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三上ちさこ@新宿LOFT 感想&セットリスト
カテゴリ・タグ:LIVE (2019)
2019.09.15
ksmusic最新情報
三上ちさこの『House Of “LIGHT & SHADOW” 1st -コンセプトライブ-』を観に新宿LOFTに行ってきた。
三上ちさこ。2000年前後に青春を過ごした私のような世代にとっては元fra-foaのボーカリストと言った方が早いかも。
『宙の淵』と『13 leaves』。2枚とも名盤だったな。
特に『宙の淵』は、大学生の時に先にリリースされていたシングル群にハマり、アルバムも購入。
今でも聴くと、その時買ったお店とか当時の風景も一緒に思い出される。
って、なんか感傷に浸ってしまいますが、解散後、ソロ活動も途切れ途切れになってたけど、この2、3年活動が活発になって作品もリリース。
twitterでフォローしたりしてなんとなく追ってていつかライブが見たいと思ってたところに、今日は偶然タイミングが合ってついに初ライブ。
で、初ライブがいきなり普段のものとは違ってコンセプチュアルなやつらしく、オフィシャルサイトによるとこういうものらしい。
ロフトに到着し、中に入るとMassive Attackやらややダウナーな曲が流れてた。
この辺は影の部分に関係あるのだろうか。
そんなBGMが当然大きくなり客電が落ちる。
ステージ前面にかけられてた白い幕に文字が映し出され三上本人のナレーション(録音?)が流れ、SHADOWセクションのコンセプトを読み上げられる。
幕が落ち、ステージには三上の他、キーボードとチェロという編成。
てっきり曲をシャドウとライトにわけるだけだと思ってたけど、これは意表を突かれた。
それよりも、黒い衣装に身を包んだ初めて生で見る三上ちさこがあまりに細く、顔がちっこく、お人形さんみたいだったことに驚いた(私よりも年上だよね!?)
歌い始めるとその細い体のどこからそんなパワーが出るのかというような声量に驚く。
昨年リリースしたアルバム『I AM Ready!』からの楽曲をこの編成用にアレンジしていて、アルバムとはかなり違う雰囲気に。
特に"1004"とか全然違う感じだったな。
正直なところ、昔fra-foaにハマってたということからお察ししていただけるかと思うけど、楽曲も含め影(陰)の部分に魅力を感じていたのは否定できないので、このアレンジとステージの雰囲気はかなり好みのものでした。
時に四股を踏むように踏ん張ったり、時にステージに座りこんだりしながら絶唱する三上の歌に感動していたら、最後はfra-foaの"月と砂漠"だった。
原曲はグランジーなギターが唸りを上げる曲だったけど、チェロとの相性も抜群。
ライブの終盤かと思うような熱量で歌い上げる。
これにてSHADOWが終わり。
再びステージに幕が。
次はライトセクションなのでBGMも明るいものになるかと思ったけど、Nine Inch Nailsでまた影な感じでした。
程なくして再び幕に文字が映し出されナレーション。
続いて、幕が落ちる。
今度は、上田ケンジ(B)、松原“マツキチ”寛(Dr)、akkin(G)、櫻田泰啓(Key)という編成。
先ほどの真っ黒の衣装と全く逆の真っ白な衣装で登場。
1曲目は今年リリースのEP、いわゆる『LIGHT盤』の1曲"ユートピア"。
ライトセクションの一発目にふさわしい。
そして、バンドもかっこいい。
Aviciiの"wake me up"っぽいのはご愛嬌。
ただ単にアゲアゲじゃないところも近いものを感じる。
影の部分とは違って、こっちは楽曲だけでなく、曲の始まりだったりMCだったりで客(CH♥EERS)に向けてポジティヴなメッセージを放ちまくる三上さん。
なんというか、あまりにキラキラしていてルックスもかわいらしいので、一瞬アイドルのライブを見てるような感覚に襲われる場面も。。
"Let's get the Party☆"の歌詞に合わせて手拍子の数を増やしていく時の一体感とか特にね。
MCで再度今回のライブのコンセプトを説明。
彼女にとっての影は「嫉妬的なものや怒りや悲しみ、人間くさいドロドロした感情」で、光は「何があっても自分を生きることを諦めないこと」「支えてくれる仲間やファン」だというような話をしていた。
なんというかこういう感情があって今のこの楽曲たちが出来上がっているんだなぁって腑に落ちた。
何かで「光が明るければ明るいほど、影もより暗くなる」なんて言われ方をしてるのをみたけど、彼女の光と影もそういう感じなんだろうな。
"re:life"、"Parade for Destruction"と強力なナンバーが続き、最後はまさに彼女の光の一部を象徴するような"TRAJECTORY -キセキ-"でシメ。
NHK BS1の「ワースポ×MLB」って番組で使われてるらしい。
一旦はけ、アンコールで再登場する三上。
歓声がいまいちだったのでやり直し(笑)
大歓声に迎えられ登場した後は、メンバーをそれぞれ呼び込む。
シャドウセクションで登場したチェロの方(大浦萌さん?)も加わる。
まずはMCで「House Of “LIGHT & SHADOW” 2nd」が12月21日に開催されることを発表。
さらに『LIGHT盤』と対になる『SHADOW盤』が11月20日にリリースされることも発表!
早速、そのEPに含まれる2曲を披露。
やはり影な楽曲は私の好み。
リリースが楽しみだ。
最後は"Anti star"で「らららー」と大合唱して終演。
メンバー全員で前に出て、揃って深々とお辞儀をしてはけていく。
名古屋でのフリーライブの告知をしてったけど、都内ではしばらくライブはなさそう。
また見たい。
以下、セットリスト。
2019.09.15 三上ちさこ@新宿LOFT Setlist
---SHADOW section---
01. The Secret
02. 孤独な星
03. Sea For Why
04. 春宵
05. 1004
06. 月と砂漠
---LIGHT section---
07. ユートピア
08. Ride on the Beetle!
09. Let's get the Party☆
10. dear
11. re:life
12. Parade for Destruction
13. TRAJECTORY -キセキ-
---encore---
14. ヌード
15. sNow LetteR
16. Anti star
【サイト内関連記事】
・青白い月 / fra-foa (宙の淵 収録)
・light of sorrow / fra-foa (13 leaves 収録)
・小さなひかり。 / fra-foa (13 leaves 収録)
三上ちさこ。2000年前後に青春を過ごした私のような世代にとっては元fra-foaのボーカリストと言った方が早いかも。
『宙の淵』と『13 leaves』。2枚とも名盤だったな。
特に『宙の淵』は、大学生の時に先にリリースされていたシングル群にハマり、アルバムも購入。
今でも聴くと、その時買ったお店とか当時の風景も一緒に思い出される。
って、なんか感傷に浸ってしまいますが、解散後、ソロ活動も途切れ途切れになってたけど、この2、3年活動が活発になって作品もリリース。
twitterでフォローしたりしてなんとなく追ってていつかライブが見たいと思ってたところに、今日は偶然タイミングが合ってついに初ライブ。
で、初ライブがいきなり普段のものとは違ってコンセプチュアルなやつらしく、オフィシャルサイトによるとこういうものらしい。
光と影”と”表と裏”
人間、誰しもが持ち得る”光と影”と”表と裏”
そんな内面を抉るようなテーマを”三上ちさこの音楽”と”白と黒”の世界で表現するコンセプトライブ。
三上ちさこが想い伝えたいこと、それはきっと”光と影の館”に答えがあるはず…
ロフトに到着し、中に入るとMassive Attackやらややダウナーな曲が流れてた。
この辺は影の部分に関係あるのだろうか。
そんなBGMが当然大きくなり客電が落ちる。
ステージ前面にかけられてた白い幕に文字が映し出され三上本人のナレーション(録音?)が流れ、SHADOWセクションのコンセプトを読み上げられる。
幕が落ち、ステージには三上の他、キーボードとチェロという編成。
てっきり曲をシャドウとライトにわけるだけだと思ってたけど、これは意表を突かれた。
それよりも、黒い衣装に身を包んだ初めて生で見る三上ちさこがあまりに細く、顔がちっこく、お人形さんみたいだったことに驚いた(私よりも年上だよね!?)
歌い始めるとその細い体のどこからそんなパワーが出るのかというような声量に驚く。
昨年リリースしたアルバム『I AM Ready!』からの楽曲をこの編成用にアレンジしていて、アルバムとはかなり違う雰囲気に。
特に"1004"とか全然違う感じだったな。
正直なところ、昔fra-foaにハマってたということからお察ししていただけるかと思うけど、楽曲も含め影(陰)の部分に魅力を感じていたのは否定できないので、このアレンジとステージの雰囲気はかなり好みのものでした。
時に四股を踏むように踏ん張ったり、時にステージに座りこんだりしながら絶唱する三上の歌に感動していたら、最後はfra-foaの"月と砂漠"だった。
原曲はグランジーなギターが唸りを上げる曲だったけど、チェロとの相性も抜群。
ライブの終盤かと思うような熱量で歌い上げる。
これにてSHADOWが終わり。
再びステージに幕が。
次はライトセクションなのでBGMも明るいものになるかと思ったけど、Nine Inch Nailsでまた影な感じでした。
程なくして再び幕に文字が映し出されナレーション。
続いて、幕が落ちる。
今度は、上田ケンジ(B)、松原“マツキチ”寛(Dr)、akkin(G)、櫻田泰啓(Key)という編成。
先ほどの真っ黒の衣装と全く逆の真っ白な衣装で登場。
1曲目は今年リリースのEP、いわゆる『LIGHT盤』の1曲"ユートピア"。
ライトセクションの一発目にふさわしい。
そして、バンドもかっこいい。
Aviciiの"wake me up"っぽいのはご愛嬌。
ただ単にアゲアゲじゃないところも近いものを感じる。
影の部分とは違って、こっちは楽曲だけでなく、曲の始まりだったりMCだったりで客(CH♥EERS)に向けてポジティヴなメッセージを放ちまくる三上さん。
なんというか、あまりにキラキラしていてルックスもかわいらしいので、一瞬アイドルのライブを見てるような感覚に襲われる場面も。。
"Let's get the Party☆"の歌詞に合わせて手拍子の数を増やしていく時の一体感とか特にね。
MCで再度今回のライブのコンセプトを説明。
彼女にとっての影は「嫉妬的なものや怒りや悲しみ、人間くさいドロドロした感情」で、光は「何があっても自分を生きることを諦めないこと」「支えてくれる仲間やファン」だというような話をしていた。
なんというかこういう感情があって今のこの楽曲たちが出来上がっているんだなぁって腑に落ちた。
何かで「光が明るければ明るいほど、影もより暗くなる」なんて言われ方をしてるのをみたけど、彼女の光と影もそういう感じなんだろうな。
"re:life"、"Parade for Destruction"と強力なナンバーが続き、最後はまさに彼女の光の一部を象徴するような"TRAJECTORY -キセキ-"でシメ。
NHK BS1の「ワースポ×MLB」って番組で使われてるらしい。
一旦はけ、アンコールで再登場する三上。
歓声がいまいちだったのでやり直し(笑)
大歓声に迎えられ登場した後は、メンバーをそれぞれ呼び込む。
シャドウセクションで登場したチェロの方(大浦萌さん?)も加わる。
まずはMCで「House Of “LIGHT & SHADOW” 2nd」が12月21日に開催されることを発表。
さらに『LIGHT盤』と対になる『SHADOW盤』が11月20日にリリースされることも発表!
早速、そのEPに含まれる2曲を披露。
やはり影な楽曲は私の好み。
リリースが楽しみだ。
最後は"Anti star"で「らららー」と大合唱して終演。
メンバー全員で前に出て、揃って深々とお辞儀をしてはけていく。
名古屋でのフリーライブの告知をしてったけど、都内ではしばらくライブはなさそう。
また見たい。
以下、セットリスト。
2019.09.15 三上ちさこ@新宿LOFT Setlist
---SHADOW section---
01. The Secret
02. 孤独な星
03. Sea For Why
04. 春宵
05. 1004
06. 月と砂漠
---LIGHT section---
07. ユートピア
08. Ride on the Beetle!
09. Let's get the Party☆
10. dear
11. re:life
12. Parade for Destruction
13. TRAJECTORY -キセキ-
---encore---
14. ヌード
15. sNow LetteR
16. Anti star
【サイト内関連記事】
・青白い月 / fra-foa (宙の淵 収録)
・light of sorrow / fra-foa (13 leaves 収録)
・小さなひかり。 / fra-foa (13 leaves 収録)