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nest festival'10@Shibuya O-EAST (在日ファンク、OGRE YOU ASSHOLE、PE'Z、group_inou 他) 感想&セットリスト
カテゴリ・タグ:LIVE (2010)
2010.10.24
ksmusic最新情報
O-EASTにて開催された『nest festival'10』に行ってきました。
詳しい経緯は知りませんが、名前と出演者のMCから察するにO-EASTと同じくOグループのO-nestが企画したものっぽいですね。
出演者は、以下。
PE'Z / OGRE YOU ASSHOLE / group_inou / The Advantage(from US) / 在日ファンク
ペトロールズ / Discharming man / YOMOYA / oono yuuki
長谷川健一(+石橋英子+山本達久) / Ryan Francesconi(from US)
以下、簡単にレポを。
1発目を飾るのはPE'Z。
オープニングアーティストとしては贅沢ながら、イベントを盛り上げて行くのには最高の出番ですね。
和とジャズ。
トランペットとサックスのホーン隊に絡むキーボードのメロディとリズム隊、どれも相変わらずカッコイイバンドですね。
なんかこれまで何度か見たライブよりも若干衣装が地味な感じがしたけど、よく見るとメンバーの着ているTシャツが凝ってたりして、その辺のさりげなさがイイネ。
"Akatsuki"や"Hale no sola sita"とかあんまり詳しくない私にもわかる曲も聴けて楽しかった。
今回のこのフェスの会場になったO-EASTは実はステージの横の方にもう1個ちっちゃなステージがあって(以前別のイベントでも使ってるの見ました)、今日はそこも使って進行。
というわけで、お次のYOMOYAはそこで。
名前すら初めて聞くバンドでしたが、なかなか良かった。
歌はポップス風なんだけど、演奏はローファイっぽいオルタナ臭があったりと不思議な感じ。
キーボードの人が軽くキモイ感じがあったのはわざとなのか天然なのか分かりませんが、彼のだす音が曲を魅力的にしてる気がした。
次はメインステージに戻ってペトロールズ。
こちらも名前も初めて聞くバンドだなぁって思ってうちにメンバー登場。
ん?ボーカルギターの人、どっかで観たことが・・・
って、東京事変の浮雲じゃないですか。。
(ペトロールズでは長岡亮介と本名で活動してるみたい)
事変でもその歌声を時たま聞かせてくれますが、上手いって訳ではないけど、なかなか優しげな愁いを帯びた声してますよね。
穏やかな曲が中心だけど、時に激しくギターを弾きまくる姿はやっぱカッコイイ。
リズム隊の2人もかなり良かったです。
続いてサブステージでRyan Francesconi。
ジョアンナ・ニューサムのバックを務めてる人だそうです。
(今年ジョアンナのライブ観ときにもいた人です)
今回はそのライアンのアコースティックの弾き語り。
いやぁもう音が優しすぎる。
繊細な音に酔いしれた。
アコースティックギターってあれだけ弾けたら楽しくて仕方ないだろうなぁっていつも思う。
メインに戻ってDischarming man。
札幌から着たバンドだそうです。
名前からどうしてもThe Smith(名曲"This Charming Man")っぽい音なのかなって連想してしまいますが、かなり激しい音、特に轟音ギターとその対比となるキーボードの音が印象的なバンドでした。
むしろヴォーカルさんの頭が爆発しててThe Mars Voltaって感じ。
よくよくメンバー見て、おっさんが1人いるなぁって思ってたら、bloodthirsty butchersの吉村秀樹だった。
なるほど、そりゃ轟音だわ・・・
サブステージにて長谷川健一(+石橋英子+山本達久) 。
すごくいい歌を聴かせてくれたけど、このあたりで結構疲労がたまってきて、酒とか飲んでたらウトウトしながら聞いてしまった。
ここから後半戦。
テンション上げていこー。
お次は、そういう気分にもってこいなgroup_inou。
ステージ前の幕が上がる前からサウンドチェック用のビートとライムが響き渡り、俄然テンション上がる。
激しく頭を振りながらアゲアゲなビートを繰り出すimaiと、ステージを動き回り速射砲のようなライムを繰り出すcp。
そんな2人のルックスは相変わらず地味ですでねぇ(笑)
imaiのトークも人を食ったような話ばかりで笑える。
cpが一旦ステージから下がって(Tシャツを着替えてきたっぽい)戻ってきて、「あ、まだこの曲じゃなかった」みたいなこと言って、着てきたTシャツを脱いだりとか、そんなグダグダなところを見せつつも、曲が始まるとカッコイイというこのギャップがたまらんね。
次のサブステージのoono yuukiはてっきり弾き語りとかする人なのかと思ってたら、かなり大所帯のバンドでした。
oono yuuki以外に、ギター・ベース・ドラム・キーボードがいて、さらにチェロとフルートまで。
ステージに人がいっぱい。
ホンワカしてるようで激しい、民族音楽っぽいのとかいろんな音楽が混ざった雑食サウンドがかなり良かった。
今日出会ったバンドで一番の収穫かも。
カッコイイ!
そして、ここからお目当てゾーンへ。
まずは、OGRE YOU ASSHOLE。
ここ最近の日本のロックバンド(J-POPバンドではなくロックバンド)では1,2を争うほど好きかも。
ライブがかっこいいんだ。
ステージの幕は上がっていたものの、サウンドチェックを兼ねて曲の途中まで演奏したりとかして、そのまま一言挨拶だけしてライブスタート。
1曲目は"バランス"からスタートし、そこから"タンカティーラ"〜"どちらにしろ"と最新ミニアルバム『浮かれている人』から3連発。
先月見たFactoryの時は"バランス"しかやらなかったので、ライブで聴けてうれしい。
"タンカティーラ"のビーチボーイズみたいなコーラスが結構ツボです。
後、「浮かれてる曲やります」ってMCはウケた。
それよりも、実は出番の直前に会場に着いたって話をしてた。
中央高速に乗ってたら渋滞に巻き込まれ、車を乗り捨てて途中から電車で来たんだって。
そんな準備不足も感じさせず最後の"アドバンテージ"までやって終了。
やっぱこのバンドいいわ。
"ヘッドライト"とかカッコよすぎた。
次はサブでThe Advantage。
ポストロックな緻密さと爆音がカッコイイ。
よく知らないバンドだったけど、調べたらHELLAとかの名前が出てきたので、「あーそういことか」って妙に納得してしまいました。
で、ところどころ聞き覚えのあるメロディがあるなぁって思ってたら、バンドのコンセプトがファミコンゲームの音楽を鳴らすってものみたいですね。
元ネタに詳しかったらもっと楽しめそう。
さてさてお昼の2時から始まったこのフェスも8時半を余裕で回り、いよいよトリの時間。
トリを務めるのはSKAROCKのトロンボーニスト、ハマケンこと浜野謙太率いる在日ファンクです。
本日最大のお目当て。
以前、カクバリズムのイベントでハマケンがオープニングでターンテーブル回して踊ってるのは見たけど、フルバンドはお初です。
まずは、ギター、ベース、ドラムに、サックス・トランペット・トロンボーンのホーン隊の演奏が始まる。
そこに満を持してハマケンがスーツ姿で登場!
そして、ジェイムス・ブラウンばりに踊りまくる!
おおー、カッコイイ。。
動きのキレがすごい!
コールアンドレスポンスあり、合唱ありで、初めてでも楽しめる。
ジャニーズばりに3カ月連続シングルリリースなんてのも控えてるらしいが、まずはライブを見た方が彼らの魅力が伝わる気がする。
そして、個人的にはハマケンの動き以上に、トロンボーンのジェントル久保田の動きや表情がツボでした(笑)
そんな在日ファンクでネストフェスも大団円。
みんなそれぞれO-nestへの思いを語ったりしてたけど、私個人的にもO-nestは好きなハコ(なんと言ってもステージが近い!そして、結構好みのマイナーな洋楽バンドが出演することが多い)なので、これからもいろんなライブをやってほしいと思います。
以下、セットリスト。
2010.10.24 nest festival'10@Shibuya O-EAST Setlist
・OGRE YOU ASSHOLE Setlist
01. バランス
02. タンカティーラ
03. どちらにしろ
04. コインランドリー
05. ヘッドライト
06. ピンホール
07. レースのコース
08. しらない合図しらせる子
09. アドバンテージ
【サイト内関連記事】
・在日ファンク@TSUTAYA O-EAST 感想&セットリスト
・ピンホール / OGRE YOU ASSHOLE (ピンホール 収録)
・ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)
・バランス / OGRE YOU ASSHOLE (浮かれている人 収録)
・フラッグ(alternate version) / Ogre You Asshole (confidential 収録)
・Ogre You Asshole@渋谷CLUB QUATTRO 感想&セットリスト
・ムダがないって素晴らしい / Ogre You Asshole (ペーパークラフト 収録)
・ROPE (meditation ver) / OGRE YOU ASSHOLE (workshop 収録)
・OGRE YOU ASSHOLE@赤坂BLITZ 感想&セットリスト
詳しい経緯は知りませんが、名前と出演者のMCから察するにO-EASTと同じくOグループのO-nestが企画したものっぽいですね。
出演者は、以下。
PE'Z / OGRE YOU ASSHOLE / group_inou / The Advantage(from US) / 在日ファンク
ペトロールズ / Discharming man / YOMOYA / oono yuuki
長谷川健一(+石橋英子+山本達久) / Ryan Francesconi(from US)
以下、簡単にレポを。
1発目を飾るのはPE'Z。
オープニングアーティストとしては贅沢ながら、イベントを盛り上げて行くのには最高の出番ですね。
和とジャズ。
トランペットとサックスのホーン隊に絡むキーボードのメロディとリズム隊、どれも相変わらずカッコイイバンドですね。
なんかこれまで何度か見たライブよりも若干衣装が地味な感じがしたけど、よく見るとメンバーの着ているTシャツが凝ってたりして、その辺のさりげなさがイイネ。
"Akatsuki"や"Hale no sola sita"とかあんまり詳しくない私にもわかる曲も聴けて楽しかった。
今回のこのフェスの会場になったO-EASTは実はステージの横の方にもう1個ちっちゃなステージがあって(以前別のイベントでも使ってるの見ました)、今日はそこも使って進行。
というわけで、お次のYOMOYAはそこで。
名前すら初めて聞くバンドでしたが、なかなか良かった。
歌はポップス風なんだけど、演奏はローファイっぽいオルタナ臭があったりと不思議な感じ。
キーボードの人が軽くキモイ感じがあったのはわざとなのか天然なのか分かりませんが、彼のだす音が曲を魅力的にしてる気がした。
次はメインステージに戻ってペトロールズ。
こちらも名前も初めて聞くバンドだなぁって思ってうちにメンバー登場。
ん?ボーカルギターの人、どっかで観たことが・・・
って、東京事変の浮雲じゃないですか。。
(ペトロールズでは長岡亮介と本名で活動してるみたい)
事変でもその歌声を時たま聞かせてくれますが、上手いって訳ではないけど、なかなか優しげな愁いを帯びた声してますよね。
穏やかな曲が中心だけど、時に激しくギターを弾きまくる姿はやっぱカッコイイ。
リズム隊の2人もかなり良かったです。
続いてサブステージでRyan Francesconi。
ジョアンナ・ニューサムのバックを務めてる人だそうです。
(今年ジョアンナのライブ観ときにもいた人です)
今回はそのライアンのアコースティックの弾き語り。
いやぁもう音が優しすぎる。
繊細な音に酔いしれた。
アコースティックギターってあれだけ弾けたら楽しくて仕方ないだろうなぁっていつも思う。
メインに戻ってDischarming man。
札幌から着たバンドだそうです。
名前からどうしてもThe Smith(名曲"This Charming Man")っぽい音なのかなって連想してしまいますが、かなり激しい音、特に轟音ギターとその対比となるキーボードの音が印象的なバンドでした。
むしろヴォーカルさんの頭が爆発しててThe Mars Voltaって感じ。
よくよくメンバー見て、おっさんが1人いるなぁって思ってたら、bloodthirsty butchersの吉村秀樹だった。
なるほど、そりゃ轟音だわ・・・
サブステージにて長谷川健一(+石橋英子+山本達久) 。
すごくいい歌を聴かせてくれたけど、このあたりで結構疲労がたまってきて、酒とか飲んでたらウトウトしながら聞いてしまった。
ここから後半戦。
テンション上げていこー。
お次は、そういう気分にもってこいなgroup_inou。
ステージ前の幕が上がる前からサウンドチェック用のビートとライムが響き渡り、俄然テンション上がる。
激しく頭を振りながらアゲアゲなビートを繰り出すimaiと、ステージを動き回り速射砲のようなライムを繰り出すcp。
そんな2人のルックスは相変わらず地味ですでねぇ(笑)
imaiのトークも人を食ったような話ばかりで笑える。
cpが一旦ステージから下がって(Tシャツを着替えてきたっぽい)戻ってきて、「あ、まだこの曲じゃなかった」みたいなこと言って、着てきたTシャツを脱いだりとか、そんなグダグダなところを見せつつも、曲が始まるとカッコイイというこのギャップがたまらんね。
次のサブステージのoono yuukiはてっきり弾き語りとかする人なのかと思ってたら、かなり大所帯のバンドでした。
oono yuuki以外に、ギター・ベース・ドラム・キーボードがいて、さらにチェロとフルートまで。
ステージに人がいっぱい。
ホンワカしてるようで激しい、民族音楽っぽいのとかいろんな音楽が混ざった雑食サウンドがかなり良かった。
今日出会ったバンドで一番の収穫かも。
カッコイイ!
そして、ここからお目当てゾーンへ。
まずは、OGRE YOU ASSHOLE。
ここ最近の日本のロックバンド(J-POPバンドではなくロックバンド)では1,2を争うほど好きかも。
ライブがかっこいいんだ。
ステージの幕は上がっていたものの、サウンドチェックを兼ねて曲の途中まで演奏したりとかして、そのまま一言挨拶だけしてライブスタート。
1曲目は"バランス"からスタートし、そこから"タンカティーラ"〜"どちらにしろ"と最新ミニアルバム『浮かれている人』から3連発。
先月見たFactoryの時は"バランス"しかやらなかったので、ライブで聴けてうれしい。
"タンカティーラ"のビーチボーイズみたいなコーラスが結構ツボです。
後、「浮かれてる曲やります」ってMCはウケた。
それよりも、実は出番の直前に会場に着いたって話をしてた。
中央高速に乗ってたら渋滞に巻き込まれ、車を乗り捨てて途中から電車で来たんだって。
そんな準備不足も感じさせず最後の"アドバンテージ"までやって終了。
やっぱこのバンドいいわ。
"ヘッドライト"とかカッコよすぎた。
次はサブでThe Advantage。
ポストロックな緻密さと爆音がカッコイイ。
よく知らないバンドだったけど、調べたらHELLAとかの名前が出てきたので、「あーそういことか」って妙に納得してしまいました。
で、ところどころ聞き覚えのあるメロディがあるなぁって思ってたら、バンドのコンセプトがファミコンゲームの音楽を鳴らすってものみたいですね。
元ネタに詳しかったらもっと楽しめそう。
さてさてお昼の2時から始まったこのフェスも8時半を余裕で回り、いよいよトリの時間。
トリを務めるのはSKAROCKのトロンボーニスト、ハマケンこと浜野謙太率いる在日ファンクです。
本日最大のお目当て。
以前、カクバリズムのイベントでハマケンがオープニングでターンテーブル回して踊ってるのは見たけど、フルバンドはお初です。
まずは、ギター、ベース、ドラムに、サックス・トランペット・トロンボーンのホーン隊の演奏が始まる。
そこに満を持してハマケンがスーツ姿で登場!
そして、ジェイムス・ブラウンばりに踊りまくる!
おおー、カッコイイ。。
動きのキレがすごい!
コールアンドレスポンスあり、合唱ありで、初めてでも楽しめる。
ジャニーズばりに3カ月連続シングルリリースなんてのも控えてるらしいが、まずはライブを見た方が彼らの魅力が伝わる気がする。
そして、個人的にはハマケンの動き以上に、トロンボーンのジェントル久保田の動きや表情がツボでした(笑)
そんな在日ファンクでネストフェスも大団円。
みんなそれぞれO-nestへの思いを語ったりしてたけど、私個人的にもO-nestは好きなハコ(なんと言ってもステージが近い!そして、結構好みのマイナーな洋楽バンドが出演することが多い)なので、これからもいろんなライブをやってほしいと思います。
以下、セットリスト。
2010.10.24 nest festival'10@Shibuya O-EAST Setlist
・OGRE YOU ASSHOLE Setlist
01. バランス
02. タンカティーラ
03. どちらにしろ
04. コインランドリー
05. ヘッドライト
06. ピンホール
07. レースのコース
08. しらない合図しらせる子
09. アドバンテージ
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・ピンホール / OGRE YOU ASSHOLE (ピンホール 収録)
・ヘッドライト / OGRE YOU ASSHOLE (フォグランプ 収録)
・バランス / OGRE YOU ASSHOLE (浮かれている人 収録)
・フラッグ(alternate version) / Ogre You Asshole (confidential 収録)
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・ムダがないって素晴らしい / Ogre You Asshole (ペーパークラフト 収録)
・ROPE (meditation ver) / OGRE YOU ASSHOLE (workshop 収録)
・OGRE YOU ASSHOLE@赤坂BLITZ 感想&セットリスト