1. K's今日の1曲
  2. UK Rock (2000年代)
  3. We Are Rockstars / Does It Offend You, Yeah? (You Have No Idea What You’re Getting Yourself Into 収録)

Will you find a time when you're not online standing all alone♪

 イギリスはレディング出身の四人組バンド、Does It Offend You, Yeah?ダズ・イット・オフェンド・ユー・ヤー?)のデビュー作『You Have No Idea What You’re Getting Yourself Into』(「未知との遭遇」なんちゅう邦題・・・)収録曲。音はニュー・レイヴをもうちょいエレクトロ寄りにした感じ。

・Does It Offend You, Yeah? - We Are Rockstars


 ぶっといシンセベース音と、!!!(chk chk chk)のようなリズムがカッコイイ。ボコーダーのかかったヴォーカルの部分だけがなぜかちょっとメロウなのも好きかも。バンド名にもあるように"Yeah"って叫ぶとこも好き。ちなみにメンバー曰く、『1978年以降の音楽は全て影響下にある』そうです。

 昨年は12インチを1枚リリースしただけでサマーソニック'07に出演、2008年に入ってからも『BRITISH ANTHEMS』及び、単独でも来日。そしてアルバムリリース。要注目。まぁすぐに消えていく可能性もあるけど・・・。ま、楽しけりゃいいじゃん。でも、いかにもMySpace世代な感じの歌詞の中にもはっとさせられるフレーズが入ってたりして、意外とやるかもね。

 ちなみにメンバーは、
 james yeah?
 danitoffendyou?
 robdrumitoffendyouyeah?
 morgan yeah?

 の4人。いいですね、バカっぽくて♪
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2008年03月31日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. The Model / Kraftwerk (The Man Machine 収録)

She's a model and she's looking good♪

 ドイツが生んだテクノ・ミュージックの元祖、Ralf Hütter(ラルフ・ヒュッター)とFlorian Schneider Eßleben(フローリアン・シュナイダー=エスレーベン)の2人を中心とした4人組、Kraftwerkクラフトワーク)(独語:クラフトヴェルク)の1978年リリースの名作『THE MAN MACHINE』(邦題:『人間解体』)収録曲"THE MODEL"。原題は"Das Modell"。1981年にはイギリスのチャートでNo.1を獲得してます。

・Kraftwerk - Das Model


 無機質なようでファンキーなリズム(何気にメンバーに2人もパーカッションがいます)に哀愁のあるシンセサイザーのメロディが印象的。彼らの作品は、ドイツ語ヴァージョンと英語ヴァージョンの2種類が存在するけど、どちらで聴いてもその堅い響きがカッコイイ。メロディがどことなく東洋的な感じもします。時代は少し後になるけどDavid Bowieの"China Girl"的な。

 同時代のボウイといえばクラフトワークに多大な影響を受けて、『LOW』と『HEROS』という2大傑作をベルリン時代に残してますね。時はパンク後のPost Punk / New Wave時代。彼らの影響はテクノだけじゃなく、同時代のJoy Divisionのようなロックバンドや、更に後のアフリカ・バンバータ等のHIP HOP、日本のYMOまで及ぶ、偉大なグループですね。

 この作品全体を通して、名曲が多く、よりファンキーなリズムの"THE ROBOTS"や、U2やOMDもカヴァーした"NEON LIGHTS"等聴き応え充分。今聴くとレトロなんだけど、それが古臭いという感じではなく、逆に新しい印象を受ける不思議な作品です。

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2008年03月30日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. 記念写真 / フジファブリック (TEENAGER 収録)

記念の写真撮って僕らはさよなら 忘れられたなら その時はまた会える♪

 "Surfer King"、"パッションフルーツ"、"若者のすべて"とシングル3曲も収録した、フジファブリックの3rdアルバム『TEENAGER』(2008年1月23日リリース。オリコン11位)収録曲"記念写真"。Vo.志村正彦が作詞、Gt.山内総一郎が作曲。

・フジファブリック 記念写真 live


 スピード感溢れる楽曲なのに、志村の声が入ってきたとたん一気に切ない感じになるのはなぜでしょう。アルバムタイトル『TEENAGER』にあるようになんか青春期の儚い切なさを感じさせますね。タイトル通り青春期の1ページを切り取った記念写真のように。

 "忘れられたなら その時はまた会える"というフレーズがなんか志村の敬愛する奥田民生作、ユニコーンの名曲"すばらしい日々"を彷彿とさせます。

・ユニコーン 『すばらしい日々』


 個人的には1stのストレートに哀愁を表現した感じが好きで、2nd『FAB BOX』では多少抑えられた感のあったその感覚が、このアルバムで戻ってきてるような気がして、好きです。


フジファブリック -『TEENAGER』収録曲リスト
1. "ペダル"
2. "記念写真"
3. "B.O.I.P."
4. "若者のすべて"
5. "Chocolate Panic"
6. "Strawberry Shortcakes"
7, "Surfer King"
8. "ロマネ"
9. "パッション・フルーツ"
10. "東京炎上"
11. "まばたき"
12. "星降る夜になったら"
13. "TEENAGER"
・Apple Musicで試聴&ダウンロード
Listen on Apple Music


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茜色の夕日 / フジファブリック (FABFOX 収録)
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すばらしい日々 / UNICORN (SPRINGMAN 収録)
若者のすべて / Bank Band (沿志奏逢 3 収録)

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2008年03月28日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. Shadowplay / The Killers (Music From the Motion Picture CONTROL 収録)

To the centre of the city in the night, waiting for you♪

 ラスベガス出身のロックバンド、The Killersザ・キラーズ)がイギリスのPost Punkを代表するバンド、Joy Divisionの1st『Unknown Pleasures』収録曲"Shadowplay"をカヴァー。Joy Divisionジョイ・ディヴィジョン)のVo.イアン・カーティスを題材にした映画『コントロール』のサウンドトラックに収録されていて、映画でのエンドロールで使われています。彼ら自身のレアトラック集『Sawdust』にも収録。

・The Killers - Shadowplay


 原曲の印象的なギターソロの一節をリフレインしたようなキーボードの音と、フーフーフーフーフフーフーっていうコーラスが耳に残るカヴァーになっていて、感触的にはどちらかというとジョイ・ディビジョンというよりニュー・オーダーに近い感じもします。まぁオリジナルと同じアレンジにしたとしても、ブランドンの声がのったらキラーズになっちゃいそうですけど。

・Joy Division - Shadowplay


 映画の一部を使用したPVもチェック。

 そういや彼らの名前THE KILLERSの由来はNew Orderの"Crystal"のPVにでてくる架空のバンドの名前から取られてますね。

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映画『CONTROL』
Somebody Told Me / THE KILLERS(HOT FUSS 収録)
 

【収録曲】
1. New Order -Exit
2. The Velvet Underground -What Goes On
3. The Killers -Shadowplay
4. The Buzzcocks -Boredom (Live At The Roxy)
5. Joy Division -Dead Souls
6. Supersister -She Was Naked
7. Iggy Pop -Sister Midnight
8. Joy Division -Love Will Tear Us Apart
9. Sex Pistols -Problems (Live)
10. New Order -Hypnosis
11. David Bowie -Drive In Saturday
12. John Cooper Clarke -Evidently Chickentown (live)
13. Roxy Music -2HB
14. Joy Division -Transmission
15. Kraftwerk -Autobahn
16. Joy Division -Atmosphere
17. David Bowie -Warszawa
18. New Order -Get Out
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2008年03月27日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 映画
  3. 映画『CONTROL』

 70年代後半から80年にかけて活躍した、イギリスのポスト・パンク・バンド、JOY DIVISIONのヴォーカリストである、イアン・カーティスの生涯を描いた映画『コントロール』を観て来ました。

 伝説のシンガー、イアン・カーティスの儚い生涯を独特の映像美で描く『コントロール』
 U2、デヴィッド・ボウイ、ビョークらを撮り続けた世界最高のフォトグラファー、アントン・コービン初監督作品。


 大抵、上記のようなコピーとともに宣伝されていますが、観てきた感想としては、英国北部出身の『伝説』ではなく『ごく普通』の青年が、いつ起こるかもわからない癲癇の恐怖に苛まれたり、妻子がありながらも別の女性を愛してしまい苦悩したりする姿を、ドラマチックにではなく淡々と描いているように感じました。まぁ普通の青年とは書きましたが、イアンには多くの人々を惹きつける、精神世界を表現する詩作の力とロックシンガーとしてのパフォーミング等の音楽的才能があったわけですが。ま、そこが重要でもあるんだけど・・・。監督のアントンもオランダ人でありながら、当時彼らの音楽を聴いてイギリスに渡る決意をしたくらいだし。

 ちなみに私は、イアン役を演じるサム・ライリー(インディーバンド10000 Thingsのヴォーカルも務める新人俳優)のイアンが乗り移ったようなパフォーマンス(うつろな目がそっくり)やアントン・コービンによるモノクロームな映像(監督曰く、
『私の記憶の中のジョイ・ディビジョンがモノクロだったのです。実際、彼らはいつも黒っぽい服を着ていましたし、当時撮影されたジョイ・ディビジョンの写真は、全てモノクロでした。また、私にとっての70年代のイギリスのイメージがとても灰色なんです。ですので、モノクロにするのが正しいと思いました。』
にやられつつも、奥さんであるデボラ・カーティスの愛する人に裏切られていく様がかわいそうで仕方なかったです。この作品の元ともなったデボラの筆による『タッチング・フロム・ア・ディスタンス―イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン』も読んでみたくりました。

 音楽好きでこの時代のUKロックが好きな自分は、ジョイ・ディヴィジョンも知ってるし、イアンに関することも知ってるわけで、話のあらすじはもちろん知ってるので、ここが後の伏線になるんだなとか、映画を観ながら思ってしまいましたが、全くそういった知識のない人がこの映画を見たらどんな印象を持つのかがすごく気になりました。

 監督を務めた、アントン・コービンも『ロック映画としてではなく、恋愛映画としてみて欲しい』的なことをインタビューで言っています。写真家としてではなく、U2Depeche ModeNirvana("Heart-Shaped Box"のビデオは超傑作)のミュージックビデオを撮ってきた監督だけに、『ロック映画』というイメージで観客の幅を狭めるのを心配したのでしょう。多くの人に観てもらって、Joy Divisionの音楽に触れる良い機会になるといいと思います。

 映画とは関係ないけど、イアンは全米ツアーのため、アメリカに渡ろうとするまさに直前に自宅で首吊り自殺を遂げてしまうのですが、もしあの時死なずに全米をツアーしてたらどうなってたのだろうかと、ついつい考えてしまった。アメリカでのブレイクもあったかもしれないし、当時の陰鬱としたイギリス北部の街からアメリカという外の大きな国を体験したらイアンの精神状態もまた違ったものになっていたのかなと。このままイアンが生きてたら、Joy Divisionがどんな音楽を作ってたのかとかも。ニュー・オーダーが大好きな私にとっては、イアンが生きてたらNew Orderも存在しなかっただろうと考えると複雑な気分になりますが。意外と、同じようなサウンドを鳴らしてたりしてね。

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This time of night / New Order (Low-life 収録)
Sunrise / New Order (Low-life 収録)
KRAFTY / NEW ORDER (WAITING FOR THE SIRENS' CALL 収録)
BLUE MONDAY / NEW ORDER (SUBSTANCE 収録)
ICB / NEW ORDER (MOVEMENT 収録)
Let's Go (Nothing for Me) / New Order (the best of New Order 収録)
60 miles an hour / New Order (Get Ready 収録)
THE PERFECT KISS / NEW ORDER (SUBSTANCE 収録)
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2008年03月24日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. US Indie
  3. The Sound of Settling / Death Cab For Cutie (Transatlanticism 収録)

Our youth is fleeting  Old age is just around the bend
And I can't wait to go gray♪


 アメリカはワシントン州ベリングハムで結成された(現在はシアトルを拠点に活動)バンド、Death Cab For Cutieデス・キャブ・フォー・キューティー)の'03年リリースのインディー最後のアルバム『Transatlanticism』収録曲"The Sound of Settling"。

・Death Cab For Cutie - The Sound of Settling (Official Video)


 わずか2分あまりのポップソング。ベン・ギバードの透明感ある切ない歌声と、サビにかけて盛り上がるところがたまらないですね。バッパー、バッパーってコーラスがクセになって、何度も何度もリピートして聴きたくなります。ぜひライブで合唱してみたい!

 ちなみにアルバム全体を通して聴くと、"The New Year"のようなエモっぽい曲もあるけど、どちらかというと前述のベンの切ない歌声を生かし、アコースティックな感触漂う哀愁のあるメロディのじっくりと聴ける曲が多い気がします。この叙情性はUKロック好きにもオススメ。(ついでに、BEN GIBBARDのサイド・プロジェクトPOSTAL SERVICEもオススメ!)

 2008年はギタリストでプロデューサー業もこなすクリス・ウォラがソロアルバム『FIELD MANUAL』を発表しましたが、ついに本体の方も2005年リリースのメジャー・デビュー作となり世界で100万枚以上のセールスをあげた『PLANS』以来3年ぶりとなる新作が5月に発売になるとのこと。楽しみで仕方ないですね。

 そして、そんなDCFCですが、SUMMER SONIC 08での来日が決定しました。今年のサマソニは再結成THE VERVEや同じく再結成SEX PISTOLSとか話題に事欠きませんが、個人的に一番観たいのは彼らかも。もはやCOLDPLAYとかどうでも良くなってきた。

 最後にちょっとした豆知識。『かわいい子のための死のタクシー』なるバンド名は、ビートルズの映画『マジカル・ミステリー・ツアー』に登場する Bonzo Dog Doo Dah Bandが演奏した曲名に由来するそう。

 もう1つ。ベンとベーシストのニックは小さい頃数年間日本に住んでことがあるらしい。何かのインタビューでベンは、日本にいたときに沢田研二の"TOKIO"と加藤茶と志村けんの"ヒゲのテーマ"を聴いたのが記憶に残ってるらしいです。

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Soul Meets Body / death cab for cutie (PLANS 収録)
Such Great Heights / THE POSTAL SERVICE (GIVE UP 収録)

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2008年03月23日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. Punk / Hardcore
  3. Homecoming / GREEN DAY (american idiot 収録)

Jimmy died today
He blew his brains out into the bay
In the state of mind it's my own private suicide♪


 2004年リリース、Green Dayグリーン・デイ)の現時点での最新作で、2004年度のグラミー賞で『Best Rock Album』を、翌年2005年度のグラミー賞では収録曲の"Boulevard Of Broken Dreams"が『Record Of The Year(最優秀レコード)』を受賞した名実共に彼らの代表作となったアルバム『american idiot』に収録された曲"Homecoming"。5つのパートからなる組曲で、アルバム後半のクライマックスともいえる9分を超える大作。

・Green Day Homecoming Live


 パート1となる"The death of St. Jimmy"では、主人公である少年Jesus of Suburbia(郊外のイエス・キリスト)がもう1つの人格であるSt. Jimmy(セイント・ジミー:犯罪、反逆、暴力の象徴)を葬り去ります。"だから その日ジミーは死んだ 湾岸に脳みそをぶっ放したんだ 俺の中では それは密かな自殺行為"

 パート1から雪崩れ込むようにパート2、East 12th St.へ。葛藤しもがく様な歌詞と、サウンドの激しさがマッチしてます。This life like aint for me見せかけの人生なんてもういらない

 そしてパート3Nobody likes you!。ドラムのタムロールに乗って誰も君なんか好きじやないと歌い上げられ、一気に加速しパート4へ。

 パート4、Rock and roll girlfriendでは、ロックンロールなピアノの音とサックスの音が加わり、ドラムのトレがロック・ロール・ライフについて歌う。So get off my caseいい加減にしてくれよ

 最後のパート5、We're Coming Home Again。このパートでついに主人公は、外の世界に飛び出し、そして敗北し(挫折し)再び故郷の町に戻っていきます。The time has come and it going nowhere

 そして作品のクライマックスを終え、最終楽曲"Whatsername"でこのアルバム1枚を使った物語が終わります。(個人的には"Whatsername"はホント大好きな曲で、今のところグリーンデイの中では心のNo.1です)

 それにしても、この『American Idiot』という作品が出てもう4年も経ちますが、全然劣化しないですね。アルバムが出る前に『新作は史上初のパンク・ロック・オペラになる』って聞いたときは、誰もが不安を覚えたと思いますが(もちろん自分も)。アルバム製作中に起こったイラク戦争(とそれを始めたブッシュ大統領)への怒りが、この作品に大きな影響を与えたそうですが、それを直接的に表現するのではなく、個々の人生の物語に落とし込んだところが、この作品を傑作にした要因だと思います。

 とにかく、この作品は全体を通して1つの作品になってるので(もちろん個々で聴いても痛快なパンク・ロックな曲ばかりですが)、アルバムで聴くのをオススメします。

 てか、こんな作品作っちゃった後はどんな作品を作るんでしょうね。4年も経つのに新作の噂を聞かないのは、これを超えるのを作れないからだったりして・・・

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Boulevard Of Broken Dreams / GREEN DAY (american idiot 収録)
EXTRAORDINARY GIRL / GREEN DAY (american idiot 収録)
Whatsername / GREEN DAY (american idiot 収録)
THE SAINTS ARE COMING / U2 AND GREEN DAY (THE SAINTS ARE COMING 収録)

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2008年03月20日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2000年代)
  3. 少年B / 板尾創路 (少年B 収録)

燃えろ燃えろ田舎の小学校 燃えて燃え尽きろ
冷めろ冷めろ田舎の小学校 冷めろ夢なら♪


 2月27日に『板尾日記3』と『粋ポスターブック』を発売したばかりの、お笑い芸人(130R)で俳優もこなす板尾創路がなんと歌手デビュー!そのデビュー作となるシングル曲。(むかし『ダウンタウンのごっつええ感じ』でシンガー板尾ってもあったね)

・少年B


 いやぁなんていうか、いいんですかね、こんな歌詞の歌なんて発売して(笑)"燃えろ田舎の小学校"ですからね。しかもそこだけじゃなく全体的にシュールというかぶっ飛びまくりですからね。

 そんな歌詞に対して、バックトラックがなんかオシャレーというか、ラウンジな感じの陽気なサウンド。それがまたシュールさを倍増させてます。そんなバックトラックを作ってるのがテイ・トウワ。なるほどね!って感じ。そういや、TOWA TEIって10年位前に板尾と同期の今田耕司KOJI1200としてプロデュースした「ナウロマンティック」ってのもあったね。

 で、歌もぶっ飛んでりゃ、PVもぶっ飛んでます。いきなり出だしから地上波じゃなかなかな流せない映像が・・・。消防士の格好で燃えろ燃えろって・・・。しかも、監督が日本を代表する映像クリエーターの宇川直宏。いいね、この無駄な豪華さが!

 ちなみにこのDisc2としてこの曲のPVとそのオフショット『太陽を盗んだ少年B』を収録したDVDが付きます。

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2008年03月16日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (〜2008)
  3. FACTORY LIVE 0315@フジテレビ(THE CORNELIUS GROUP、エルマロ、THE JETZEJOHNSON、Levelload)

今日はフジテレビの深夜のライブ番組FACTORYの収録観覧に行って来た。

今日の出演者は、
MC:谷中敦(東京スカパラダイスオーケストラ)、吉村由実(Puffy)
LIVE:THE CORNELIUS GROUPエルマロTHE JETZEJOHNSONLevelload

毎回自分のツボをつかれまくりのラインナップ。
これが無料なんて。

そして、今日はコーネリアスですよ♪
以下、簡単に感想。

まず、いきなりコーネリアスから。
トリだと思ってたらトップバッター。

てか、会場に入った瞬間、ステージと客の間に幕がかかってた時点で、トップバッターってバレバレでしたが。

まぁ確かに、セットチェンジの時間を考えると、トップに持ってくるのが一番無難ですよね。
なんつうか、ステージが普段のファクトリーではありえないような凝りようでしたし。

まず、メンバーが登場し演奏開始。
幕の裏側で演奏するメンバーがシルエットで映し出される。
カッコイイ・・・

そして幕が落ちて、おそろいのチェックのシャツを着たメンバー登場。
バックのLEDかなんかのライトが眩しい!

メンバーは、小山田圭吾(G)をはじめ、清水ひろたか(B)、NEIL AND IRAIZAの堀江博久(Key)、そしてドラムはあらきゆうこ。
あらきゆうこは、くるり、salyu、Polaris、etc.と個人的にツボなバンドばかりのサポートしてくれてますね。

そういや、10年位前になんかのTV番組(ラジオだったかも)で小山田がドラムは女性がいいって言ってた記憶があります。

で、ライブはバックのスクリーンに映し出される映像と音とのリンクで、聴覚だけでなく視覚まで一緒になって刺激される素晴らしいSHOWでした。

音の方はCDでの緻密な音像だけでなく、激しさも備えたまさにライブならではのサウンド。

最後の"E"ではカウントを客に言わせてたりするお決まりのコール・アンド・レスポンス的な演奏もあったり。

そして、メンバーは颯爽と去っていきました。
マジであっという間。
短いよー。。

単独公演に来なさいってことですね、はい。

コーネリアスのセットリスト
【SETLIST】
01. Opening
02. Breezin'
03. Wataridori
04. Gum
05. COUNT FIVE OR SIX
06. I Hate Hate
07. Beep It
08. Fit Song
09. E

2組目はLevelload。
レベロードと読むらしい。
よく知らんけど、日本人のベースヴォーカルMarikoとイギリス人ギタリストTonyの2人からなるバンドらしいです。
今回は打ち込み担当の人(メンバー?)もいて3人編成。
こちらは全員黄色系の衣装で決めてました。

音のほうはギターロック+打ち込みのニューウェービーなバンドでした。
Yeah Yeah Yeahsに打ち込みを足した感じというか。
なかなか面白かったです。


3組目はTHE JETZEJOHNSON。
これも良く知らんバンドでしたが、女性ファンが多かった。
こっちも打ち込みの入ったギターバンド。
音はなかなかかっこよかったけど、なんかメンバーのスカした感じが「なんだかなぁ〜」って感じ。
うーん、悪くはないんだけど・・・


で、トリはEL-MALO。
JETZEJOHNSONのVo.が彼らのことを「神様」って言ってた。
自分は何故か10年位前から知ってるけど、世間的にはほとんど無名な気がしますが・・・
ギターのアイゴンこと會田茂一は意外と色んな人のプロデュースとかやってます。

2人組みだった気がするけど、今回はツインドラムにベースに木琴の人とかいて6人編成。
あ、ドラムの1人は何気にBloodthirsty Butchersの人でしたね。
(FOE繋がりですね)

ライブの方はまぁかっこよかったんですが、ジェッジジョンソンのメンバーがちょっと彼らのことを褒めすぎてハードル上げすぎたのと、やはりこの日はコーネリアス目当てが大多数だった気がするので、ちょっとトリってのは辛かったかも。

まぁしょうがないか。

コーネリアスはぜひ単独ライブに行きたいと思います。

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2008年03月15日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. 元レピッシュの上田現さん肺がんのため47歳で死去

80年代後半のバンドブーム時代から活躍しているバンド「LÄ-PPISCH」の元メンバー(2002年脱退)、上田現さんが肺がんのため、2008年3月9日47歳の若さで死去されました。

先ほど、新聞の訃報欄で知りました。まだ若いのに・・・。ショックです。


発表によると、昨年末に発症し、ファンに向けては「腰痛」と公表して活動を休止、治療に専念していたとのこと。HPでは「完治を信じて、それこそ驚異的な努力を続けてまいりましたが、残念ながら47歳の誕生日を過ぎて間もないこの日、旅立っていきました」と発表されています。

上田さんはレピッシュとしての活動のほか、歌手、元ちとせさんの大ヒット曲「ワダツミの木」を作詞作曲したことでも知られています。

告別式:13日午前11時〜千日谷会堂(東京・信濃町)

HPでは「本人の希望でもありますので、少しでも多くの方々にお見送りをしていただけたら」とファンに参加を呼びかけています。

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2008年03月11日(火)