1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Everything Is Recorded (feat. Sampha & Owen Pallett) / Everything Is Recorded (Everything Is Recorded by Richard Russell 収録)

 UKを代表するインディーレーベル、XL RecordingsのオーナーであるRichard Russell(リチャード・ラッセル)によるコラボレーションプロジェクト、Everything Is Recordedエヴリシング・イズ・レコーデッド)がデビューアルバム『Everything Is Recorded by Richard Russell』を2018年2月にリリース。そのタイトルトラックです。

・Everything is Recorded - Everything Is Recorded feat. Sampha & Owen Pallett


 XL傘下のYoung Turksに所属するSamphaサンファ)をボーカルにフィーチャー。ダビーでエレクトロニックなビート、同じく本曲でフィーチャーされているOwen Pallettオーウェン・パレット)による流麗で物悲しいヴァイオリンの調べ、そこにサンファのソウルフルな歌声が乗る曲。後半にゴスペルのようなコーラスが入り盛り上がっていくところがヤバいですね。ボーナストラックを除くとアルバムの最後の曲で、まさにラストを飾るにふさわしい曲です。

 アルバムについてはこの記事に載っているリチャードのインタビューに詳しいのでそちらを読んでもらうとして、興味を持ってもらうためにアルバムに参加している豪華なメンツを一覧でどうぞ。

・ボーカル
SAMPHA:ロンドン出身のシンガー。デビュー作は2017年のマーキュリープライズ受賞。
GIGGS:ロンドン出身のラッパー。Drakeのアルバムに参加したことも話題に。
IBEYI:キューバ出身の双子姉妹デュオ。
OBONGJAYAR:ナイジェリア生まれのシンガー。
INFINITE:Wu-Tang Clanのゴーストフェイス・キラーの息子。
WIKI:NYのラップグループ、RATKINGのメンバー。
SYD:The Internetのシンガー。

・インスト
KAMASI WASHINGTON
DAMON ALBARN
RACHEL ZEFFIRA
PETER GABRIEL
OWEN PALLETT
WARREN ELLIS
※説明割愛

 リチャード・ラッセルさんはレーベル主宰者という顔だけでなく、ギル・スコット=ヘロンの2010年作『I'm New Herev』、ボビー・ウーマックの2012年作『The Bravest Man in the Universe』や、Blurのデーモン・アルバーンの2014年のソロ作『Everyday Robots』などのプロデュースなどでも知られる人物ですね。彼の所有するスタジオ「The Copper House」に集まった様々なアーティストによるコラボが詰まったアルバムですが、これだけ豪華なメンツなのにアルバムとしての統一感もあって素晴らしいです。

 豪華ついでにXL Recordingsに所属する主なアーティスト一覧。今世紀最も売れているアーティスト、アデルや、レディオヘッドなどもXL所属です。個人的にはXLといってパッと思い浮かんだのがプロディジーのカニさんアルバム『The Fat of the Land』です。古い。。

・現所属アーティスト
Adele
Arca
The Avalanches
Frank Ocean
Ibeyi
Jack White
King Krule
Låpsley
Radiohead
Sigur Rós
Thom Yorke
Vampire Weekend

・かつてリリースしたことあるアーティスト
Atoms for Peace
Basement Jaxx
Badly Drawn Boy
Beck
Dizzee Rascal
The Horrors
M.I.A.
The Prodigy
Tyler, The Creator
Wiley

・young turks所属
FKA twigs
Jamie xx
Kamasi Washington
Sampha
The xx

 Apple Musicで「ベスト オブ XL」なんてプレイリストがあったんですが、このリストがまたヤバいのでそちらもチェックを。


Everything Is Recorded -『Everything Is Recorded by Richard Russell』収録曲リスト
01. Intro
02. Close But Not Quite (feat. Sampha)
03. She Said (feat. Obongjayar & Kamasi Washington)
04. Wet Looking Road (feat. Giggs)
05. Mountains of Gold (feat. Sampha, Ibeyi, Wiki and Kamasi Washington)
06. Show Love (Feat. Syd & Sampha)
07. Echoes In The Bone (feat. Rachel Zeffira) (Interlude)
08. Bloodshot Red Eyes (feat. Infinite & Green Gartside)
09. Cane (feat. Ibeyi)
10. Purify - Interlude (feat. Infinite & Peter Gabriel)
11. Be My Friend (feat. Infinite)
12. Everything Is Recorded (feat. Sampha & Owen Pallett)
---bonus track---
13. Washed Up On the Shore (feat. Obongjayar and Warren Ellis)
14. D’elusion (feat. Infinite, Mela Murder and Green Gartside)
15. Early This Morning (feat. Giggs)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Blood On Me / Sampha (Process 収録)
(No One Knows Me) Like The Piano / Sampha (Process 収録)



カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2018年03月14日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Always Ascending / Franz Ferdinand (Always Ascending 収録)

 Franz Ferdinandフランツ・フェルディナンド)、2018年2月9日にDominoからリリースされる5枚目のアルバム『Always Ascending』からの1stシングル"Always Ascending"。アルバムの1曲目でタイトルトラックになっています。

・Franz Ferdinand - Always Ascending (Official Video)


 フランスのエレクトロデュオ、Cassius(カシアス)のフィリップ・ゼダールをプロデュースに迎えたのが功を奏したかもともと踊れるバンドだったけど、さらにダンサブルになった印象。Sparksとのコラボバンド、FFSのアルバムをはさんだとはいえ、前作『Right Thoughts, Right Words, Right Action』から5年というそこそこ長いブランクの間、ヴォーカルのアレックス・カプラノスと双璧をなす存在感を放っていたギタリストのニック・マッカーシーが脱退。その穴を埋めるために新たにギタリストにDino Bardotを、そしてこれまでにいなかったキーボード専従のメンバーとしてJulian Corrieを加えたのも大きいかも。

 歌詞に目を向けると、「Whisper "we’ll miss you". But go. Let go」とニックを失ったショックを抱えながらも前を見て進んでいくしかないっていう決意が感じられますね。ちなみにニックは家族との時間を大事にしたいという理由とサイドプロジェクトにも力を入れたいとのことで脱退。2つの道に別れてしまったけど、それぞれの今後の作品(まずは本作)も楽しみ。でも、またいつか一緒にやって欲しいなぁ。

 2018年1月25日に行われた一夜限りの来日公演のセトリはこちら。新作からめっちゃやってますね。1月26日にはテレ朝のミュージックステーションにも出演。勝手な予想だけど、今年のフジロックあたりに出演しそうな予感。

2018.01.25 Franz Ferdinand@新木場STUDIO COAST Setlist

01. Lazy Boy
02. No You Girls
03. Paper Cages
04. Do You Want To
05. Walk Away
06. Academy Award
07. Matinee
08. Lois Lane
09. Love Illumination
10. Huck & Jim
11. Take Me Out
12. Lucid Dreams
13. Glimpse Of Love
14. Feel The Love Go
---encore---
15. Always Ascending
16. Ulysses
17. Fire


Franz Ferdinand -『Always Ascending』収録曲リスト
1. "Always Ascending"
2. "Lazy Boy"
3. "Paper Cages"
4. "Finally"
5. "The Academy Award"
6. "Lois Lane"
7. "Huck and Jim"
8. "Glimpse of Love"
9. "Feel the Love Go"
10. "Slow Don't Kill Me Slow"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード




【サイト内関連記事】
Do You Want To / FRANZ FERDINAND (You Could Have It So Much Better 収録)
Ulysses / Franz Ferdinand (Tonight: Franz Ferdinand 収録)
FRANZ FERDINAND@Zepp Tokyo 感想&セットリスト
カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2018年01月25日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Everybody Wants To Be Famous / Superorganism (Superorganism 収録)

 UKはロンドンを拠点に活動する8人組バンド、Superorganismスーパーオーガニズム)の2018年3月2日に名門Dominoからリリースされるデビューアルバム『Superorganism』からの先行シングル"Everybody Wants To Be Famous"。

・Superorganism - Everybody Wants To Be Famous (Official Video)


 さまざまな音がつまった遊び心溢れるサウンドに、日本人ボーカリスト(まだ17歳なんだとか!)・Oronoのやる気があるのかないのかすらわからない脱力系ボーカルがこれまた気持ち良い曲。"Everybody Wants To Be Famous"(みんな有名になりたい)って歌われる歌詞が、子供のなりたい職業の上位に「ユーチューバー」がランクインするような今の世相を表しているようないないような。

 そんなバンド、Superorganismはそれこそ結成の経緯も今風。前述のOnoroが日本出身(当時はアメリカ在住)なのをはじめ、アメリカ、韓国、オーストラリア、ニュージーランドなどからインターネットを通じて知り合い、当初は曲作りもネット経由でリモートで行っていたそう(1stシングル"Something For Your M.I.N.D."はその当時作られています。現在はロンドンで共同生活中)。メンバーの名前はこんな感じ。なんかハンドルネームっぽいですねぇ。

・Superorganism member
Orono
Harry
Emily
Ruby
B
Tucan
Soul
Robert

 当初あまりに情報がなさすぎたこともあり、OronoがGorillazのヌードルのルックスに似てるとかで、デーモン・アルバーンの覆面ユニットなんじゃないかと噂されたこともあったんだとか。言われてみればゴリラズに通じるところもありますね。

 ちなみにバンド名にあるorganism(オーガニズム)は日本語にすると「生物」とか「有機体」を意味する言葉(スペルをちょっと変えると全然別の意味になるのでご注意を・・・)で、そこにsuperってついてて、つまり「超有機体」ってことですよね。なんかこの「超」ってつけちゃうところがちょっとテキトーな感じでかっこいいと思います。

 ちなみにバンドはBBCの選ぶ有力新人リスト「Sound of 2018」にもリストアップされているので要チェック!ブレイク必至です。すでに来日も決まっています。(残念ながらチケットソールドアウト。チケット余ってる人いたら譲って下さい!)

■Superorganism “A Tour For Your M.I.N.D. 2018”
日時:2018年2月5日(月) Open 18:00 / Start 19:00
場所:東京・Shibuya WWW

 というわけで、この"Everybody Wants To Be Famous"が新年最初のおすすめ曲紹介記事となりました。今年も少しでも多く紹介できればと思います!


Superorganism -『Superorganism』収録曲リスト
1. "It’s All Good"
2. "Everybody Wants To Be Famous"
3. "Nobody Cares"
4. "Reflections On The Screen"
5. "SPRORGNSM"
6. "Something For Your M.I.N.D."
7. "Nai’s March"
8. "The Prawn Song"
9. "Relax"
10. "Night Time"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2018年01月14日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Holy Mountain / Noel Gallagher’s High Flying Birds (Who Built The Moon? 収録)

 ノエル・ギャラガー率いるNoel Gallagher’s High Flying Birdsノエル・ギャラガーズ・ハイ・フライング・バーズ)、2017年11月リリースの3枚目のアルバム『Who Built The Moon?』からの1stシングル"Holy Mountain"。UKシングルチャート69位。

・Noel Gallagher’s High Flying Birds - Holy Mountain


 サックスにティン・ホイッスル、ごった煮の音の塊が迫ってくるノエル流グラムロックと言えるブギーを効かせたノリのいい曲(リアム・ギャラガーには「音が多すぎ」と酷評されていましたが・・・)。歌詞もいきなり「踊れ!踊れ!」って始まるし、これは踊らなきゃソンソンですね。オルガンでPaul Wellerポール・ウェラー)が参加しているのも話題。個人的にはさらにベースを弾いているのが元JellyfishのJason Falkner(ジェイソン・フォークナー。ソロやBeckのサポートなんかでも有名です)がツボです。アルバムでもほとんどの曲に参加しています。

 ミュージックビデオを手がけたのはグラフィックデザイナーで『Ghost Box』というインディーレーベルも主宰するJulian House。BBCの伝説的音楽番組『TOP OF THE POPS』で70年代に使われていたカメラで撮影したそうです。レトロな雰囲気の仕上がりになっているのもその効果ですかね。

 この曲はベルギー出身のアーティスト、プラスティック・バートランドの77年の"Ca Plane Pour Moi"ってヒット曲に似てるって話もあるけど、まぁそこはご愛嬌というか、こういう曲調だと似てしまうのは仕方ないでしょう。

・Plastic Bertrand - Ca Plane Pour Moi


 まぁこれにもって話になってくると新しい曲できなくなりますね。。

・Ricky Martin - She Bangs


 それよりアルバム『Who Built The Moon?』(「誰が月を作ったの?」)には"The Man Who Built the Moon"って曲なんかあって、デヴィッド・ボウイの『The Man Who Sold the World』(『世界を売った男』)を意識しているのは明白で、そういうオマージュが散りばめられているところがノエルの面白いところですよね。

 アルバムのプロデュースはデヴィッドはデヴィッドでもDavid Holmes(デヴィッド・ホルムズ)。エレクトロニック系のアーティストだけど、Primal Screamを手がけていたりこういったダンス色やサイケ色の濃いロックを手がけるのにはもってこいの人選ですね。もうちょっとアルバムを聴いたら他の曲も紹介してみたいと思います。

 最後に余談ですが、期せずして同じ年にアルバムをリリースしたリアム・ギャラガー、個人的にはアルバムからの1stシングル対決ではリアムの"Wall Of Glass "の方が好きだったりします。比べても仕方ないんですけどね。。


Noel Gallagher’s High Flying Birds -『Who Built The Moon?』収録曲リスト
1. "Fort Knox"
2. "Holy Mountain"
3. "Keep on Reaching"
4. "It's a Beautiful World"
5. "She Taught Me How to Fly"
6. "Be Careful What You Wish For"
7. "Black & White Sunshine"
8. "Interlude (Wednesday Part 1)"
9. "If Love Is the Law"
10. "The Man Who Built the Moon"
11. "End Credits (Wednesday Part 2)"
12. "Hum Jaise Hai"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
NOEL GALLAGHER & GEM OF OASIS@恵比寿LIQUIDROOM 感想&セットリスト
If I Had A Gun... / Noel Gallagher (Noel Gallagher’s High Flying Birds 収録)
Noel Gallagher’s High Flying Birds@TOKYO DOME CITY HALL
In The Heat Of The Moment / Noel Gallagher’s High Flying Birds (Chasing Yesterday 収録)
Ballad Of The Mighty I / Noel Gallagher's High Flying Birds (Chasing Yesterday 収録)


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年11月28日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Things People Want / Paul Draper (Spooky Action 収録)

 Paul Draperポール・ドレイパー)ソロデビュー!・・・と聞いてどれくらいの人が反応してくれるのかわからないけど、個人的には大興奮。90年代後半ブリット・ポップ円熟期に登場し人気も評価も高かったバンド、Mansunマンサン)のフロントマンが2003年の解散から14年の時を経てついにソロ1stアルバム『Spooky Action』をリリース。"Things People Want"はアルバムからの先行シングル。

・Paul Draper - Things People Want


 哀愁のあるイントロからポール・ドレイパー印満点ですが、なにより歌が始まって聞こえてきた声の衰えのなさが嬉しくて仕方ない。この粘っこいというかなんというか独特なヴォーカルがたまらない。シンセ主体のサウンドがメロディに合っててすごくいいです。アルバムの他の曲も含めソロということでギターロックバンド然としたサウンドではないけど、マンサンの時もそういう部分があったし、低音ヴォーカルってとこがDepeche Modeなんかにも通じる感じでなかなか良い。

 というわけで完全復活と言っていいでしょう。まぁ実は昨年からEPは2枚ほど出ていて(アナログ盤チャートやデジタルじゃなくてフィジカルチャートでは軒並み上位にランクインしていました)、このフルアルバムにもその辺の曲が何曲か入っているので初めて聴く曲は少ないけど、こうしてアルバムとしてまとめてくれたってのが本気度が伝わりますね。本アルバムも全英チャートで19位になっているので待ってた人も多そうです。

 UKではライブツアーもやってるっぽいので、こうなったら日本に来てほしい。本作とちょっとでいいからマンサンナンバーを期待。てか、これを書いている時点でWikipediaで『Spooky Action』のページがあるのは日本語版だけ。英語版にすらないってところが日本での人気を物語っていますね。本当は2009年のMy Vitriolの来日公演にゲスト出演するはずだったのに。。。(確か公演直前に日本への飛行機に乗っていないことが発覚したんだよね。結局あれはなんだったのだろうか)。ちなみにアルバムジャケットのポールは靄がかかっててよく見えませんが、最近の海外サイトの写真を見る限り、少し顎のラインは丸くなったけどいい感じのナイスミドルになっているようなのでご心配なく(笑)


Paul Draper -『Spooky Action』収録曲リスト
1. Don't Poke The Bear
2. Grey House
3. Things People Want
4. Who's Wearing The Trousers
5. Jealousy Is A Powerful Emotion
6. Friends Make The Worst Enemies
7. Feeling My Heart Run Slow
8. You Don't Really Know Someone `Til You Fall Out With Them
9. Can't Get Fairer Than That
10. Feel Like I Wanna Stay
11. The Inner Wheel
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Stripper Vicar / Mansun (Attack of the Grey Lantern 収録)
Take It Easy Chicken / MANSUN (Legacy: The Best of Mansun 収録)
What Goes Around / The Anchoress (Confessions of a Romance Novelist 収録)

カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年09月09日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Wall Of Glass / Liam Gallagher (As You Were 収録)

 ついについに、我らがLiam Gallagherリアム・ギャラガー)が帰ってきた!!説明不要といいつつ説明するけど、元オアシス(一応元ビーディ・アイ)のボーカリスト、稀代の名ソングライターであるNoel Gallagherの弟。そんな前置きは置いといて、彼のソロデビューシングル"Wall Of Glass"が2016年6月1日にリリースされました。

・Liam Gallagher - Wall Of Glass (Official Video)


 なんか妙に興奮してこのブログを書いているけど、ただリリースされたのが嬉しいのではなく、曲が笑っちゃうくらいかっこいいのです。ブルージーかつハードでソウルフル。軽快なリズムも良し。これぞリアムというボーカルも堪能できちゃうというね。最高。

 ソングライティングのクレジットはリアム自身。「And the stone you throw Will turn back in its path One day you'll shatter like a wall of glass」(お前が投げる石は返って来て、ある日お前はガラスの壁みたいに砕け散る」って歌詞はなんだか兄ノエルとの関係なんじゃないかと勝手に思ってます。兄弟の和解からのオアシス再結成も気になるところですが、最近活動停止した国民的アイドルグループとも取れるフレーズ「one direction」が出てきたり、再結成したマンチェスターの先輩ストーン・ローゼズを想起させる「I believe the resurrection's on」なんてのも出てきたりとなんだか意味深。「オアシスにはまだやり残した仕事がある」的な発言を最近してたのも気になります。

 今のところレコーディングのメンバーとかはわかっていないけど、この曲のプロデューサーを務めるのはAdeleの"Hello"なども手がけたThe Bird and the Beeのグレッグ・カースティンだけに一流のミュージシャンが参加しているのは間違いないでしょう。アルバムがどういうものになるのか楽しみ。(タイトルは『As You Were』って言われてたけど、正式に決まったのかな?)(追記)タイトルは『As You Were』に正式に決定したようです。リリースは2017年10月6日。

 とにかくこの素晴らしいシングルと来るアルバムは、先日の痛ましいテロで悲しみにくれるマンチェスターの人々にもきっと力を与えてくれるんじゃないかと思います。

 リアム・ギャラガーはソロでサマソニ2017とソニマニ2017への出演が決まっています。参考までに5月31日にManchesterのO2 Ritzで行われたソロデビューライブのセットリストを載せておきます。タイトル見るだけでアガりますね。

2017.05.31 Liam Gallagher@O2 Ritz Setlist

SE. Fuckin' in the Bushes (Oasis song)
01. Rock 'n' Roll Star (Oasis song)
02. Morning Glory (Oasis song)
03. Greedy Soul
04. Wall of Glass
05. Bold
06. Paper Crown
07. D'You Know What I Mean? (Oasis song)
08. Slide Away (Oasis song)
09. All I Need
10. I Get By
11. You Better Run
12. Universal Gleam
13. Be Here Now (Oasis song) (with Bonehead on guest guitar)
---encore---
14. Live Forever (Oasis song) (A capella)


Liam Gallagher -『As You Were』収録曲リスト
1. "Wall Of Glass"
2. "Bold"
3. "Greedy Soul"
4. "Paper Crown"
5. "For What It"s Worth"
6. "When I"m In Need"
7. "You Better Run"
8. "I Get By"
9. "Chinatown"
10. "Come Back To Me"
11. "Universal Gleam"
12. "I've All I Need"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Acquiesce / oasis (The Masterplan 収録)
Fuckin' In The Bushes / oasis (Standing On The Shoulder Of Giants 収録)
Turn Up The Sun / oasis (Don't Believe the Truth 収録)
The Importance Of Being Idle / oasis (Don't Believe The Truth 収録)
Wonderwall / oasis ((What's The Story)Morning Glory? 収録)
Hello / oasis ((What's The Story)Morning Glory? 収録)
DON'T LOOK BACK IN ANGER / oasis (FAMILIAR TO MILLIONS 収録)
Stand By Me / oasis (BE HERE NOW 収録)
Supersonic / oasis (Definitely Maybe 収録)
oasis@国立代々木競技場第一体育館 感想&セットリスト
D'You Know What I Mean? / oasis (BE HERE NOW 収録)
Whatever / oasis (Whatever 収録)
The Shock of the Lightning / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
Bag It Up / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
I'm Outta Time / oasis (Dig Out Your Soul 収録)
oasis@幕張メッセ国際展示場 「JAPAN TOUR 2009」 感想&セットリスト
Bring The Light / Beady Eye (Different Gear, Still Speeding 収録)
The Roller / Beady Eye (Different Gear, Still Speeding 収録)
Beady Eye@Zepp Tokyo (opening act:a flood of circle) Japan Tour 2011
Flick Of The Finger / Beady Eye (BE 収録)



(2017.07.03最終更新)
カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年06月03日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Fire That Burns / Circa Waves (Different Creatures 収録)

 UKはリバプール出身の4人組、Circa Wavesサーカ・ウェーヴス)の"Fire That Burns"。2017年3月10日リリースの2ndアルバム『Different Creatures』(全英11位)からの2ndシングル。

・Circa Waves - Fire That Burns


 イントロからガツンとくるギターサウンドにUKロック的なグッドメロディ、そしてサビでまた激しくなる音に一発でやられた。これはかっこいい。ちなみにシングルの時のクレジットにアメリカの3ピースバンド、PVRISがフィーチャーされていると書かれていたけど、どの辺で関わっているんだろ?

 歌詞に関しては、ヴォーカルのキエラン・シュッダルが以下のように語っているのが日本のオフィシャルサイトに書いてありました。
この曲は双方についての曲で、相手を喜ばせるために人はどこまでやるかについて歌っている。情熱が持つダークな面を表しているんだ


 ミュージックビデオはサスペンス映画のような作りになっていて、現実と虚構が入り混じり混乱していく主人公をキエランが好演してます。最後のシーンとか良くできてて面白い。ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』で知られる俳優のIsaac Hempstead-Wright(アイザック・ヘンプステッド=ライト)が出演しているのにも注目。彼はサーカ・ウェイヴスのファンなんだとか。

 それにしても本アルバムでの進化はなかなかすごいと思う。スマパンやArctic Monkeys、Nine Inch Nailsなどを手がけたAlan Moulder(アラン・モウルダー)をプロデューサーに迎えたのは大きいのかもしれないけど、まず何と言っても曲が良いのと、デビューから培ってきたライブでの演奏能力も加わっていると思うし、なんか音に自信が満ち溢れている感じがします。過去に2回サマソニでライブを見て、「かっこいいけどもう一押し足りない」感があったんだけど、完全に払拭されました。同じくオフィシャルでアルバムについてキエランは、デビュー・アルバムと比べて新作が大きく変化したことについて以下のように語ってます。
変化はしたけど、サーカ・ウェーヴスらしさは残っていると思う。前と同じような作品も作りたければ作れたけど、自分自身が好きなバンドも、ビートルズのように、全然違うバンドがプレイしているようなレコードを作るバンドなんだよね。進化や変化は大切なことだと思う。特に今、音楽業界内での移り変わりは激しい時だしね


 曲が激しくなっただけではなく、ちょっとニューウェーブぽいタイトルトラックの"Different Creatures"やアコースティックな"Love’s Run Out"などバリエーションも増えてて、今後も楽しみ。まずは2015年、2016年に続いて、3年連続出演となるSUMMER SONIC 2017のステージを楽しみに待ちましょう。


Circa Waves -『Different Creatures』収録曲リスト
01. Wake Up
02. Fire That Burns
03. Goodbye
04. Out On My Own
05. Different Creatures
06. Crying Shame
07. Love’s Run Out
08. Stuck
09. A Night On The Broken Tiles
10. Without You
11. Old Friends
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年03月18日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Say Something Loving / The xx (I See You 収録)

 UKの3ピース、The xxザ・エックスエックス)の2016年1月13日リリースの3rdアルバム『I See You』(全英1位・全米5位)収録曲"Say Something Loving"。

・The xx - Say Something Loving (Official Music Video)


 胸が締め付けられるようなラブソング。歌詞はロミーとオリバーの共作になっていますが、「additional production by Romy Madley Croft」と付記されているところを見ると、最近婚約を発表したロミーの思いが強くこもってる感じがします(ちなみに婚約相手はヴィジュアル・アーティストのHannah Marshall)。"On Hold"と同じくAlasdair McLellanが手がけたシンプルな青い背景で演奏する3人のシーンに、南ロンドンで撮影された映像が差し込まれるミュージックビデオも必見。後、「Before it slips away」というフレーズが印象的なイントロとサビ前パートは、Billy AlessiとBobby Alessiによる双子デュオ、アレッシー・ブラザーズの76年作"Do You Feel It?"がサンプリングされています。

・Alessi Brothers - Do You Feel It ? (1976)


 The xxはフジロック2017への出演が決まっています。Green Stageのトリ前かWhite Stageのトリかなぁ。すごいステージになりそう。絶対に見ないと損しますよ。


The xx -『I See You』収録曲リスト
1. "Dangerous"
2. "Say Something Loving"
3. "Lips"
4. "A Violent Noise"
5. "Performance"
6. "Replica"
7. "Brave for You"
8. "On Hold"
9. "I Dare You"
10. "Test Me"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Crystalised / THE XX (xx 収録)
Angels / The xx (Coexist 収録)
On Hold / The xx (I See You 収録)
The xx@幕張メッセ 感想&セットリスト

カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年03月12日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. No Diggity / Alice Jemima (Alice Jemima 収録)

 UKはデヴォン出身の22歳の女性シンガーソングライター、Alice Jemimaアリス・ジェミマ) がセルフタイトルとなるデビューアルバム『Alice Jemima』を2017年3月3日にリリース。ロンドンのインディーレーベルSunday Best Recordingsより。プロデュースは、London Grammar、Bloc Party、Foxesなどを手がけるRoy Kerr。

・Alice Jemima - No Diggity


 "No Diggity"はアルバム収録曲。1996年にR&Bグループのブラックストリートが全米1位を獲得した大ヒット曲のカバーです。オリジナルはこちら。

・Blackstreet - No Diggity ft. Dr. Dre, Queen Pen


 アリスのこのカバーはSoundcloudでは300万回以上再生されたことで話題になっていました。オリジナルよりグッとテンポを落とし、インディーR&Bぽい雰囲気に仕上げていてすごくかっこいい。雰囲気としてはBANKSあたりが好きな人は結構ハマるかも。

 実は私、3年半位前にロンドンに旅行した際にアリスのライブを見たことがあります。お目当てだったバンドの前座での出演で時間は短かったのですが、そのキュートなルックスと歌声、曲も良くてすごく記憶に残ってました。こうしてデビューアルバムを発表してくれてなんかすごく嬉しい。ちなみにお目当てはLet's Buy Happinessというバンドでメチャクチャカッコ良かったのですが、デビュー作(ぜひ聴いて欲しい→Start It / Let's Buy Happiness)をリリースするレーベルが見つけられず、自主制作で配信のみのリリースして解散してしまっただけに感慨もひとしお。

 脱線したので話をアリス・ジェミマに戻すと、ライブの時はかなりローファイな感じだったのがこのデビュー作ではかなり洗練された作品になってて「これはひょっとして売れるかも!」って予感がしますね。特に日本ではフェスにでも出れば一気に人気出そう。ぜひ来日を!


Alice Jemima -『Alice Jemima』収録曲リスト
1. Electric
2. Dodged a Bullet
3. No More
4. Liquorice
5. Falling out of Love
6. When You Dance
7. So
8. Toxic
9. No Diggity
10. Live for Now
11. Cocoa Liquor
12. Take Me Back
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Let's Buy Happiness@Hoxton Square Bar & Kitchen in London (Memory Maze、Alice Jemima)

カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年03月07日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2010年代)
  3. Priestess / Pumarosa (Pumarosa 収録)

 南ロンドンを拠点にする5ピースバンド、Pumarosaピューマローザ)の2016年9月リリースのEP『Pumarosa』収録曲"Priestess"。

・Priestess


 パティ・スミスを彷彿させるような低音ヴォーカルで「You dance, you dance, you dance」と繰り返される歌。反復しながら徐々に盛り上がっていくにサイケデリックな音像。なかなかドープな感じがしてかっこいいです。後半に入ってくるサックスも個人的にツボです。

 バンドの簡単なバイオ。メンバーは以下の5人。

・Pumarosa member
Isabel Munoz-Newsome(イザベル・ムニョス・ニューサム):リード・ボーカル、ギター
Henry Brown(ヘンリー・ブラウン):ベース
Tomoya Suzuki(トモヤ・スズキ):シンセサイザー、サックス
Neville James(ネヴィル・ジェイムス):ギター
Nicholas Owen(ニコラス・オーエン):ドラム

 イザベルとニコラスが2人で組んでいたパンク・デュオに他の3人が加入して結成。この"Priestess"でデビュー。この曲のミュージックビデオに登場する女性の振り付けはイザベルの妹が担当しているんだとか。プロデュースはフランツ・フェルディナンドの『Tonight: Franz Ferdinand』などを手がけたダン・キャレイ。所属レーベル・Chess ClubはMØやHindsなどをリリースしているところです。名前もルックスも日系人ぽいメンバーも気になるところですね。

 本EPは2016年9月にリリースされたものですが、日本盤としてボーナストラックを加えて2017年2月に再リリース。そして、『Hostess Club Weekender』での来日も決まっているのでそのタイミングってことでしょうか。フルアルバムはまだですが、結構期待のバンドだと思います。

■Hostess Club Weekender
2017年2月25日(土):Pixies / MONO / Girl Band / Pumarosa
2017年2月26日(日):The Kills / Little Barrie / The Lemon Twigs / Communions
会場:新木場STUDIO COAST


Pumarosa -『Pumarosa』収録曲リスト
1. PRIESTESS
2. HONEY
3. CECILE
4. SINKING HEART (DEMO)
5. PRIESTESS (SHURA REMIX) (JAPAN BONUS TRACKS)
6. ORIGINAL SINNA (JAPAN BONUS TRACKS)
7. HATCHED AND CROSS HATCHED (JAPAN BONUS TRACKS)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : UK Rock (2010年代) ・ comments(0)  
2017年02月17日(金)

Related Posts with Thumbnails