフォード・コックスはちょっとご機嫌ななめだったので、また万全の態勢でも見てみたい。


Deerhunter -『Why Hasn't Everything Already Disappeared?』収録曲リスト
1. "Death in Midsummer"
2. "No One’s Sleeping"
3. "Greenpoint Gothic"
4. "Element"
5. "What Happens to People?"
6. "Détournement"
7. "Futurism"
8. "Tarnung"
9. "Plains"
10. "Nocturne"
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2019年02月20日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Feel It Still / Portugal. The Man (Woodstock 収録)

 アラスカで結成、現在はポートランドを拠点に活動するバンド、Portugal. The Manポルトガル・ザ・マン。ポルトガルはメンバーとは関係ないぽいです)の全米シングルチャートで4位まで昇った2017年の大ヒット曲"Feel It Still"。2017年6月リリースの通算8枚目のアルバム『Woodstock』(全米32位)収録。

・Portugal. The Man - "Feel It Still" (Official Video)


 ベースが印象的なイントロ、ファルセットで歌われるポップなメロディ(ビートルズのカバーで有名なThe Marvelettesの"Please Mr. Postman"から拝借されてます)、サビ前に入るギターフレーズとか一々めちゃくちゃクセになる曲。3分にも満たない曲なのでホント繰り返し何度でも聴いてしまいます。

 私は毎週テレビ神奈川(TVK)で放送しているBillboard TOP40を観てるんだけど、この曲はずーっとチャートインしていて、ワンフレーズ聴くだけで耳に残るキャッチーさがあったんだけど、当初なぜか番組ではミュージックビデオが流れなくて、結構年の後半になって流れるようになって改めてビデオを見直したらこれまたハマってしまいました。

 歌詞には「1966年」と「1986年」ってのが出てくるのが印象的なんだけど、こちらの歌詞サイト(英語)でヴォーカル&ギターのJohn Baldwin Gourleyが解説するところによると、1966年はアシッドテストの始まった年で、1986年はBeatie Boysの"Fight for Your Right (to Party)"がリリースされた年(「Kick it!」ってフレーズが本曲でも引用されていますね)とのこと。アシッドテストっていうのが実はよくわからなかったので調べてみると、このページにたどり着きました。

ACID TEST
65年〜66年にかけて作家のケン・ケーシーとメリー・プランクスターズがホスト役となり、ロサンゼルスやベイエリア付近で行なったイベント。即興演奏、ストロボとブラックライト、映像とスライド、テープループ、隠しマイク、そしてLSD(当時はまだ合法的なドラッグだった)などが主な特徴。後にクールエイド(Kool-Aid)へと統合された。


 まぁドラッグカルチャーやラブ&ピース的な60年代の空気、なんだか体制にはむかう雰囲気を表してるんじゃないでしょうか。ちなみにアルバムタイトルの「ウッドストック」もそうですね(ジョンの父親がウッドストックフェスのチケットの半券を持ってて、それをみたジョンが父親から当時のことを聞いてアルバム製作したらしい)。で、一方のビースティーの方は「己の権利のために戦え!」(Fight For You Right」と言いながらも「パーティーするための」(to Party)と注釈のつく曲で、相反する反抗(rebel)でどちらもすでに遠い昔のことだけど、「今もそんな気分なんだ」(Feel It Still)と歌ってしまうのが面白いですね。歌詞の「Am I coming out of left field?」の「out of left field」は「不意打ちで」って意味だけど「Left Field」(左翼、主流とは離れた)ともかかっているのかな。

 それにしても2017年全米で流行りまくったこの曲は日本ではほとんど全然流行ってなかった気がします。先日発表された第60回グラミー賞では「Best Pop Duo/Group Performance」(最優秀ポップ・パフォーマンス(グループ))まで受賞したのに取り残されているなぁって思ってたら、グラミー直後にサマソニへの出演が発表されました!これを機に日本でも流行るかもね。ちなみに2013年のフジロックでも来日してますが、その頃は私もよく知らなくて完全スルーしてた(同じ年に出てたOf Monsters and Menぽい名前だな(ManとMenしか共通点ない。アホですね。。)くらいの認識でした)けど、その後、海外のフェスのストリミーング中継でめっちゃ盛り上がってるライブ観て、フジで観なくて失敗したなって記憶があります。今回こそ要チェック!


Portugal. The Man -『Woodstock』収録曲リスト
1. "Number One" (featuring Richie Havens and Son Little)
2. "Easy Tiger"
3. "Live in the Moment"
4. "Feel It Still"
5. "Rich Friends"
6. "Keep On"
7. "So Young"
8. "Mr. Lonely" (featuring Fat Lip)
9. "Tidal Wave"
10. "Noise Pollution"
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2018年03月07日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. american dream / LCD Soundsystem (american dream 収録)

 LCD Soundsystem復活!DFAレコーズ創始者、James Murphyジェームス・マーフィー)率いるLCD SoundsystemLCDサウンドシステム)が2011年のラストライブから6年、前作『This Is Happening』から7年ぶり、4枚目となるアルバム『american dream』を2017年9月にリリース。そのアルバムタイトルトラック。

・LCD Soundsystem - american dream


 シンセの音に導かれる美しいバラード。この曲と同時に両A面シングルとして発表された"call the police"、その後に発表された"tonite"がポストパンク/ディスコパンク的であるのと比べると「LCD復活!」というにはあまりにもセンチメンタルな曲だけど、アルバムの中でも一番好きかもしれない。47歳になった髭面のジェイムスを照らす朝日。それでも"that's okay"を歌う。イーグルスの"Hotel California"の昔から歌われ続ける「アメリカンドリームの終焉」だけど、いよいよ極まりつつある今のアメリカの状況を考えるとバンドの復活の意義を感じさせます。

 2015年にはクリスマスシングル"Christmas Will Break Your Heart"のリリースがあったりはしたけど、まさに「待望の」という言葉がふさわしい本作。彼らにとって初めての全米1位を獲得し、UKでも3位を記録。すでにコーチェラを始め多くの音楽フェスティバルでヘッドライナーを務め、2017年のフジロックでもWhite Stageのトリで出演。この曲もやりました。ワンマンも見てみたいな。


LCD Soundsystem -『american dream』収録曲リスト
1. "Oh Baby"
2. "Other Voices"
3. "I Used To"
4. "Change Yr Mind"
5. "How Do You Sleep?"
6. "Tonite"
7. "Call the Police"
8. "American Dream"
9. "Emotional Haircut"
10. "Black Screen"
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2017年10月04日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Radio / Sylvan Esso (What Now 収録)

ノースカロライナ州ダラム出身、シンガーであるアメリア・ミースとプロデューサーであるニック・サンボーンによって結成された男女エレクトロ・ポップ・デュオ、Sylvan Essoシルヴァン・エッソ)の2ndアルバム『What Now』(全米初登場32位)収録曲"Radio"。

・Sylvan Esso - Radio (Music Video)


 一聴しただけで口ずさみたくなる最高にポップで耳覚えのいい楽曲とアメリアの歌声。「Slave to the radio」(ラジオの虜)ならぬ「Slave to Sylvan Esso」になっちゃいますね。Spotifyのバイラル・チャートにて1位を獲得するなど、ストリーミングで800万回以上再生されているらしく、聴けば皆、彼らの虜になってしまうってことでしょう。ちなみに歌詞に出てくる「Three point three Oh」(3.30)はたぶん曲の長さを意味してるんじゃないかと思います。

 2014年のデビュー作『Sylvan Esso』を聴いたときは「これはいいバンドを見つけたぞ」と思い、"H.S.K.T"という曲を紹介しましたが、そのアルバムよりも数倍いい曲が揃っているので今度こそ多くの人に聴いてほしいバンドです。前作が全米39位で今回はそれより上がっているので現地でのブレイクも近そうです。ぜひ大ブレイク前に来日してくれることを願って、彼らのライブ動画を貼って終わりにします。

・Sylvan Esso: Radio(The Tonight Show Starring Jimmy Fallon)



Sylvan Esso -『What Now』収録曲リスト
1. Sound
2. The Glow
3. Die Young
4. Radio
5. Kick Jump Twist
6. Song
7. Just Dancing
8. Signal
9. Slack Jaw
10. Rewind
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2017年05月16日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. I Give You Power / Arcade Fire (I Give You Power 収録)

 Arcade Fireアーケイド・ファイア)が2013年の『Reflektor』以来となる新曲を2017年1月20日に突然発表しました。

・Arcade Fire feat. Mavis Staples - I Give You Power


 "I Give You Power"と題されたこの曲は、ザ・ステイプル・シンガーズの一員としても知られるシンガーのMavis Staplesメイヴィス・ステイプルズ)がフィーチャーされています。シンセを基調としたサウンドにウィン・バトラーとメイヴィスによる"I Give You Power"というシンプルかつ力強いフレーズが連呼される曲になっています。

 公民権活動家としても知られるメイヴィスを起用したこと、この曲の収益をすべてACLU(American Civil Liberties Union、アメリカ自由人権協会)に寄付することを表明していること、そして、現地時間2017年1月20日にアメリカの大統領にドナルド・トランプが就任するタイミングにこれをリリースするということなどが彼ららしくてとても好きです。以下が、twitterでのメッセージ。ただの批判ではなくて団結を訴えるのが良いですね。



 また、この曲のリリースに合わせて、バンドは新たなアートワークを公開しています(上のTwitterのアイコンにもなっているやつです)。これがこの曲だけのものなのか、今年出ると噂のニューアルバムのものなのかは不明ですが、今年も彼の活動に期待です。


Arcade Fire -『I Give You Power』収録曲リスト
1. "I Give You Power (feat. Mavis Staples)"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


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2017年01月20日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Your Best American Girl / Mitski (Puberty 2 収録)

 NYを拠点に活動する日本人とアメリカ人のハーフである26歳、ミツキ・ミヤワキによるソロプロジェクト、Mitskiミツキ)の2016年リリースの4枚目『Puberty 2』収録曲"Your Best American Girl"。

・Mitski - Your Best American Girl (Official Video)


 シンプルなギターの爪弾きから始まる静の部分、サビでディストーションのかかった激しいギターサウンドが鳴り響く動の部分。90年代グランジ/オルタナティヴロックを彷彿させるサウンドに、そして彼女のエモーショナルな歌声に一発でノックアウト。そして、歌詞。この曲のサビで歌われる「I Couldn't Help Trying To Be Your Best American Girl」(あなたにとって最高のアメリカンガールになろうとせずにはいられない)という歌詞が、日本人とのハーフとして生まれ、幼少期を日本で過ごし、その後もコンゴ、マレーシア、中国、トルコと世界中を転々とし、辿り着いたアメリカで暮らす彼女にとって、「どんなに努力してもベストアメリカンガールにはなれない」という現実を逆説的に語っているのがたまらない。それを象徴するようなミュージックビデオで、ギターをかき鳴らす彼女のかっこよさに痺れる。

 アルバムタイトル『Puberty 2』の「Puberty」とは「思春期」のことなので、直訳すると「第二の思春期」。Wikipediaによると思春期とは「人間が生殖器以外でも外形的性差が生じ、やがて生殖能力を持つようになり、心身ともに子供から大人に変化する時期のこと」とあるのですが、「性差」「子供と大人の違い」ではなく、人種、育った環境などによる他人との違いなどを経験し受け入れ行く時期を「Puberty 2」って言ってるんじゃないかとこの曲を聴きながら思いました。

 ちなみに私、つい最近まで彼女の曲を聴いたことがありませんでした。名前はどこかで聞いたことあるようなってレベル。年末になり、海外の各紙・各サイトが年間ベストを発表していて、軒並みこの曲とこのアルバムが上位に名を連ねていて恥ずかしながら今になって聴いてハマってるって感じです。そして、つい先週来日していたことを知って地団駄踏んでるところです。。

 私と同じくまだ知らなかった人もいると思うのでこれまでのディスコグラフィだけ。
Lush (2012)
Retired from Sad, New Career in Business (2013)
Bury Me at Makeout Creek (2014)
Puberty 2 (2016)

 『Lush』と『Retired from Sad, New Career in Business』は彼女が音楽を学ぶため通っていたSUNY Purchase(ニューヨーク州立大学パーチェス校)時代に大学のスタジオで作った作品で、卒業後『Bury Me at Makeout Creek』をリリースし、この頃にはRolling Stone誌から「10 Artists You Need to Know」などという評価も得ていて、今作『Puberty 2』に至ります。

 幼少期は日本人である母親のコレクションであるジャパニーズポップスのCDに囲まれて育ったそうで、特に中島みゆきやユーミン、山口百恵などを聴いていたとインタビューで語っています。でも、日本語を使っていたのは小学生までで、その後は英語を使っているため、日本語で恋愛をしたことがないので日本語で歌詞が書けないと言っているのが面白かったな。

 とにかく今後も要注目なアーティストであることは間違いない。来年フェスでぜひ再来日してください!

Mitski -『Puberty 2』収録曲リスト
1. "Happy"
2. "Dan the Dancer"
3. "Once More to See You"
4. "Fireworks"
5. "Your Best American Girl"
6. "I Bet on Losing Dogs"
7. "My Body's Made of Crushed Little Stars"
8. "Thursday Girl"
9. "A Loving Feeling"
10. "Crack Baby"
11. "A Burning Hill"
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2016年12月18日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. New Song / Warpaint (Heads Up 収録)

 アメリカはLAで結成された女性4人組、Warpaintウォーペイント)のシングル曲"Whiteout"。Rough Trade Recordsからリリースの通算3枚目のアルバム『Heads Up』(全英13位・全米129位)収録。プロデュースはバンド自身とJake Bercovici。これは2008年のデビューEP『Exquisite Corpse』と同じ組み合わせです。

・Warpaint - New Song (Official Audio)


 ダンサブルでダークかつポップ。すぐに覚えられる歌メロもキャッチーでクセになる曲ですね。「You're a new song」(あなたは私の新曲」と歌われるんだけど、「You」ってのは何を指してるんでしょうか。この曲自身のことなのかな。

 この曲には、Beastie BoysのマイクDやJono Jagwar Maによるリミックスもあり、そちらもおすすめ。

・Warpaint - "New Song" (Jono Jagwar Ma Remix)


・Warpaint - "New Song" (Mike D Remix)


 2ndアルバム『WARPAINT』のリリース後のツアーが終わってから、メンバーそれぞれのソロやバンドでの活動があって、その経験をWarpaintに持ち込んだという今3rd。とにかくクールでかっこいい1枚。


Warpaint -『Heads Up』収録曲リスト
1. "Whiteout" 4:42
2. "By Your Side" 4:32
3. "New Song" 4:16
4. "The Stall" 4:55
5. "So Good" 5:59
6. "Don't Wanna" 3:42
7. "Don't Let Go" 4:21
8. "Dre" 3:58
9. "Heads Up" 4:57
10. "Above Control" 5:05
11. "Today Dear" 4:49
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2016年10月20日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Breath of a Salesman / The Claypool Lennon Delirium (Monolith of Phobos 収録)

 The Claypool Lennon Deliriumザ・クレイプール・レノン・デリリウム)がデビューアルバム『Monolith of Phobos』をリリース!「・・・って、誰ですか?この人たち」と思った人もいるでしょうが、バンド名を見てすぐにピンときた人は鋭い。Primusプライマス)のフロントマンであり、超絶変態テクニック・ベーシスト、Les Claypoolレス・クレイプール)とジョン・レノンとオノ・ヨーコの愛息子、Sean Lennonショーン・レノン)の2人からなるバンドです。まずは1曲、"Breath of a Salesman"をどうぞ。

・The Claypool Lennon Delirium: Breath of a Salesman


 サイケロックやプログレを思わせるサウンド。2人のルックスも相まって60年代から飛び出してきたかのようです。音がスカスカなのとメロトロンなんかが入っているところが私好みです。"Cricket and The Genie (Movement I, The Delirium)"なんかもそうだけど、かつてMoterheadのレミー・キルミスターも在籍したHAWKWIND(ホークウィンド)辺りを彷彿させられますね。レミー亡き今、その精神を引き継いだかのよう。

・Cricket and The Genie (Movement I, The Delirium) [Lyric Video]


 オフィシャルのミュージックビデオが作られてる"Bubbles Burst"も面白い。バブル(シャボン玉)かと思ったら、あの某キング・オブ・ポップとそのペットのチンパンジーの某バブルスくんの話だったり。歌詞にネバーランドとか出てきます(笑)

・The Claypool Lennon Delirium - Bubbles Burst (Official Video)


 本気なんだかお遊びなんだかわからない感じですが、音はめっちゃカッコいいのは保証します。レコーディングはショーンとクレイプールの2人だけで行われたようですが、ライブでは、Beastie Boysでもお馴染みのマニー・マーク(マーク西田)とCakeのドラマー、パウロ・バルディが参加しています。日本にも来てほしいですね!


The Claypool Lennon Delirium -『Monolith of Phobos』収録曲リスト
1. "The Monolith of Phobos" 4:40
2. "Cricket and the Genie (Movement I, The Delirium)" 3:52
3. "Cricket and the Genie (Movement II, Oratorio Di Cricket)" 4:16
4. "Mr. Wright" 4:21
5. "Boomerang Baby" 5:48
6. "Breath of a Salesman" 3:27
7. "Captain Lariat" 6:00
8. "Ohmerica" 5:08
9. "Oxycontin Girl" 5:03
10. "Bubbles Burst" 4:10
11. "There's No Underwear in Space" (Instrumental) 3:27
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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2016年08月10日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. 2013 / Sunflower Bean (Human Ceremony 収録)

 昨日の"Wall Watcher"に続き2日連続Sunflower Beanサンフラワー・ビーン)を紹介。今回は同じくデビューアルバム『Human Ceremony』(EP『Show Me Your Seven Secrets』で初出)から"2013"を紹介。

・Sunflower Bean - 2013


 ガレージっぽかった"Wall Watcher"とはうってかわり、The Smithsを思わせるようなトーンのギターが耳に残る曲。ベースの感じとかNew Wave/Post Punkな雰囲気があってカッコイイ。ジュリアの高音に絡むニックの声もいいですね。曲の後半で一気に爆発するとろこが痺れます。ローファイながらもアイディア勝負なミュージックビデオも良し。Charli XCXの"Doing It"のPVなどを手がけているKyleという人が監督してます。

 それにしてもいいアルバムですね。11曲で39分という長さも丁度良く何度もリピートしてしまいます。インディーロックと言っても曲によってはギタポだったりガレージだったりサイケだったり、激しかったり、ソフトだったりと本当楽しい。ポップさと激しさを兼ね備えた男女ツインボーカルってとこで、The Vaselinesヴァセリンズ)辺りを連想させられました。かつてヴァセリンズは知る人ぞ知る通好みのバンドでしたが、今のネット時代、こんなバンドは誰もほっときませんね。今のうちに絶対チェックしておいた方がいいです。


Sunflower Been -『Human Ceremony』収録曲リスト
1. Human Ceremony
2. Come On
3. 2013
4. Easier Said
5. This Kind Of Feeling
6. I Was Home
7. Creation Myth
8. Wall Watcher
9. I Want You To Give Me Enough Time
10. Oh, I Just Don’t Know
11. Space Exploration Disaster
---bonus track---
12. Somebody Call A Doctor
13. Tame Impala
14. Rock & Roll Heathen
15. Ok Mr. Man
16. Bread
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2016年02月22日(月)

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