1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Society / Pennywise (Full Circle 収録)

When finding the truth makes no difference to you
Anyway you look at it you're gonna get screwed
You lose♪


 米西海岸出身のパンクバンド、Pennywiseペニーワイズ)が1997年にエピタフよりリリースした4thアルバム『Full Circle』収録曲"Society"。政治的でメッセージ性に富む歌詞、スケート文化を象徴するような疾走感のあるサウンドがかっこいいですね。

・Pennywise - Society


 ちなみにこのアルバムの最後に収録されている"Bro Hymn Tribute"という曲は、本作リリース前に脱退後、自殺を遂げた元ベーシストのJason Matthew Thirskに捧げられた曲で、彼らのライブでは必ず最後に演奏される曲として有名です。

・Pennywise - Bro Hymn (live at Gampel Open Air)


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2007年09月24日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Feel Good Hit Of The Summer / Queens Of The Stone Age (R 収録)

Nicotine, Valium, Vicodin, Marijuana, Ecstasy and Alcohol
C-c-c-c-c-cocaine♪


 元kyussのジョッシュ・オムを中心に結成されたバンド(今作からニック・オリヴェリが加入、後に4thで脱退)、Queens Of The Stone Ageクイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ)の2000年発表のメジャーデビュー作となった2ndアルバム『R』、邦題は『R指定』の1曲目"Feel Good Hit Of The Summer"。1曲目から音も歌詞も飛ばしまくりです。

・Queens Of The Stone Age - Feel Good Hit Of The Summer


 ニコチン・ヴァリウム・ヴィコダイン・マリファナ・エクスタシー・アルコール・コカインと言うのも憚れるドラッグの名前をひたすら連呼するという凄まじくアホなんだけど、それがまたすごくカッコイイ曲なんです。

 歌詞だけでなくミュージックビデオもなかなかやらかしてるのでチェックチェック。

 あ、この曲何気にジューダス・プリーストのロブ・ハルフォードがバック・ボーカルで参加してます。

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No One Knows / Queens Of The Stone Age (Songs For The Deaf 収録)

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2007年09月23日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『London Calling / ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』

 2002年12月に50歳という若さで心臓発作のためになくなった永遠のパンクロック・イコンであるJoe Strummer(本名:John Graham Mellor)の人生を追ったドキュメンタリー映画『London Calling/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』(監督:ジュリアン・テンプル)を渋谷のアミューズメントCQNにて観てきました。

・The Clash - London Calling (Official Video)


 正直、自分にとって一番好きなパンクバンドは、Sex PistolsでもRamonesでもなくダントツでThe Clashなので、この映画を見ないわけにはいかないのです。往年のクラッシュの映像などが何度も挟み込まれ、見ているとかなり熱くなってくる作品であり、さらにジョー・ストラマーという1人の人間の少年時代からその死まで、彼の人間性にスポットライトをあてているために、新たな発見等もあってかなり楽しかった。風刺漫画化を目指していたこともあるジョーの直筆のイラストなどレアな映像もあったのが驚き。

 ジョー・ストラマーといえば、どちらかというと清廉潔白なイメージもあったりするのだけれども、本当はさまざまな矛盾を抱えた人物であったということも浮き彫りにされていきます。パンクロックといえば、社会から虐げられてきた労働者階級の音楽というイメージがあるけど、ジョー自身は外交官の息子という中産階級の出身であったりとか、『友達の金は取らないが、女は取る』という発言や、クラッシュ結成前に組んでいたThe 101'ersのメンバーをあっさり切ってしまう等々。しかし、そこがまた人間くさくて彼の魅力の一つになっているのでしょう。

 そして、この作品の見所となるのは、彼から影響を受けた著名人や彼の人生に深くかかわってきた人たちが、彼が晩年続けて来たキャンプファイヤーを囲みながらジョーについて語る場面でしょう。

 そこに登場する主な人物を挙げると
ジョニー・デップ(俳優)
マット・ディロン(俳優)
ジョン・キューザック(俳優)
マーティン・スコセッシ(映画監督)
ジム・ジャームッシュ(映画監督)
・ボノ(U2
・ボビー・ギレスピー(プライマル・スクリーム
・アンソニー・キーディス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ
・フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ

 もちろん元THE CLASHのメンバーも。

 個人的にこの作品で一番ぐっときたシーンは死の直前にあったロンドン消防組合のためにチャリティーライブで、元クラッシュのミック・ジョーンズがジョーのライブに飛び入り参加しデビュー曲"White Riot"(白い暴動)を演奏するシーン。かつて、クラッシュ後期のライブで"White Riot"を演奏したいジョーとしたくないミックが衝突し、ジョーが勝手に演奏を始めてしまい、メンバー間の軋轢を生んでしまったこの曲をやるシーンです。

 最後にジョーのこの言葉で。『FUTURE IS UNWRITTEN』。

 やっぱりジョー・ストラマーは永遠にカッコイイのです。

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2007年09月22日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Get Down Moses / Joe Strummer & The Mescaleros (Streetcore 収録)

Lying in a dream, cross battle field,
Crashing on a downtown strip,
Looking in the eyes of the diamonds and the spies and the hip
Who's sponsoring the crack ghetto?
Who's lecturing? Who's in the know and in the don't know?


 元・The Clashザ・クラッシュ)のJoe Strummerジョー・ストラマー)の生涯を追ったドキュメンタリー映画『LONDON CALLING/ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー』を観てきた。その映画のエンドロールでこの曲"Get Down Moses"が流れてた。

・Joe Strummer & The Mescaleros - Get Down Moses


 2002年12月22日に心臓発作で亡くなったジョーが亡くなる直前まで制作していてものを、彼の死後The Mescalerosメスカレロス)の残りのメンバーによって完成されたこのアルバム『Streetcore』。THE CLASH時代以上に様々な国の音楽を取り入れ、それを血肉化させてきた彼の集大成的な楽曲な気がします。

 遂にここまでたどり着いて、いよいよこれからと言う時期の早すぎる死は惜しいですね。

 映画に関する感想はこちら

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REDEMPTION SONG / JOE STRUMMER & THE MESCALEROS (STREETCORE 収録)
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London's Burning / The Clash (The CLASH 収録)
POLICE & THIEVES / The CLASH (The CLASH 収録)
1977 / The Clash (Super Black Market Clash 収録)


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2007年09月22日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. 夜、暗殺者の夜 / 裸のラリーズ ('77 LIVE 収録)

とても深い夜 まるで誰かを殺したみたい
何がお前の飢えを満たす♪


 1967年に京都にて結成された裸のラリーズLes Rallizes Dénudés)の1977年3月12日立川社会教育会館でのLIVE盤『'77 LIVE』に収録された曲"夜、暗殺者の夜"。ラリーズといえば、よど号ハイジャック事件の犯行メンバーで現在国際指名手配中の若林盛亮が結成メンバーとして、ラリーズ同様に日本のアンダーグラウンド史に名を残す村八分の山口冨士夫などが在籍していたことでも有名です。

・裸のラリーズ(Les Rallizes Denudes) ~ 夜、暗殺者の夜


 で、音の方ですが、淡々と一定のラインを刻むベースとそこに被ってくるフィードバックの効いたギターの音というかノイズ。なのに、そのギターノイズとは別にはっきりと聴こえるギターのカッティング。そしてリバーブがかかりまくりでほとんど歌詞の聞き取れない歌(歌詞自体はなかなか詩的です)。正にサイケデリック。最後の方でベースのリズムが早くなっていって、それに呼応するようにギターが拡散して行くとことかヤバイね、これ。

 これを聴いた後だと、ゆらゆら帝国とかが普通のポップバンドに聴こえてしまいます。てか海外、しかもサイケデリックど真ん中でハッパ吸いまくっていたであろう60年代後半のバンドとかすら霞んでしまいます。。

 ちなみに、この作品は'91年に公式リリースされましたが、現在廃盤となってます。

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山口冨士夫ワンマン@新大久保earthdom


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2007年09月21日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Cut You In / Jerry Cantrell (Boggy Depot 収録)

I cut you in, don't let it go to your head
I cut you in, Part-time friend♪


 Alice In Chainsアリス・イン・チェインズ)のギタリスト(Vo.部分もかなりを担っていた)で中心メンバーのJerry Cantrellジェリー・カントレル)が1998年に発表した1stソロアルバム『BOGGY DEPOT』からの先行シングル"Cut You In"。ほぼ1つのリフとメロディだけでここまでポップにそして激しく聴かせて、そのシンプルさが逆に頭にこびりついて離れない曲になってると思います。

・Jerry Cantrell - Cut You In


 アリス・イン・チェインズでもメインのソングライターだった彼が作ったので当然といえば当然なんだけど、アリチェンよりももっとサラっとして聴きやすい感じはしますね。バックにアリチェンのBa.とDr.が参加しててアリチェンと全く音は同じはずなんだけど、やはりリードシンガーのレイン・ステイリーの存在の大きさを感じさせます。逆に言うと、アリスの重さが苦手な人にもオススメできるかも。

 そんなレインは結局、活動再開を果たせぬまま2002年にドラッグのオーヴァー・ドーズによって惜しくもこの世をさっています。レイン抜きで昨年再結成されたそうだけど、それはもはや違うバンドとしか言いようがないです。
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2007年09月16日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. come baby / 岡村と卓球 (The Album 収録)

 岡村靖幸電気グルーヴ石野卓球というありそうでなかった組み合わせが実現したユニット、岡村と卓球の'02年発表のシングル曲"come baby"。(アルバムは'03年発表)

・岡村靖幸と石野卓球 - come baby


 卓球の作るエレクトロサウンドが岡村ちゃんの粘っこい怪しいヴォーカルを更に怪しく艶やかにしてますね。なかなか相性は良いようです。
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2007年09月13日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Charlie / Red Hot Chili Peppers (STADIUM ARCADIUM 収録)

You're right I'm wrong
Be free Belong
Intimate sight has come in to light♪


 最強のロックバンド(って何が最強かよくわからんけど、何故か納得)Red Hot Chili Peppersレッド・ホット・チリ・ペッパーズレッチリ)の'06年発表の2枚組の大作『STADIUM ARCADIUM』(US1位・UK1位)収録曲"Charlie"。プロデュースはもちろんリック・ルービン。

・Red Hot Chili Peppers - Charlie [Official Music Video]


 ギターのカッティングがファンキーですね。近作でどんどん落ち着いてきてるといわれるレッチリだけど、このアルバムではファンクなレッチリが戻ってきたと、この曲を指してよく語られてますね。

 でも、どう聴いてもこの曲は近年のレッチリでなくては作れなかった曲だと思う。だって、ジョンのギターのメロウなこと。そして、アンソニーの歌の優しいこと。大人なレッチリも悪くないね。


Red Hot Chili Peppers -『Stadium Arcadium』収録曲リスト
・Jupiter
1. "Dani California
2. "Snow (Hey Oh)"
3. "Charlie"
4. "Stadium Arcadium"
5. "Hump de Bump"
6. "She's Only 18"
7. "Slow Cheetah"
8. "Torture Me"
9. "Strip My Mind"
10. "Especially in Michigan"
11. "Warlocks"
12. "C'mon Girl"
13. "Wet Sand"
14. "Hey"

・Mars
1. "Desecration Smile"
2. "Tell Me Baby"
3. "Hard to Concentrate"
4. "21st Century"
5. "She Looks to Me"
6. "Readymade"
7. "If"
8. "Make You Feel Better"
9. "Animal Bar"
10. "So Much I"
11. "Storm in a Teacup"
12. "We Believe"
13. "Turn It Again"
14. "Death of a Martian"
・Apple Musicで試聴&ダウンロードする


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Dani California / Red Hot Chili Peppers (Stadium Arcadium 収録)
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Dark Necessities / Red Hot Chili Peppers (The Getaway 収録)
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2007年09月12日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (1990年代以前)
  3. 春よ来い / はっぴいえんど (はっぴいえんど 収録)

何処で間違えたのか だけど全てを賭けた
今は唯やってみよう
春が訪れるまで 今は遠くないはず
春よ来い 春よ来い 春よ来い♪


 細野晴臣松本隆大瀧詠一鈴木茂という後の日本のロック(というか音楽界)を牽引していくこととなる4人によって結成された伝説のバンド、はっぴいえんどが1970年に発表した1stアルバム『はっぴいえんど』。アルバムジャケットから『ゆでめん』という通称で親しまれてる作品でもあります。

・Happy End - はっぴいえんど - 01 春よ来い


 そんなアルバムの1曲目を飾る曲"春よ来い"は、まさに日本語でロックをするというのを確立したと言われる彼ら(松本隆)の独特の歌詞の世界観と言い回しと、そして当時のアメリカのウェスト・コーストサウンド(バッファロー・スプリングフィールド等)からの影響を感じさせる音がマッチした、カッコイイ曲になってます。

 この曲の歌詞にもあるように、アルバム全体を通して、世間に対する鬱屈とした感情をもちつつ、それを打破していこうという彼らの決意の感じられる作品な気がします。

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風をあつめて / はっぴいえんど (風街ろまん 収録)

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2007年09月02日(日)

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