1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. ATARI TEENAGE RIOT@恵比寿LIQUIDROOM (Guest:9mm Parabellum Bullet) 感想&セットリスト

LIQUIDROOMにATARI TEENAGE RIOTアタリ・ティーンエイジ・ライオット)の来日公演を観に行ってきた。

Atari Teenage Riotジャパンツアー2011

今日はゲストは、彼らのファンで、メンバー自らアタリの曲の中か選曲したベストミニアルバムを出したりしていた、9mm Parabellum Bulletを迎えて。

でも、残念ながら仕事終わりでリキッドルームに駆け付けた時には9mmの最後の曲でした。
相変わらずギターの人がすごい動きで演奏してた(笑)
あれでよく弾けるね。

なかなかの盛り上がりで9mmが終わり、一気に客がはけてったので、ステージに向かって右側の前方に待機。
9mmが前座に決まってからチケットが売り切れたとかいう噂(ま、それでも決まってからしばらくはチケット余ってましたが・・・)だったので、ひょっとしたらアタリファン少ないんじゃないかと思ったら、そんなのは無駄な杞憂に終わり、ATRのTシャツを着た人たちが続々とフロアに集結。

フロアの中腹には2本の旗がはためいていただけでなく(再結成後、サマソニ、フジロック、今回と観るのは3回目ですが必ずいますね)、今回はプラカードを持った人達まで。
そこには「ANTI 原発 RIOT」「原発反対 責任トレ」とか書かれてた。
tepco(東京電力)のマークもついてました。

徐々にSEが大きくなり、フロアもぎちぎちに詰まった21時過ぎ、暗転し幕が開く。

ここで2曲ほどアタリの曲(Remix?)が流れて、焦らしに焦らした次の瞬間、アレック・エンパイアAlec Empire)、ニック・エンドウNic Endo)、CX・キッドトロニックCX KIDTRONiK)の3人が登場!

1曲目は最新作『Is This Hyperreal?』でも1曲目を飾る"Activate!"からライトっと開始!

アクティベイト!って叫びながら拳を突き上げると同時に巻きあがるモッシュ。
私も例にもれずその中へ。
横の方にいたはずなのに、最終的には結構真ん中の方まで行ってた・・・

前半は新作中心の流れ。
ここでライブを引っ張るのはニック・エンドウ。

全身黒のアレック、HIP HOPな感じのCXももちろん目立つんだけど、白いTシャツに黒いパンツの細身のニックがステージ上を歌いながら動き回る姿がカッコよすぎる。

再結成でオリジナルメンバーのHanin Eliasハニン・エライアス)は不参加だけど、その穴を埋めて余りある活躍っぷり。

新加入のCXも、ずっと一緒に活動してたんじゃないかっていうくらいハマってるけど、ここはニックの方が一枚上かな。
そんなCXは"Too Dead For Me"の時だったかフロアにダイヴ!
思わず触りまくってしまった。

もちろん皇帝アレックも何度か前にできてくれたので、何度もぺたぺた触ったり。。
別にメンバーに触りに行ったわけではないんですが、ついね。
ちなみにニックは触れられず。。

基本的に3人はそれぞれサンプラーを操りながらビートを繰り出してたんだけど、もはやだれ一人機器の前にはいないカラオケ状態で3人が叫びまくってる瞬間もあったけど、もはやそんなことどうでもいいね。

これぞデジタルハードコアなサウンドが鳴って、3人が叫べば無問題です。

途中、アレックが例のプラカードを客から取って、頭上に掲げる場面があったりしつつ、ライブは進み、"Blood In My Eyes"でまたもニックが主役に躍り出て、とどめの一発"Speed"投下で本編終了。

もうパンツまで汗だくでクッタクタだけど、すぐさまアンコールで出てきて最後は"Revolution Action"でレヴォリューション!、アクショーーン!!して、目いっぱいの大音量のノイズを残して終了。

もう限界。
楽しかった。

ステージを去った後も止まない歓声にこたえて登場したアレックのカッコ良さったらなかったね。

以下、セットリスト
たぶんこんな感じ。
違ってたら修正します。

2011.11.17 Atari Teenage Riot@恵比寿LIQUIDROOM Setlist

SE有
01. Activate!
02. The Only Slight Glimmer of Hope
03. Black Flags
04. Shadow Identity
05. Into The Death
06. Too Dead For Me
07. Atari Teenage Riot
08. Sick To Death
09. Re-arrange Your Synapses
10. Is This Hyperreal?
11. Codebreaker
12. Blood In My Eyes
13. Speed
---encore---
14. Start The Riot
15. Collapse of History
16. Revolution Action

・9mm Parabellum Bullet Setlist
01. Living Dying Message
02. Survive
03. Discommunication
04. 新しい光
05. Wanderland
06. The World
07. Black Market Blues
08. The Revolutionary
09. Vampiregirl
10. Punishment

■ATARI TEENAGE RIOT JAPAN TOUR 2011
・2011年11月17日(木)
東京都 恵比寿 LIQUIDROOM
[GUEST]
9mm Parabellum Bullet
・2011年11月18日(金)
大阪府 心斎橋 FANJ TWICE
・2011年11月19日(土)
愛知県 名古屋 CLUB QUATTRO

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2011年11月17日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Alternative Rock
  3. Art Of Almost / Wilco (The Whole Love 収録)

 アメリカはシカゴ出身のロックバンド、Wilcoウィルコ)の今年2011年リリースの8枚目のアルバム『The Whole Love』(全米5位・全英30位)。リリースは自ら設立したレーベルdBpm Recordsより。

 "Art Of Almost"はアルバムの1曲目を飾る曲。抑制された電子音とビート、そしてジェフ・トゥイーディの歌声。そこから徐々にブーストしていくギターとドラム。1曲目からかっこよすぎてチビりそう。。7分かけて絶頂に上り詰める感じがたまらない。そこから1stシングルになったノイジーだけどポップな2曲目"I Might"に続く流れもイイ!この最初の2曲を聴いただけで名盤の匂いプンプンする。

 アルバム序盤でガツンとやられたけれど、アルバム全体としてはバラエティに富んだ仕上がりになっていて、静かで美しいメロディの曲だったり、これまた激しいロックンロールだったり、Wilcoならではのカントリーテイストな曲があったりと通して聴くとまた楽しい仕上がり。オルタナ・カントリーだとか、ポストロックだとか意味のないジャンル分けは不要。アルバムラストを飾る12分にも及ぶ曲"One Sunday Morning (Song for Jane Smiley's Boyfriend)"は、"Art Of Almost"と対になっているそうで、アコースティックで穏やかなエンディングを迎えます。

 アルバムずっと聴いてて私は、なんか雰囲気がニック・ロウみたいな曲がいくつかあるなぁって思ってたら、シングル"I Might"のカップリングは、ニック・ロウの"I Love My Label"のカヴァーだったと後で知ってビックリ(『ザ・ホール・ラヴ』の限定盤の2枚目と日本盤のボートラにも収録されています)。なんとアメリカツアーはそんなニック御大と一緒に回ったんだとか。YouTubeに動画がいくつか上がってたけど、日本でも実現しないかな・・・

 と、そんなウィルコのライブは今年のフジロックので観ました。最終日のホワイトステージのトリということで、疲労が溜まりに溜まった心と体に沁みたなぁ。ま、圧巻の"via Chicago"で超興奮しましたが。今年のフジのベストアクトの1つと言っても過言ではないです。何気に、初来日のMAGIC ROCK OUTも昨年のワンマンも観てるので来日の少ない彼らのライブは観てる方ですが、またすぐにでも観たい!祈・来日!

・Wilcoの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Wilco


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2011年11月16日(水)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. Into Your Dream 2011@Shibuya O-nest (Her Space Holiday、The Deer Tracks)

渋谷のO-nestにて『& records and Vinyl Junkie Recordings presentInto Your Dream 2011″』なるイベントを見てきた。

出演は、
The Deer Tracksザ・ディア・トラックス
Her Space Holidayハー・スペース・ホリデイ
の2組。

会場のO-nestに着くと、受付&バーフロアの6階にハースペことマーク・ビアンキがいました。
久々に観たけど、顔ちっちゃ!


5Fに降りて、開演時間10分過ぎくらいに、まずは1組目、THE DEER TRACSからスタート。

スウェーデン出身のデビッド・レーンベルグエリン・リンドフォースの2人組。
金髪でこれぞ北欧美女なエリンが登場し、早速目を奪われる。
日本のヴィジュアル系のバンドにいそうな奇抜な髪形のデビッドもなかなかのイケメン。

サポートでキーボードの女性を加えて3人編成。

ちょっとサイケがかった映像がバックに映し出され、エレクトリックな音像と合わせてなかなかドリイーミィ。
エリンの歌声もいい!

時折エリンがピアニカを弾いてたんだけど、そのアナログな音が電子音と意外とマッチしてて良かったな。
「ワタシタチハ、ディアトラックス、ダヨ」って言ってたのがちょっと萌えた。
(「です」じゃなくて「だよ」って言ってたよね?)

最後にはエリンがミュージックソウ(ノコギリ)を演奏したりして、終始幻想的なライブでした。



幻想的にシメつつも、楽器をメンバー自ら片付けて一気に現実に戻った後は(笑)、こちらも自らマーク自らセッティングを終え、HER SPACE HOLIDAYのライブ。
ちなみに、ハー・スペース・ホリデイ名義の活動は終了することが決まっているので、今回の来日ツアーがハースペとしての最後になります。

今日はラストツアーの初日。

私とハースペの出会いは、数年前に、新宿の高島屋にあった今は無きHMV新宿SOUTH店に行ったときに、たまたまインストアライブやってたのを見たこと。
観てるお客さんもまばらだったけど、私は一発で好きになり、CDも買いました。
懐かしい。

で、ちゃんとしたライブハウスで観るのは今日が初で、それが最後になるとは・・・

Macと同期させながらギターをメインに、時折、ウクレレなんかを弾きながらステージが進んでいく。

たった1人で演奏し、歌い、閉じた世界ながらも、会場にいる人も一緒になって気持ち良くなれる音楽。

短髪に、黒ぶち眼鏡。
真面目そうなルックスとは裏腹に、そのチェックのシャツのからちらりとのぞく腕にはタトゥーが一杯。
そういやこの人ってもともとハードコアとかやってたらしいよね。

昔ハードコアとかやってた人ってなんかポストロックな方向に行く人多い気がするけど、なんでなんでしょうね。


本編最後の曲の前に「次は最後の曲。最後のツアーの、今日は最初のショー」ってことを話してて、わかってはいても「最後」ってのは寂しいですね。

アンコールは1曲。
短かったけど、なんかすごく満足したライブでした。

以下、セットリスト。

2011.11.13 Into Your Dream 2011@Shibuya O-nest (Her Space Holiday、The Deer Tracks) Setlist

・Her Space Holiday Setlist
01. Tech Romance
02. Shonanoka
03. Japanese Gum
04. Weight Of The World
05. Something To Do
06. Forever And A DAY
07. Ghost In The Garden
08. BCB Remix
09. From South Carolina
10. Anything For Progress
11. My Girlfriends Boyfriend
12. The Time It Takes
---encore---
13. You And Me

ハースペの最後のジャパンツアーは明日以降もあるので行ける人はぜひ。

■Her Space Holiday The Final Japan Tour
2011/11/14(月)松本  ALECX
 出演:Her Space Holiday, 4 bonjour's parties, Caroline
2011/11/15(火)京都 Club Metro
 出演:Her Space Holiday, 4 bonjour's parties, Caroline, neue nahel(ex.audiosafari)
2011/11/16(水)名古屋 K.D JAPON
 出演:Her Space Holiday, 4 bonjour's parties, Caroline
2011/11/17(木)渋谷 O-NEST
 出演:Her Space Holiday, 4 bonjour's parties, Caroline

・Her Space Holidayの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Her Space Holiday
・The Deer Tracksの楽曲を試聴&ダウンロード⇒The Deer Tracks


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A MATCH MADE IN TEXAS / HER SPACE HOLIDAY (THE PAST PRESENTS THE FUTURE 収録)
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RIVER BANKS / THE HEARTBREAK MOMENT (THE SOUND OF OUR SUMMER 収録)
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2011年11月14日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. 高円寺フェス2011 『みうらじゅん・久住昌之・前野健太トークイベント』@座・高円寺

11月12日(土)、13日(日)に高円寺にて行われたその名も『高円寺フェス2011』に行ってきました。(12日だけ行きました)

まず、高円寺の駅から外に出ると、駅前の広場には人だかり。

見ると、リング用意されてて、そこでプロレスをしてた。
高円寺駅前ドリームマッチ』とその名もずばりなイベントタイトル。

3試合あって最後のメインイベントはタッグ戦。
長島☆自演乙☆雄一郎日高郁人vs崔領二橋本大地

破壊王・橋本真也の息子の橋本大地とコスプレレスラーの長島☆自演乙☆雄一郎の対決ってことでなかなかおもしろかった。
長島は入場の時からファンがオタ芸のダンスをしてたり、コスプレ姿でリングに上がってから、メイド風の衣装のバックダンサーとともにダンスとかしてました。


と、別に私はプロレスを見に高円寺にやってきたわけではなく、別の主目的があったので、途中離脱。

目的のトークイベントを見に、座・高円寺へ。

観てきたのは、「みうらじゅん・久住昌之・前野健太トークイベント」。
早めに行って当日券を購入。
最後列の席をゲットしたんですが、最終的には立ち見が出るほど大盛況。


もう最初っからみうらじゅんが面白すぎた。
中学生時代から書きためてた曲の歌詞の書かれたノートの写真を出して読み上げたりしてたんだけど、センスありすぎ(笑)
中学生にして自分のGREATEST HITSのカセットを作ってたりして。
その曲のタイトルだけで話がいくらでも膨らむ膨らむ(笑)
その頃家で母親が何か口ずさんでると思ったら、自分が作って歌ってた曲を自然と覚えて歌ったしまっていたったエピソードがなんかよかったなぁ。


漫画家(『孤独のグルメ』等)の久住昌之も負けず劣らず面白すぎ。
東京から関西まで歩いて行くのに、歩いて行ったところから一旦電車で東京に帰ってきて、また再開するときは、そこまで電車で行ってまたそここから歩き始めるという企画をやってるらしくて、その企画で撮った写真を見せたり、その歩いてる最中の山道で車の追突事故に遭遇したと思ったら、それがみうらじゅんの事務所の人だったとか、なんともミラクルな話とか。


シンガーソングライターの前野健太は2人よりだいぶ年下だったので、最初は控えめだったけど、どんどん地が出てきて変人な雰囲気を出してた。
浪人時代にいきなり旅館でバイトを始めて、ドラマの失楽園をテレビで見ながら・・・な話とか、自分の音楽の才能のなさに一度は音楽を辞めたけど、インドに行って、また音楽を始めた話とか、昔の日記が相田みつを的だったりとか面白かった。


アコギが3本用意されてて、それぞれ気が向いたら歌ったりして、それがまたテーマがアレだったりしてすごく楽しかったんだけど、これ文章で書いてても面白さが伝わらなさそうなので割愛。

みうらじゅんのトークイベント、また行きたいなぁ。


ちなみにこの日の夜8時からすぐ近くのライブハウスにて久住さんのライブがダブルブッキングされてて、その開始時間の8時ころこのイベントも終了っていう何ともゆるい終わり方。

で、座高円寺から駅に向かう途中にあるそのライブハウス前に久住さんがいたので思わず握手してもらった挙句、ライブは見ないで帰りました。。
ごめんなさい。。


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2011年11月12日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. Brazil / Latin America
  3. City Grrrl / CSS (La Liberacion 収録)

 ブラジル出身の5人組、CSSCansei de Ser Sexy)の3rdアルバム『La Liberación』(ラ・リベラシオン。スペイン語で「自由」とかそんな意味)収録曲"City Grrrl"。先ごろミュージックビデオも公開されたのでアルバムからの次のシングルになるのかな?

 哀愁漂うスパニッシュギターのイントロからはじまってディスコパンクな流れになる曲。この曲の歌詞を見て、これはまさにCSSのメンバー、特にLOVEFOXXX自身のことを表してるんだろうなぁって思った。田舎から都会へ。自分の好きな格好をして、他人にどう思われようと、わが道を行く!って感じ。PVの中でも、ラヴフォックスが歌詞の通り髪をピンクに染め、黒い口紅を塗り、次から次へと服が変わっていくってものになってて、まさに!って出来になってます。途中から入るホーンがなんか、その生き様を祝福してるようにも聞こえますね。

 ちなみにこの曲は、The SsionCody Critcheloeが参加しています。そのCodyがPVにも出てくるんですが、それまではラヴフォックスすげぇって思ってたところにコディが出てきた瞬間、一気にそっちに目が引きつけられてしまった(笑)この人のインパクトすごすぎ!むしろコディのための曲?って思いまで・・・。YouTubeで曲も聞いてみたけど、なかなか面白いです。要チェック!(正直1stシングルだった"Hits Me Like a Rock"にフィーチャーされたPrimal Screamボビー・ギレスピーの存在がかすむ・・・)

 それにしてもますますCSSの音楽は雑多になってってて面白い。ブラジルという出自から英語とポルトガル語が共存してたんだけど(それとラヴフォックスは日本人の血も混ざってるしね。本名は、ルイザ・ハナエ・マツシタ)、今作に至ってはスペイン語まで(タイトルトラックの"La Liberacion")。ま、なぜスペイン語にしたのかはわかりませんが、"City Grrrl"のイントロも含め、スペインってのはちょっと今作のキーワードかもね。

 まぁでもそのマルチカルチュアルで雑多な感じのところが魅力でありつつも、その分、わかりにくさにもつながってるのか、チャート的にはUKで180位、アメリカではランクインなしってのはちょっと残念。ま、チャートとか関係なくわが道を進んで行ってほしいですが、無茶苦茶楽しかった今年のフジロックのステージを見て、結局一番盛り上がったのが"Let's Make Love and Listen to Death from Above"と"Alala"だったので、それに匹敵するようなアンセムも欲しいところですが、それは次回に期待しよう。

 来年早々に来日も決まっています。
■CSS JAPAN TOUR 2012 日程
名古屋 2012 年 1 月 11 日 (水) CLUB QUATTRO
大阪 2012 年 1 月 12 日 (木) BIG CAT
東京 2012 年 1 月 14 日 (土) STUDIO COAST

・CSSの『La Liberacion』を試聴&ダウンロード⇒La Liberación - CSS


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Music Is My Hot Hot Sex / CSS (CANSEI DE SER SEXY 収録)
Let's Make Love and Listen to Death From Above / CSS (Cansei de Ser Sexy 収録)
CSS@恵比寿LIQUID ROOM
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2011年11月11日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Fuji Rock Festival '12
  3. フジロック2012に再結成The Stone Roses出演決定&開催日程決定!

つい先日、再結成を発表して全ロックファンを大喜びさせたThe Stone Rosesザ・ストーン・ローゼズ)が、フジロックに出演するとのこと。

情報源は、彼らの海外のサイト

TOPページのNEWS欄に、

------------------------------------------------------------------
07.11.11
The Stone Roses are confirmed as headliners for 2012’s Benicassim Festival, Fuji Rock Festival and T In The Park Festival
------------------------------------------------------------------
と書かれており、ばっちりとフジロックの文字が!!

オフィシャルサイトなのかはちょっと微妙ですが、これはさすがに確定でしょう。

ま、実際に来るまでは安心できないけどね。

イアン・ブラウンジョン・スクワイアが喧嘩しちゃうかもしれないし。

(追記)
とかなんとか言ってるうちにフジロックのオフィシャルサイトで、ローゼズの出演決定の正式発表が行われました。

それと同時に、開催日時も発表。
開催日時は以下。

FUJI ROCK FESTIVAL '12
2012年7月27日(金)28日(土)29日(日)
新潟県 湯沢町 苗場スキー場

※早期割引チケットは2月上旬より受付開始致します。
※受付詳細に関しては後日発表致します。

以下、大将のコメント。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
皆さんに来年の Fuji Rock Festival についてお知らせです。
この時期にアーティスト名を発表するのは初めてですが、
再結成したThe Stone Rosesが参加します。
このニュースは彼等の他のフェスティバル出演発表と同時に行われる事となりました。
楽しみにしていて下さい。

あと、「早期割引チケット」は来年も行います。

SMASH  日高正博
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *




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ONE LOVE / THE STONE ROSES (TURN INTO STONE 収録)
Stellify / Ian Brown (My Way 収録)
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2011年11月08日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. toe /クラムボン/mouse on the keys / agraph@Shibuya O-EAST 感想&セットリスト

渋谷のO-EASTにtoe /クラムボン / mouse on the keys / agraphの出演するライブを観に行ってきました。

クラムボンもtoeも大好きな私にはヨダレがたれそうなラインナップ。


まずはmouse on the keys
名前くらいは聞いたことあったけど、どういうバンドかよくわからんまま今日の初見を迎えた。

調べたところ、NINE DAYS WONDERってバンドにいた、川崎昭(ドラム・キーボード)と清田敦(ピアノ・キーボード)を中心に新留大介(ピアノ・キーボード)を加えた3人組で、toeのレーベルMachu Picchu所属。
2007年のファーストアルバム『Sezession』収録の"最後の晩餐"って曲は資生堂マキアージュのCMに使われたり、他にもCMに曲を提供したりしてるらしい。

というわけでライブ。
キーボードメインで、2,3曲でトランペットとサックスの人が出てきたりして、ちょっとジャズっぽい要素もあるインストポストロック。
ドラムがなかなかかっこよくて、かなりの時間ドラムばかり観てました。
toeの柏倉よりはちょっとパワフルで直線的な感じのドラミングでした。

「月曜日だけど、正月のつもりで楽しんでってください」って言ってたけど、またライブを見たいと思いました。
なんでもここO-EASTのある円山町近辺でのライブが多いらしいです。(KAIKOOフェスとか)


motkが終わり、サイドステージにてagraph
アグラフさんは何気に名前を見かける機会があって、以前iLLを見た時にもiLLのメンバーだったし亡くなったレイ・ハラカミさんを私が最後に観たイベントにも出てました

この人の音楽性結構好き。
メロディが立ってて綺麗な曲が多いし。



その間に着々とセットチェンジも進んで、お次はtoe
そういや初めてtoeのライブを見たのが、ここO-EASTで、その時もクラムボン主催のイベントでした
あれから6年も経つのかぁ。
あのライブの後、しばらくtoeばっかり聴いてたのを思い出す。
それから、今日でクラムボンとtoeが対バンするのを観るのは3回目です。

で、ライブ。
ここ最近は前半をアコースティックセット、後半をエレクトリックセットってライブが多かったんだけど、今日は最初から美濃・山嵜の両ギタリストともエレキ。
エレキセットの方が個人的には好みなのでいきなりテンション上がる。

For Long Tomorrow』の"エソテリック"から始まった後は、1stの『the book about my idle plot on a vague anxiety』の曲を中心に。
1st好きの私にはたまらんセットリスト。
とりわけ大好きな"I do still wrong"の切なさがヤバい。

そして、今日も宙をパクパクしながら超絶テクでドラムを叩く柏倉隆史ばかりを観てしまった。。

後半"ラストナイト"からいつものサポートキーボードの人を迎えて5人でアコースティックセット。
エレキセットの方がいいとか言っておきながらなんだけど、アコギの方もすごくいいんだな、これが。
比較したらって話です。


最後の曲の前にMC。
「はじめましてtoeです。今日はたくさん・・・7万人くらいの人が・・・」って相変わらず人を食った感じでMCスタート。
後は今年は車を機材ごと盗まれたって話とか。

それから、「クラムボンはホントいいバンドでね、郁子ちゃんかわいいし・・・郁子ちゃんかわいいし・・・・・・、他は思いつかないけど」とか「今日もTバック履いてる」とか、山嵜氏のMCのその音楽からは想像できないギャップがいい(笑)

「来年はいい年になるといいね」って言ってから最後"グッドバイ"へ。
山嵜が最初のフレーズを歌った後に、大歓声が!

観ると、クラムボンの原田郁子登場。
ま、実は後半にアコギセットもってきた時点で、最後に郁子ちゃん呼んで"グッドバイ"やるんだろうなとはうすうす気づいてたけどね。

いやぁでもいいもの見れました。


またまたアグラフを挟んで、セットチェンジ。

いよいよトリはクラムボン
つい数日前に両国国技館ライブを見てきたばかりで、またすぐこんな小さなハコで観れるなんて幸せ。

原田郁子・ミト・伊藤大助の3人が登場。
国技館では3人とも特別な白い衣装だったけど、今日はいつものラフな感じで。
郁子ちゃんは国技館とは対照的に黒い衣装でした。

で、1曲目は"KANADE Dance"。
先日とはモードが違うのが明らかなオープニング。
歌ではなく、いきなりガツンと3人の演奏をかまして、今日は熱いライブになるなという予感がビシバシと。

ミトも「月曜日だからって手加減しないぜー」みたいなこと言ってたし。

"コントラスト"が終わりのMCで、郁子が「今日が今年のライブ納めです」って言ってた。
そこからの「ゆく年くる年」の話題に。

もうこの時点で私のテンションマックス!
このネタから始まるのは1曲しかないから。
案の定、toeの山嵜がいつもこの曲を「ゆく年くる年」って言うって流れからの"ララバイ サラバイ"。

この曲大大大好きなんですよ。
長尺なナンバーだからか、ライブではそんなに頻繁にやらないんだけど、ライブで聴くと、いつも泣きそうなくらい感動する曲なんです。
今日ももちろんヤバかった。

そういや、初めてtoeとクラムボンが対バンした時にこの曲で山嵜がギターを弾いてたなぁ。


続いてミトがギターを弾く"ハレルヤ"をやって、その後、郁子ちゃんのキーボードソロ。
この感じから始まるのはそう、"バイタルサイン"です。

今日も今日とてこの曲に圧倒され、ミトの雄たけびに熱くなり、特に今日はマイクを掴んで力強く歌う郁子ちゃんに見とれてしまった。

さらに"バイタルサイン"終わりで、大ちゃんのドラムが炸裂するなかメンバー紹介をして"シカゴ"へ。
ほんと、今日のイベントは、toeの柏倉隆史とクラムボンの伊藤大助っていう日本人のドラマーの中でも私がとりわけ大好きな2人を同時に観られるということだけでアガりまくり。
やっぱ2人とも最高でした。

大熱狂の"シカゴ"から"NOW!!!"でさらに盛り上がって本編終了。


メンバーが去って行って、アンコールの拍手が起こる中、ステージには次々と機材が入ってくる。
こりゃコラボがあるなと思いながら待つこと数分。
クラムボンの3人が登場。

まずは、toeの美濃を呼びこんで1曲。
美濃は以前クラムボンのツアーにも参加してましたよね。

ギターをチューニングしようとしてミトに「プロ(スタッフ)がチューニングしたんだから大丈夫だって」って突っ込んでたのが面白かった。
そんな事を言いつつも、「こうやってずっと一緒に音楽をやっていけたらいいなと思う人です」って紹介してた。

そんな美濃とミトが2人でギターを弾いて"id"。

1曲終わって、toeの残りのメンバー全員と、agraphを交えて最後のセッション。
山嵜が「一言いい?」って言って、何を言うのかと思ったら「感動した!!」ってもはや誰もネタにしない小泉元首相のマネを(笑)


軽くオチがついたところで、最後にnujabesの"refrection eternal"。

「今年いろいろなくなったものもありますが、残っていくものもあるんです」
っていうミトのMCも合わせて感動的なエンディングでした。

来年もまた彼らのライブを見れるといいな。


以下、セットリスト。

2011.11.07 toe /クラムボン / mouse on the keys / agraph@Shibuya O-EAST Setlist

・クラムボン Setlist
01. KANADE Dance
02. GOOD TIME MUSIC
03. 波よせて
04. コントラスト
05. ララバイ サラバイ
06. ハレルヤ
07. バイタルサイン
08. シカゴ
09. NOW!!!
---encore---
10. id (with 美濃隆章 from toe)
11. reflection eternal (with toe & agraph)

・toe Setlist
01. エソテリック
02. 孤独の発明
03. tremolo + delay
04. NIKE RUN Fwd:(新曲)
05. I do still wrong
06. past and language
07. ラストナイト
08. 1/21
09. New Sentimentality
10. グッドバイ (with 原田郁子 from クラムボン)

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バイタルサイン [mono mix] / クラムボン (てん、 収録)
クラムボン@両国国技館
クラムボン@ヨコハマ創造都市センター 1F ホール(YCC) clammbon tour「2010」
Ballet Mecchanique(クラムボン、toe)@桜坂セントラル
クラムボン@NHKホール clammbon 2009 「Re-clammbon tour」
clammbon presents 『sound circle』@Shibuya O-EAST (クラムボン、toe、manual)

Ordinary Days / toe
After Image feat. Harada Ikuko / toe (For Long Tomorrow 収録)
everything means nothing / toe (the book about my idle plot on a vague anxiety 収録)
グッドバイ / toe (new sentimentality e.p. 収録)
abura derabu vol.20@Shibuya O-EAST (Joe Lally、toe、クリプトシティ)
toe & Collections of Colonies of Bees@渋谷CLUB QUATTRO
WRENCH@代官山UNIT (guest:toe、Back Drop Bomb)

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2011年11月07日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2011)
  3. クラムボン@両国国技館

クラムボンの両国国技館公演に行ってきました。

日本全国、北は北海道、南は沖縄の宮古島まで全49公演をまわってきたツアー、『ドコガイイデスカツアー』の締めくくりともいえる国技館公演。

国技館ということもあり、ステージは客席中央。
要するに大相撲の土俵があるところで、それを客が囲む形。

ステージ直近の砂かぶり席を始め、傾斜になった1F枡席(一枡に3人)と2階指定席があって、私は1階の桝席、東1階・23マス・9側でした。
(普通の会場でいうところの9列目の23番って感じ)

さらに砂かぶりと桝席には「苦楽無凡」と書かれた座布団付き(物販でも売ってました)。
しかも、チャックがついてて、開けると紐が出てきて手提げかばんにもなるという代物。
さらにそれを被ると防災頭巾にも・・・

そして今日は、上半身は白系を着てくるというドレスコードもありました。

で、開演時間くらいに突然一人の男性が登場し、客イジリ。
噺家の林家彦いちという方だそうです。

なんやかんや客イジリ、小噺等々あって、影アナ大ちゃんのアナウンスもあり(相変わらずいい声。しゃべりのプロに「メリハリが大事」って突っ込まれてたけど)やっとこさセッティングが完了したようで、彦いち師匠の合図の元、
「おーい、クラムボーン!!」
って全員でメンバーを呼び込む。

すると、呼びかけた方向じゃない側から3人が登場(笑)
姿を現した3人はボクサーがリングに上がる時のガウンのようにレインボーカラーのポンチョを着てて、そのまま土俵・・じゃなかったステージへ!

ポンチョを脱ぐと、3人とも白い衣装を着てて、原田郁子は虹色のモヒカンみたいな髪飾り、ミトはなんかフリフリがついててかわいい衣装で、伊藤大助は帯みたいなものが垂れ下がってたり(わかりずらいですね。。。)と、3者3様。


1曲目は"シカゴ"。
ドコガイイデスカツアーではこの曲で始まる公演が多かったので期待はしてたけど、いきなりテンション上がる!!
しかも、ここでドレスコードの白が威力を発揮。
ライトに照らされる客席がすごくまぶしい!
それがステージの四方を囲むわけだから、会場全体がステージセットのよう!

後、白い服で手拍子してる光景を見ると、なんだかゴスペルとか合唱してるみたいにも見えました。


で、立て続けに"パンと蜜をめしあがれ"という私の大好きな曲を。
桝席なので靴を脱いだ状態なので、その解放感もあってすごく気持ちいい。

"ドギー&マギー"とこれまた初期の曲をやった後にMC。
ミトが「ホントに来てくれてありがとう」って感謝を述べた後、郁子と2人で「今日は野次大歓迎」って言ってた。
それに応えて(?)客席からいい感じで掛け声が飛んだり。

そして、「今日はイッパイ回って来たツアーのすべてを見せる!」って嬉しい意気込みも。

そこからの「信じられないくらい昔の曲をやります。あの頃を思い出すんじゃなくて、あの頃に戻った気持ちでやります!」
って言って、"ジョージ"と"GLAMMBON"とこれまたアッパーな2曲を披露。

いやぁ楽しい〜♪

と、ここで初期曲ゾーンは終わりのようで、照明をぐっと落として、"波よせて"へ。
ミトの語りのようなヴォーカルが沁みる。

「新曲をやります」と言って始まった"はなさくいろは"、"コントラスト"とゆっくり目な曲が続くと、郁子ちゃんが「今日は長いから座って聞いていいよ」って言ったので皆着席。

あ、後、ミトが「1人だけ僕の本名を叫んでる人がいるけど、ここではミトなのよ」って言ってた(笑)
さらに、両国のおいしい店の話とか、楽屋にちゃんこ鍋があるって話も。

あーお腹すいてきた。。(笑)

そんな話からの"便箋歌"。
日常の特別な一場面を切り取ったこの歌の破壊力はいつ聴いてもすさまじい。

そんな日常から一転して、深い水の中でたゆたうようなfishmansの"ナイトクルージング"へ。
青い照明が綺麗だった。

さらにそこから地続きのように始まった"あかり from HERE"での赤いライトが曲の盛り上がりとともにこれまた感情を昂ぶらせた。


ここから一転、攻撃的なモードに。
"KANADE Dance"が始まり、なんとステージが回転し半周!
ステージが真ん中にあるという構造上どうしても、メンバー全員を正面から見れなくて、私の席からではミトが背中を向けてる状態だったんだけど、これで見えるようになった!
(ま、逆に郁子ちゃんが見えなくなったけど・・・)

それにしてもこの曲カッコイイ。
クラムボンってほんとメンバー個々のプレイヤビリティーが高すぎ!
ただのオシャレバンドとか思ってる人がいたらぜひこの曲をライブで聴いてもらいたい!

さらに"GOOD TIME MUSIC"で盛り上げて、私の大好きな"はなれ ばなれ"を挟んで、とどめとばかりに"サラウンド"。
うーん、たまらん。

ミトが「今日がベスト・オブ・ベストなライブにしますよ!」って言ってたけど、その言葉に間違いなし。

そこからの"NOW!!"はこれまで私がライブで聴いた中でもとりわけテンションが高くて楽しかった。

ひたすら楽しい"NOW!!"終わりでキーボードをしっとりと演奏し始める郁子。

「あ、アレ来るな」って思った瞬間、あのイントロ。
私がクラムボンの曲で一番好きな"バイタルサイン"。
もう不動の4番バッター。

そして、中盤のミトの暴走。
この鬼気迫る感じがいつ見ても泣きそうになる。
もはやあのミトの雄たけびを聴くためにクラムボンのライブに来てるようなもん・・・ってのは言い過ぎだとしても、これが聴けなかったら正直がっかりしそうな自分が怖い。。
(今ツアーでも"バイタルサイン"やってない会場もあるみたいですね)

演奏後ミトが、
「愛を込めて言わせてもらうと、本気でコイツ(ベース)を壊すつもりでした。この50公演でボコボコされてるのにずっといい音出してくれてた。もうずっとコイツを使い続けます」
って言ってた。

そんなベースを置いて、ミトがアコギを弾きながら"Re-Folklore"で本編終了。
ま、前にも書いたかもしれないけど、個人的にはReより元々の"Folklore"のほうが好きです。

でも今日は黄色いライトが会場を照らして、会場全体で「ラーラーララーララー♪」と合唱してるうちに、この「Re」の明るい感じも悪くないなって思った。


アンコールはまずミト1人が登場。
アコギでソロ曲"312"を演奏。
今年作った曲って言ってたけど、3月11日の大震災と関係あるのかな?

すごく優しい感じのする佳曲だったけど、途中演奏ミスってグダグダになってた(笑)


で、郁子ちゃんと大ちゃんを呼び込んで3人に。
そして、グッズのアピール(笑)
「ごめん、買ってなーい」って声が飛んでてウケた!

後、「遠くから来た人いる?」って聞くと、会場のあちこちから地名を叫んでたんだけど、その中に台湾から来てる人がいてビックリ!
さらに「台湾より遠くから来てる人いる?」って言うと「イギリス」って人までいた。
ま、イギリス出身で日本に住んでるだけで、今日来たわけじゃないだろうけどね・・・

後は、両国に住んでる人も多かった。


ちなみに今日の開演時間が早い(16時半)のは、ライブ終わりにみんなで飲みに行ってもらいたかったから、とも言ってました。
で、次は座布団付きじゃなくて、ちゃんこ付き(しかもメンバー自ら炊き出し)にするとか言ってた(笑)
楽しそう!!


そんなこんなで3人でアンコール開始。
会場全体の手拍子と足踏みのリズムの元、昨日タワレコ限定でリリースされたばかりの新曲"ある鼓動"を披露。
足踏みの時に文字通り国技館が揺れた!


次のMCで、大ちゃんの美声でクリスマスに今日のライブの様子がWOWOWで放送されるって告知や、客席からの「終電までやってー」って野次に対して「いつか8時間耐久ライブみたいなやつもやってみたい」って話とかあって、最後の曲"tiny pride"へ。

いやぁ最高、と思うと同時にこれで終わりかぁという寂しさが・・・

と、次の瞬間、郁子ちゃんが「何かやる?終わりたくないね」って!!

突如3人で作戦会議を開き、郁子ちゃん用の譜面がすべて詰まったバックも登場、そしてスタッフからのOKもでて、もう1曲やることに!!!


その喜びで、皆が座布団を頭上に掲げたりして見渡す限り紫色というすごい光景になってメンバーもビックリ。

おまけの1曲は"雲ゆき"。
もうこれも大好きな1曲で嬉しかった。


そんな感じでライブ終了。
最後にメンバー紹介とそれぞれ一言ずつ。

さっきのように座布団を掲げるだけでなく、結構な枚数が飛びかい、それをメンバーがそれぞれ客席に投げ返したり。

ミトが最後に一言って「2枚手元にあるって人は、なくなっちゃったって人に返してあげてね」って言ってたけど、たぶん返らなかっただろうな・・・(笑)

メンバーが去って言った後、会場に終演のアナウンスが流れる。
もちろん、影アナは大ちゃん。
最後に「伊藤大助でした」って言ってましたね。


時計を見るともう8時。
彦いち師匠の前説があったとはいえ、会場に入ってから4時間近くが経過。

でもあっという間だったな。


今日は国技館での特別ライブってことで、ゲストの1人や2人来るのかなって期待もあったんだけど、最後まで3人でしたね。
でも今日はいつも以上に会場全体の一体感がすごくて、数千人で1つのパフォーマンスをしたかのようで、ゲストなんてむしろ無くてよかったのかもね。

ホント楽しかった!


以下、セットリスト。

2011.11.03 クラムボン@両国国技館 Setlist

01. シカゴ
02. パンと蜜をめしあがれ
03. ドギー&マギー
04. ジョージ
05. GLAMMBON
06. 波よせて
07. はなさくいろは
08. コントラスト
09. 便箋歌
10. ナイトクルージング
11. あかり from HERE
12. KANADE Dance
13. GOOD TIME MUSIC
14. はなれ ばなれ
15. サラウンド
16. NOW!!!
17. バイタルサイン
18. Re-Folklore
---encore---
19. 312 (mitoソロ)
20. ある鼓動
21. tiny pride
22. 雲ゆき

・clammbonの楽曲を試聴&ダウンロード⇒Clammbon


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2011年11月03日(木)

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