1. K's今日の1曲
  2. British Rock
  3. Heroes / David Bowie (Heroes 収録)

Then we can be Heroes Just for one day♪

 ベルリンに渡ったDavid Bowieデビッド・ボウイ)が作り上げた歴史的名曲"Heroes"。ブライアン・イーノを迎えインストゥルメンタルが半分を占めるという実験的で且つポップな傑作『Low』に引き続き発表された11枚目のアルバム『Heroes』(邦題:『英雄夢語り』。1977年10月14日リリース。全英3位・全米35位)のタイトルトラックでもあります。しかも、ギターはあのキング・クリムゾンロバート・フリップ。ボウイだけでもやばいのに。イーノ&フリップって・・・

・David Bowie - Heroes (Official Video)


 当時のベルリンはもちろんあのベルリンの壁によって東西に分断されていた時代。その壁のそばで落ち合う男女を見て着想を得たと言われる歌詞が胸にきます。まさに時代を切り取ることのできる本物のアーティストであるボウイの真骨頂ともいえる曲ですね。あの切迫した声で「たった一日ならヒーローになれる」って歌われると、ただただ感動するのみ。(追記)後にその男女っていうのがこのアルバムも手がけたボウイの盟友であるプロデューサーのトニー・ヴィスコンティの浮気現場だったと暴露されています。

 曲名はクラウトロックバンド、ノイ!の"Hero"に、曲のテンポとリズムはヴェルヴェット・アンダーグラウンドの"I'm Waiting for the Man"に影響を受けているそうです。

・NEU! - Hero live 74


・ Velvet Underground - I'm Waiting For The Man


 超余談ですが、この曲のミュージックビデオで歌うボウイがアップで映るんですが、英語の「TH」の発音で舌を軽く噛むところ、英語を習いたての若い時にこれを見てなんか妙に印象に残っています。後、「can」を「キャン」じゃなくて「カン」と言うブリティッシュアクセントも好き。

 フランス語版もあるので、こちらも面白いのでどうぞ。

・David Bowie - Héros (Official Audio)


 何はともあれ、鋤田正義撮影のジャケットの美しさも含め全てが完璧な作品です。てか、ボウイの70年代は濃過ぎ!!


David Bowie -『Heroes』収録曲リスト
1. "Beauty and the Beast"
2. "Joe the Lion"
3. "'Heroes'"
4. "Sons of the Silent Age"
5. "Blackout"
6. "V-2 Schneider"
7. "Sense of Doubt"
8. "Moss Garden"
9. "Neuköln"
10. "The Secret Life of Arabia"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


・参加ミュージシャン
David Bowie – vocals, keyboards, guitars, saxophone, koto, tambourine, backing vocals, producer
Brian Eno – synthesisers, keyboards, guitar treatments
Robert Fripp – lead guitar
Carlos Alomar – rhythm guitar
George Murray – bass guitar
Dennis Davis – drums, percussion
Tony Visconti – percussion,[126] backing vocals, producer
Antonia Maass (Maaß) – backing vocals
Colin Thurston – engineer
Masayoshi Sukita – cover photograph

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DAVID BOWIE is | デヴィッド・ボウイ大回顧展@寺田倉庫G1ビル #ボウイ展

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2007年02月22日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Reggae / Dub / Ska
  3. Trench Town Rock / Bob Marley & The Wailers (Africa Unite: The Single Collection 収録)

Oh now I say you feel no pain now
One good thing about music
When it hits you feel no pain
Hit me with music now♪


 説明不要のレゲエの神様、Bob Marleyボブ・マーリー)率いるThe Wailersザ・ウェイラーズ)の世界デビュー前、ジャマイカ時代のあのリー・"スクラッチ"・ペリーによるプロデュースの代表曲"Trench Town Rock"。ピーター・トッシュとバニー・ウェイラーによるコーラスはやっぱり最高ですね。

・Bob Marley and The Wailers - Trenchtown Rock (1973)


 「音楽は衝撃を与えてくれる。しかも、痛みを伴わずに」と歌われるこの曲は、ゲットーであるトレンチタウン出身のボブの音楽を最も表現してる曲な気がする。

 彼の音楽が、先進国以外も含めた世界全体に与えた影響は、ビートルズとかその辺のロックバンドの比ではないといわれていますしね。

 ちなみに世界デビュー後、次々とジャマイカ時代の楽曲は再録音されているけど、この曲はジャマイカ音源以外ではライブ盤にしかなってないらしいです。

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All Day All Night / Bob Marley & The Wailers (Catch A Fire [Deluxe Edition] 収録)


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2007年02月21日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. British Rock
  3. Ride A White Swan / T.REX (T.REX 収録)

 Catch a bright star and a place it on your fore-head
 Say a few spells and baby, there you go
 Take a black cat and sit it on your shoulder
 And in the morning you'll know all you know, oh♪


 グラムロックの大スター、マーク・ボラン率いるT.REXT・レックス)のTyrannosaurus Rexから改名後のデビュー曲"Ride A White Swan"。CDでは再発された彼らの1stアルバム『T.REX』に収録されています。

・T Rex - Ride A White Swan - Paris 1971


 ティラノサウルス・レックス時代のアコースティックな楽曲からの過渡期なのか、そこまでエレクトリックギター色を押し出した曲って感じはしないけど、後のボランブギーと言われるようなサウンドの片鱗はあちこちに見えますね。

 "魔法をかけたなら 夢が叶う"って一行が好き。跳ねるようなサウンドに合ってていいです。

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2007年02月20日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (1990年代以前)
  3. Stay Together / suede (Stay Together 収録)

Lets stay together, lets stay these days are ours
Lets stay together
Two hearts under a skyscraper
Lets stay together, lets stay in this broken down love
Lets stay together, two hearts under the skyscrapers♪


 90年代UKロック(あえてブリットポップとは言いません)を代表するバンド、suedeスウェード)が衝撃的なデビューアルバム『suede』発表後にシングルのみでリリースされ全英3位を記録した名曲""。バーナード・バトラーの甘美なメロディを奏でるギターとブレッド・アンダーソンの粘っこいヴォーカルが印象的ですね。

・Suede - Stay Together


 しかし、曲のタイトルとは裏腹に、ブレッドとバーナードとの間の蜜月関係はこの曲をもって終わり、バーナードが脱退してしまいます。

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2007年02月07日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (〜2008)
  3. DIENOJI ROCK FESTIVAL VOLUME 2@CLUB CITTA'

 2004年以来、約3年ぶりとなる、お笑い芸人ダイノジ主催によるイベント、DIENOJI ROCK FESTIVAL VOLUME 2の2日目に参加してきました。

 まずは主催のダイノジの挨拶とかありつつ元レピッシュMAGUMIのDJによりイベントスタート。

 そしてライブ一発目はシークレットとして登場の怒髪天。「シークレットといいながら自分たちでゴメン」的な増子兄貴の自虐的なMCもありつつ、怒髪天ならではのリズム&演歌

 お次は主催のダイノジの大地の家族によるDJ(DJ WOWCH FAMILY)。大地の兄と母親を引き連れて。

 そして、そのDJの後は「ひょっとしたら一番好きなバンドかもしれない」というMCの後に、>BEYONDS。大地の兄(元>fOUL)が一時期ドラムをたたいてたらしい。自分は聴いたことないバンドだったのですが、感想は・・・正直びみょー。というか好きじゃない感じでした。。

 なので、ライブを途中で抜けてだし軽く腹ごしらえしたり、チッタの上の階でやってるお笑いをみたりして時間をつぶす。

 で、フロアに戻ってきた時にはメインもお笑いをやってた。そこでアホマイルドとかのネタを観て、再びライブ。

 お次は、小谷美紗子。ピアノを弾きながら歌う彼女は、このパンク・ラウド系がメインのイベントには浮いてるような感じも名前を見ただけだとするけど、実はそんなことはなく、バンド形式の力強い演奏を聞かせてくれました。ライブを見れば、なぜ彼女がいろんなバンドから対バンの申し込みがあるのかがわかるような気がする。今日のベストアクト決定。

 そんな素晴らしいライブの後は、パンク系を得意とする音楽ライターの中込智子によるDJ。と、ここで本来ならばこのイベントに出演するはずだったイースタン・ユースのヴォーカルの吉野登場。怪我のために出演できなかったことを謝罪。あー、正直イースタン見れないのはショックだったなぁ。

 てなわけで、中込さんがイースタンの曲を掛けたりして盛り上げた後は、Naht。はい、爆音です。特に感想はありません。(すいません、よく知らないんです。)

 で、またまたお笑いコーナー。今回はオオカミ少年、ピース、ダイノジ。オオカミ少年、元々そんなに好きではないけど、生で観ると面白かったです。ダイノジは大谷とか声がかれすぎてて観てるほうも辛かったけど、面白かった。

 そしてそして、お次はベテランのBloodthirsty Butchers。こちらも爆音。ちょっとNahtとかぶる部分はなくはないけど。やっぱり田渕ひさ子のギターはカッコイイ。音はもちろんだけど、弾いてる姿がいいよね。歌は下手だけど吉村の叫びも良かったです。

 で、またDJ MAGUMIが始まって、夜はまだまだこれからってことで諸事情により終電で帰らなければならないことに。実は、前回の第1回目に来たときも同じ状況になったんだけど、学習能力ないですねうちら。。。

 イースタンが観れなかったのも残念だけど、それ以上に一番楽しみにしてたBACK HORNを観ないで帰るのが心残りでたまりません。

 第3回があるとすれば、今度こそオールするぞ!!
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2007年02月03日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Virginia Moon / FOO FIGHTERS (In Your Honour 収録)

In the morning when we're through
And tomorrow rescues you
I will say goodnight♪


 Foo Fightersフー・ファイターズ)の2枚組の5thアルバム『In Your Honour』収録曲"Virginia Moon"。2枚目がアコースティック盤であることだけでも驚きなのに、この曲ではなんとボサ・ノヴァ。しかも、あのNorah Jonesとデュエットの甘いラヴ・ソングになってます。フーファイというより、むしろノラ・ジョーンズのアルバムに入っててもおかしくないような楽曲ですね。

・Foo Fighters - Virginia Moon


 ちなみに他にも豪華ゲストが参加。"Miracle"ではあのLed Zeppelinの御大ジョン・ポールジョーンズ(え?地味だって?)がピアノで参加、"Razor"ではQueens Of The Stone Ageのジョシュ・オムが参加してます。

 もちろん、豪華ゲストを呼んで作った片手間のアコースティック作ではなく、どれも素晴らしいものばかり。もともとメロディの人だと思うので意外とドハマリかもしれません。ついにはアコースティックセットだけのライブもやったしね(来日公演もありました)。ちなみにライブ盤もでてます。

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2007年02月01日(木)

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