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The Vaselines@Shibuya WWW (guest:KIMONOS) 『HMV GET BACK SESSION』
カテゴリ・タグ:LIVE (2012)
2012.06.29
ksmusic最新情報
渋谷のWWWに『HMV GET BACK SESSION』The Vaselines「Dum-Dum」 LIVEを見に行ってきました。
HMVが主催するイベント『HMV GET BACK SESSION』。
アーティスト本人が自身の作品を収録曲順どおりに再現し、演奏するというもので、第1回bloodthirsty butchers『未完成』、第2回カーネーション『天国と地獄』に続いて開催された今回の第3回は、The Vaselines(ザ・ヴァセリンズ)の『Dum-Dum』の再現ライブです。
The Vaselinesといえば、スコットランド出身のユージン・ケリーとフランシス・マッキーを中心としたインディーバンドで、かのNirvanaの故カート・コヴァーンが「世界で一番好きなバンド」とファンを公言したことで有名。
そのヴァセリンズが1989年に解散する前に唯一残したアルバムがこの『Dum-Dum』です。
(まぁ正直『Dum-Dum』は廃盤になってて、ヴァセリンズと言えばベスト盤『The Way of the Vaselines: A Complete History』のイメージが強いですが・・・)
まずは今日のオープニングアクト。
一応、チケットに記載の開演時間は20時だけど、オープニングアクトはその前の19時半から。
今ツアーの3日ともメンツが違って、最終日の今日はKIMONOSが登場。
いつのまにかシレっと向井秀徳が座ってギター抱えてて、ほどなくしてLEO今井も登場し、「キモノス・・・from 東京でございます」というLEOの言葉から演奏がおもむろに始まる。
1曲目は"Soundtrack To Murder"。
テンポをグッと落としたアレンジで。
KIMONOSやっぱりイイ。
ギターとキーボードの2人でえも言われぬ独特な雰囲気を醸し出してて。
30分弱と短いながらも、今日はキモノスの中でも特に好きな曲をやってくれた気がする。
最後の"No Modern Animal"とかLEO今井がホントにアニマルのような感じになってて良かった。
15分ほどセットチェンジがあって、いよいよヴァセリンズ!
ま、伝説のバンドとはいえ、何気に09年のサマソニとブリティッシュ・アンセムズでライブは見た事ありますが。
現在のメンバーは以下。
Eugene Kelly - vocals, guitar
Frances McKee - vocals, guitar
Stevie Jackson - guitar
Bobby Kildea - bass
Michael McGaughrin - drums
スティーヴとボビーは同郷スコットランドのBelle & Sebastianのメンバーで、ドラムのマイケルももちろんスコットランド人脈。
ユージンはラフな感じではあるけど紳士なオーラを漂わせて、一方フランシスはなかなかかわいらしい感じ。
前半は触れ込み通り、アルバム『Dum-Dum』の再現コーナー。
色あせないメロディと歌声。
シンプルなサウンドだからこそ、時を経た劣化を感じさせない。
フランシスは、「コンニチワ」を連発したり、客を煽ったり、客席とコミュニケイトしようとしてた。
ユージンとも冗談を言い合ったりしながら大笑いしたりと、アットホームな雰囲気。
ま、陽気なおばちゃんノリのフランシスに若干押され気味に苦笑するユージンっていう構図が面白かった(笑)
そのフランシスの笑顔に、会場全体が暖かい雰囲気に包まれてたのが良かったです。
サウンド的にはギターが3本あるだけあって、曲の瑞々しさを失わない程度に厚く激しい音が鳴っていてすごくかっこよかった。
"Teenage Superstars"とか"Dum-Dum"とか特に良かったな。
約45分ほどで『Dum-Dum』の曲をやり通して終了。
一旦メンバーが去ってから、5分弱ほどで再登場。
これからは、『Dum-Dum』に収録されていない曲や2009年の再結成に出したアルバム『Sex with an X』からのナンバーを。
もちろんニルヴァーナがカヴァーしたことで有名なあの曲たちもここで披露。
"Molly's Lips"での、あの「パフパフッ」って音の部分のために、KIMONOSの2人が出てきて楽しそうにパフパフして帰ってった。
(3日間とも前座の出演者がパフパフ担当だったみたいです)
そして、やっぱり一番盛り上がったのはこの曲、"Son Of A Gun"。
3本のギターが響き合って、CDよりもかっこよさが増してた。
2人のヴォーカルの掛け合いも最高。
でも個人的に一番聴きたかったのは、アンコールで最後にやった"You Think You're a Man"。
カヴァー曲なんだけど。
この曲のギターが超好きなんだよなぁ。
まぁおかげで若干スティーヴがおいしいところを持ってちゃった感はあるけどね(笑)
曲の終盤のコーラスでMCなんかして、ライブ終了。
終始笑顔がこぼれる幸せな時間はあっという間に1時間半以上過ぎていました。
7月1日(日)に河口湖ステラシアター・大ホールにて行われる『DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜』にも出演するので、行ける人はぜひ見に行ったほうがいいです。
以下、セットリスト(全然未完成・・・)
2012.06.29 『HMV GET BACK SESSION』@Shibuya WWW Setlist
・KIMONOS Setlist
01. Soundtrack To Murder
02. Yureru
03. Mogura
04. Tokyo Lights
05. No Modern Animal
・The Vaselines Setlist
Dum-Dum set
01. Sex Sux (Amen)
02. Slushy
03. Monsterpussy
04. Teenage Superstars
05. No Hope
06. Oliver Twisted
07. The Day I Was A Horse
08. Dum-Dum
09. Hairy
10. Lovecraft
Bonus Track set
(調査中)
Molly's Lips (with 向井秀徳&LEO今井)
Son Of A Gun
Jesus Doesn't Want Me for a Sunbeam
---encore---
You Think You're a Man
■『HMV GET BACK SESSION』The Vaselines「Dum-Dum」 LIVE
6月27日(水)会場:大阪府 梅田 Shangri-La(with N'夙川BOYS)
6月28日(木)会場:東京都 渋谷 WWW(with 百々和宏とテープエコーズ)
6月29日(金)会場:東京都 渋谷 WWW(with KIMONOS)
■DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜
7月1日(日)会場:河口湖ステラシアター 大ホール(野外)
The Vaselines
相対性理論
Guest: 小山田圭吾(コーネリアス)
Opening: Stevie Jackson(Belle & Sebastian)
・The Vaselinesの『Enter the Vaselines』を試聴&ダウンロード⇒
【サイト内関連記事】
・SUMMER SONIC 09@千葉マリンスタジアム、幕張メッセ 3日目 8月9日(日) Part1
・BRITISH ANTHEMS vol.8@新木場STUDIO COAST(The Vaselines、Patrick Wolf、Johnny Foreigner、Bombay Bicycle Club 他)
HMVが主催するイベント『HMV GET BACK SESSION』。
アーティスト本人が自身の作品を収録曲順どおりに再現し、演奏するというもので、第1回bloodthirsty butchers『未完成』、第2回カーネーション『天国と地獄』に続いて開催された今回の第3回は、The Vaselines(ザ・ヴァセリンズ)の『Dum-Dum』の再現ライブです。
The Vaselinesといえば、スコットランド出身のユージン・ケリーとフランシス・マッキーを中心としたインディーバンドで、かのNirvanaの故カート・コヴァーンが「世界で一番好きなバンド」とファンを公言したことで有名。
そのヴァセリンズが1989年に解散する前に唯一残したアルバムがこの『Dum-Dum』です。
(まぁ正直『Dum-Dum』は廃盤になってて、ヴァセリンズと言えばベスト盤『The Way of the Vaselines: A Complete History』のイメージが強いですが・・・)
まずは今日のオープニングアクト。
一応、チケットに記載の開演時間は20時だけど、オープニングアクトはその前の19時半から。
今ツアーの3日ともメンツが違って、最終日の今日はKIMONOSが登場。
いつのまにかシレっと向井秀徳が座ってギター抱えてて、ほどなくしてLEO今井も登場し、「キモノス・・・from 東京でございます」というLEOの言葉から演奏がおもむろに始まる。
1曲目は"Soundtrack To Murder"。
テンポをグッと落としたアレンジで。
KIMONOSやっぱりイイ。
ギターとキーボードの2人でえも言われぬ独特な雰囲気を醸し出してて。
30分弱と短いながらも、今日はキモノスの中でも特に好きな曲をやってくれた気がする。
最後の"No Modern Animal"とかLEO今井がホントにアニマルのような感じになってて良かった。
15分ほどセットチェンジがあって、いよいよヴァセリンズ!
ま、伝説のバンドとはいえ、何気に09年のサマソニとブリティッシュ・アンセムズでライブは見た事ありますが。
現在のメンバーは以下。
Eugene Kelly - vocals, guitar
Frances McKee - vocals, guitar
Stevie Jackson - guitar
Bobby Kildea - bass
Michael McGaughrin - drums
スティーヴとボビーは同郷スコットランドのBelle & Sebastianのメンバーで、ドラムのマイケルももちろんスコットランド人脈。
ユージンはラフな感じではあるけど紳士なオーラを漂わせて、一方フランシスはなかなかかわいらしい感じ。
前半は触れ込み通り、アルバム『Dum-Dum』の再現コーナー。
色あせないメロディと歌声。
シンプルなサウンドだからこそ、時を経た劣化を感じさせない。
フランシスは、「コンニチワ」を連発したり、客を煽ったり、客席とコミュニケイトしようとしてた。
ユージンとも冗談を言い合ったりしながら大笑いしたりと、アットホームな雰囲気。
ま、陽気なおばちゃんノリのフランシスに若干押され気味に苦笑するユージンっていう構図が面白かった(笑)
そのフランシスの笑顔に、会場全体が暖かい雰囲気に包まれてたのが良かったです。
サウンド的にはギターが3本あるだけあって、曲の瑞々しさを失わない程度に厚く激しい音が鳴っていてすごくかっこよかった。
"Teenage Superstars"とか"Dum-Dum"とか特に良かったな。
約45分ほどで『Dum-Dum』の曲をやり通して終了。
一旦メンバーが去ってから、5分弱ほどで再登場。
これからは、『Dum-Dum』に収録されていない曲や2009年の再結成に出したアルバム『Sex with an X』からのナンバーを。
もちろんニルヴァーナがカヴァーしたことで有名なあの曲たちもここで披露。
"Molly's Lips"での、あの「パフパフッ」って音の部分のために、KIMONOSの2人が出てきて楽しそうにパフパフして帰ってった。
(3日間とも前座の出演者がパフパフ担当だったみたいです)
そして、やっぱり一番盛り上がったのはこの曲、"Son Of A Gun"。
3本のギターが響き合って、CDよりもかっこよさが増してた。
2人のヴォーカルの掛け合いも最高。
でも個人的に一番聴きたかったのは、アンコールで最後にやった"You Think You're a Man"。
カヴァー曲なんだけど。
この曲のギターが超好きなんだよなぁ。
まぁおかげで若干スティーヴがおいしいところを持ってちゃった感はあるけどね(笑)
曲の終盤のコーラスでMCなんかして、ライブ終了。
終始笑顔がこぼれる幸せな時間はあっという間に1時間半以上過ぎていました。
7月1日(日)に河口湖ステラシアター・大ホールにて行われる『DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜』にも出演するので、行ける人はぜひ見に行ったほうがいいです。
以下、セットリスト(全然未完成・・・)
2012.06.29 『HMV GET BACK SESSION』@Shibuya WWW Setlist
・KIMONOS Setlist
01. Soundtrack To Murder
02. Yureru
03. Mogura
04. Tokyo Lights
05. No Modern Animal
・The Vaselines Setlist
Dum-Dum set
01. Sex Sux (Amen)
02. Slushy
03. Monsterpussy
04. Teenage Superstars
05. No Hope
06. Oliver Twisted
07. The Day I Was A Horse
08. Dum-Dum
09. Hairy
10. Lovecraft
Bonus Track set
(調査中)
Molly's Lips (with 向井秀徳&LEO今井)
Son Of A Gun
Jesus Doesn't Want Me for a Sunbeam
---encore---
You Think You're a Man
■『HMV GET BACK SESSION』The Vaselines「Dum-Dum」 LIVE
6月27日(水)会場:大阪府 梅田 Shangri-La(with N'夙川BOYS)
6月28日(木)会場:東京都 渋谷 WWW(with 百々和宏とテープエコーズ)
6月29日(金)会場:東京都 渋谷 WWW(with KIMONOS)
■DUM-DUM PARTY’2012 〜夏の黄金比〜
7月1日(日)会場:河口湖ステラシアター 大ホール(野外)
The Vaselines
相対性理論
Guest: 小山田圭吾(コーネリアス)
Opening: Stevie Jackson(Belle & Sebastian)
・The Vaselinesの『Enter the Vaselines』を試聴&ダウンロード⇒
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