1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM 感想&セットリスト

オーストラリアのシンガー/ギタリスト、Courtney Barnettコートニー・バーネット)の来日公演に行ってきました。

・こちらは2015年の来日ライブの記事です。2019年のものも後で更新します。更新したらtwitterでお知らせします↓↓


場所は恵比寿のLIQUIDROOM。

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM

10分ほど開演予定時間から過ぎたところでメンバー登場。

バンドは3ピースで、コートニーをステージ下手に、ベースが上手、中央にドラム。
(ベースはBones Sloane、ドラムはDave Mudieというアルバムでも演奏している人たちだったみたい)

私はステージに向かって左はじの前の方にいたので、コートニーが近い!

バスドラには4分割されて「C」「B」「3」(残り1つはマイク)と書かれてて、C、BはCourtney Barnettの頭文字として3は何?3人ってこと?

とか思ってるうちに演奏スタート。
"Avant Gardener"から始まり、1stアルバム『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』とEPの曲を満遍なく。

3人だけなので、音は結構スカスカではあったけど、曲に合ってて悪くない。

マイクスタンドを少し高めに設置してて、ちょっと背伸びするように歌うコートニーがなんかすごくカワイイ。
後、『The Double EP: A Sea of Split Peas』のジャケでも使われていた北斎の絵の柄になったTシャツもイカしてた。

スリーピースで、ギター・ヴォーカルが左利きとくれば、彼女と同じ名前のあの人の亡き旦那がやってたバンドをついつい思い浮かべますが、どこか90年代オルタナ(グランジというよりはローファイか)な匂いのするサウンドは個人的にすごいツボ。

時折床に倒れこみながらフィードバック全開で轟音を鳴らしたりする姿はロックアーティストそのもの。
ステージバックにメンバー越しに投影された映像やライティングも相まってカッコよすぎでした。

ちなみにコートニーはピックを使わずフィンガーピッキングでギターを弾いているからか、爆音になってもどこか耳に優しい感じがした。

気づけばあっという間にライブも終盤。

"Kim's Caravan"からの3曲が圧巻で、本編ラストの"Pedestrian at Best"は特に盛り上がった。

アンコールに1曲"History Eraser"をやって終演。
ステージから少し降りてギターを弾いて、フィードバックノイズを振りまいて去って行きました。

終演後、2階の物販エリアでコートニーとメンバー2人が登場し、即席のサイン会。

思わず『Sometimes I Sit And Think, And Sometimes I Just Sit』のアナログ盤を購入(しかも、ラスト1枚でした)して、それに3人のサインをしてもらって、記念撮影。
コートニーに肩まで組んでもらった♪
(写真では私が写ってる部分はカット)

かっこいい上にすごくいい人そうで好感触。
また、来日してほしいね。フェスでもいいかも。

以下、セットリスト。

2015.10.30 Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM Setlist

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOM セットリストCourtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOMでメンバーと写真撮ってサインももらいました

01. Avant Gardener
02. Dead Fox
03. Out of the Woodwork
04. Lance Jr.
05. Are You Looking After Yourself
06. Canned Tomatoes (Whole)
07. Elevator Operator
08. Scotty Says
09. Depreston
10. An Illustration of Loneliness (Sleepless in New York)
11. Debbie Dinner
12. Small Poppies
13. Kim's Caravan
14. Nobody Really Cares If You Don't Go to the Party
15. Pedestrian at Best
---encore---
16. History Eraser

Courtney Barnett@恵比寿LIQUIDROOMでメンバーからアナログ盤にサインももらいました

【サイト内関連記事】
Pedestrian at Best / Courtney Barnett (Sometimes I Sit and Think, and Sometimes I Just Sit 収録)

Courtney Barnett JAPAN TOUR 2015
日程:10月29日(木) 
会場:梅田CLUB QUATTRO大阪
出演者:Courtney Barnett

日程:10月30日(金) 
会場:恵比寿LIQUIDROOM東京
出演者:Courtney Barnett
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0) K 
2015年10月30日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. 新宝島 / サカナクション (新宝島 収録)

 サカナクション、11枚目のシングル曲"新宝島 "。自主レーベルNF Recordsからの第1弾リリースです。2015年10月3日全国東宝系にてロードショーされている映画「バクマン。」主題歌。

・サカナクション / 新宝島


 ボーカルの山口一郎は普段漫画を読まないらしいんだけど、この映画(マンガ家を目指す2人の青年の活躍を描いたストーリー)の主題歌を書き下ろすために漫画を研究し、日本の漫画の原点は手塚治虫であるという答えに辿りついたそう。その手塚治虫の『新宝島』にインスパイアされて作ったのがこの曲とのことです。

 この曲はPVも面白くて、『ドリフ大爆笑』ぽい感じでスクールメイツ的なダンサーとメンバーが踊るっていうものである年代より上の人にはたまらないものになってます。若い人にはこのネタが通じるのでしょうか・・・(笑)

 10月26日(月)、27日(火)に日本武道館公演がありましたので、そのセットリストも載せておきます。

2015年10月26日(月)日本武道館セットリスト
2015年10月27日(火)日本武道館セットリスト


サカナクション -『新宝島』収録曲リスト
1. 新宝島
2. 「聴きたかったダンスミュージック、リキッドルームに」
3. インナーワールド (AOKI takamasa Remix)
4. 新宝島 (Instrumental)


2015.10.26 サカナクション@日本武道館 Setlist

01. ナイトフィッシングイズグッド (Iw_Remix)
02. アルクアラウンド
03. セントレイ
04. Klee
05. Aoi
06. 蓮の花
07. 壁
08. years
09. ネプトゥーヌス
10. さよならはエモーション
11. ネイティブダンサー
12. ホーリーダンス
13. 夜の踊り子
14. SAKANATRIBE
15. アイデンティティ
16. ルーキー
17. 新宝島
---encore---
18. グッドバイ (NEXT WORLD REMIX)
19. ミュージック
20. モノクロトウキョー
21. 白波トップウォーター


2015.10.27 サカナクション@日本武道館 Setlist

01. ナイトフィッシングイズグッド(Iw_Rimix)
02. アルクアラウンド
03. セントレイ
04. Klee
05. Aoi
06. 蓮の花
07. 壁
08. years
09. ネプトゥーヌス
10. さよならはエモーション
11. ネイティブダンサー
12. ホーリーダンス
13. 夜の踊り子
14. SAKANATRIBE
15. アイデンティティ
16. ルーキー
17. 新宝島
---encore---
18. グッドバイ(NEXT WORLD REMIX)
19. ミュージック
20. モノクロトウキョー
21. 白波トップウォーター

【サイト内関連記事】
サンプル / サカナクション (NIGHT FISHING 収録)
FACTORY LIVE 0119@フジテレビ(PE'Z、B-DASH、サカナクション、鶴、suzumoku)
ネイティブダンサー / サカナクション (シンシロ 収録)
Ame(B) / サカナクション (シンシロ 収録)
version 21.1(サカナクション / ogre you asshole / the telephones)@新木場STUDIO COAST
J-WAVE PLATOn LIVE(くるり、the pillows、サカナクション)@Zepp Tokyo
FACTORY LIVE 0130@フジテレビV4スタジオ(サカナクション、DE DE MOUSE、清竜人、OKAMOTO'S)
アルクアラウンド / サカナクション (kikUUiki 収録)
目が明く藍色 / サカナクション (kikUUiki 収録)
サカナクション SAKANAQUARIUM 21.1 (B)@日本武道館
ROCKS TOKYO 2011@若洲公園 初日 Part2 (サカナクション、クラムボン、神聖かまってちゃん、SEBASTIAN X 他)
BOOM BOOM SATELLITES→サカナクション@新木場STUDIO COAST
夜の踊り子 / サカナクション (夜の踊り子 収録)
朝の歌 / サカナクション (sakanaction 収録)
ユリイカ / サカナクション (グッドバイ/ユリイカ 収録)
サカナクション@Tokyo Dome City Hall 感想&セットリスト
カテゴリ : 邦楽 (2010年代) ・ comments(0) K 
2015年10月27日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. フェス・イベント情報2015
  3. 『FAT WRECKED FOR 25 YEARS』最終ラインナップ発表&全出演者一覧まとめ

2015年11月23日(月・祝)に幕張メッセで開催されるFat Wreck Chordsファット・レック・コーズ)の25周年イベント『FAT WRECKED FOR 25 YEARS』の出演アーティスト最終発表がありました。

最後に発表されたのは、Hi-STANDARDハイスタ)です。



全出演者はこちら。


■FAT WRECKED FOR 25 YEARS 出演者一覧
NOFX / Lagwagon / Good Riddance / Swingin' Utters / Masked Intruder / Snuff / Strung Out / toyGuitar / Western Addiction / The Flatliners / Hi-STANDARD

以下、開催概要。

FAT WRECKED FOR 25 YEARS 〜 FAT WRECK CHORDS 25th Anniversary 〜 概要
開催日:2015年11月23日(月・祝)
open 10:00 / start 12:00 ※リストバンド交換時間:08:00〜
会場:千葉県幕張メッセ

チケット料金:
スタンディング ¥8,800 (税込・入場時別途ドリンク代¥500)
FAT KIDS TICKET(おまけ付き)¥9,800 (税込・入場時別途ドリンク代¥500)
Tシャツ付き(サイズ:S.M.L.XL)スタンディング ¥10,800 (税込・入場時別途ドリンク代¥500)
※6歳以上有料 / 6歳未満のお子様をお連れの方はFAT KIDS TICKETのご購入が必要となります。
※出演アーティストの変更等による払い戻しはございません。
※いかなる場合でもチケットおよびリストバンドの(紛失・破損・焼失)再発行は行われません。
オフィシャルサイト:http://fatwrecked25.jp/

【サイト内関連記事】
PUNKSPRING 09@幕張メッセ(Bad Religion、SUM41、NOFX、THE DAMNED他)
CONNECTED! TOUR -Fall 08-@新宿LOFT(Useless ID、Secondshot、Nerf Herder)
カテゴリ : フェス・イベント情報2015 ・ comments(0) K 
2015年10月26日(月)
  1. K's今日の1曲
  2. 独り言(音楽ネタ)
  3. 鋤田正義 写真展 『Flash Back!』@箱根彫刻の森美術館

箱根彫刻の森美術館で開催されている、写真家・鋤田正義(すきたまさよし)の『Flash Back!』を見てきました。

鋤田正義 写真展 『Flash Back!』箱根彫刻の森美術館


鋤田正義といえば何といってもDavid Bowieの77年の歴史的名盤『Heroes』のジャケット写真が有名ですね。
(2013年の大復帰作『The Next Day』にも大胆に引用されていました)

(参考)
鋤田正義/デヴィッド・ボウイ写真展「TIME - David Bowie by Masayoshi Sukita」@スパイラルガーデン1F

鋤田正義 経歴


今回は以下の7つのセクションに分かれて展示。

鋤田正義 写真展 『Flash Back!』箱根彫刻の森美術館

鋤田正義 写真展 『Flash Back!』箱根彫刻の森美術館

1. Introduction
展覧会全体の導入部・解説部。
3点の大型モノクロ作品を展示します。

2. Bowie
〈ボウイ オン・ステージ〉のコーナー。
ステージの光とアトラクションの記憶を紹介します。

3. Fashion
「装飾」「流行」「創造されたもの」を〈ファッション〉として捉えます。
鮮やかな色彩と陰影のある作品や実験的な作品から表現します。

4. FLASHBACK
一番大きなスペースのエリアでは、鋤田の心象風景が繰り広げられます。
過去と現在、カラーとモノクロームが交差し、鋤田の心の奥に広がる風景へと誘います。

5. Entertainment
一過的なスペクタルとしての記憶を、作品サイズを大小多様に、音楽的、映画シナリオ的に展示します。

6. TERAYAMA / T-REX / Entertainment (Reprise)
寺山修司の「言葉」によるイメージとシナリオの誘導で、〈寺山修司〉という個性の記憶を想起させます。
また、T-REXやエリア5に収まりきれなかった作品もリプリーズとして展示します。

7. Memory
「フラッシュバック」「記憶」「旅」を想起させる作品を展示します。


デヴィッド・ボウイを始め、T-REXのマーク・ボランといったグラムロックの大物に、70年代後半からのPUNK / New Wave系のアーティストなど、音楽好きにはたまらない写真の他、パンク時代のロンドンの写真もすごく面白かった。

そこにちょいちょい彫刻の森美術館を撮影した写真が挟み込まれているところがなんか不思議な展示になってました。

YMOの写真を撮ってたのは知ってたけど、それ以外にも日本のアーティストの写真をいっぱいとってるのも初めて知りました。

幼少期の本人の写真があったのも面白かったです。


会期は11月8日(日)まで。
これだけを見に彫刻の森美術館に行く価値ありです。

後、余談ですが、デヴィッド・ボウイが2016年の1月8日、69歳の誕生日にニュー・アルバム『Blackstar』をリリースするというタイムリーな噂があります。
そちらも要チェック!

【サイト内関連記事】
The man who sold the world / David Bowie (The man who sold the world 収録)
RUBBER BAND / DAVID BOWIE (THE DERAM ANTHOLOGY 1966-1968 収録)
Rock 'n' Roll Suicide / DAVID BOWIE (ZIGGY STARDUST 収録)
HEROES / DAVID BOWIE (HEROES 収録)
Sue (Or In A Season Of Crime) / David Bowie (Nothing has changed 収録)
鋤田正義/デヴィッド・ボウイ写真展「TIME - David Bowie by Masayoshi Sukita」@スパイラルガーデン1F



■鋤田正義 写真展 『Flash Back!』
主催 彫刻の森美術館 (公益財団法人 彫刻の森芸術文化財団)
協賛 東京リスマチック株式会社
後援 フジサンケイグループ
協力 鋤田事務所/立川事務所
会場デザイン 岸健太・岸建築計画室/ベター・デイズ
プロデュース 立川直樹
開期 2015年7月18日(土)〜11月8日(日)
場所 彫刻の森美術館 緑陰ギャラリー
出品点数 404点
カテゴリ : 独り言(音楽ネタ) ・ comments(0) K 
2015年10月25日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. ユニコーン
  3. 「奥田民生 生誕50周年伝説 ”となりのベートーベン”」開催決定&出演者・豪華ゲスト一覧まとめ

ユニコーンUnicorn)、ソロと活躍しているOTこと奥田民生

生誕50周年となる今年は、5月の50歳の誕生日に『ユニコーン 「奥田民生50祭 もみじまんごじゅう」』を開催、11月28日(土)には広島のマツダスタジアムでの「ひとり股旅スペシャル」も予定されていて、さらにはソロでのMTR&Yによる全国ツアー「秋コレ」も有りと精力的に活動。

そんな2015年を締めくくる最後の大イベントの開催が決定しました。
その名も『奥田民生 生誕50周年伝説 "となりのベートーベン"』。



ソロバンドでずっとOTを支えてきたキーボーディスト、斎藤有太による「奥田民生の生誕50歳を記念して、彼の音楽を皆と共に楽しみ、未来に繋がる一夜限りのRock’n’Roll Partyをやりたい!」の一言で開催が決定したんだとか。


イベントは2部制で、第1部は斎藤有太を始め、ギターに長田進、ベースに根岸孝旨Dr. Strange Loveの2人に、元DSLの古田たかしをドラムに迎えたソロ初期のメンバーでのステージ。

この頃に民生のライブを結構見てたので、個人的にはかなり胸熱です。

そして、第2部はなんと「大編成のスペシャルオーケストラ」でのライブだとか。

民生とオーケストラなんてユニコーンの"大迷惑"のPVを思い出しますが、どんなものになるんでしょうか。
ロック×オーケストラと言えば『シャンブル』でネタにしていたDeep Purpleなんかを思い出しますが。


とにかく「もみじまんごじゅう」も参加できず、股旅スペシャルも無理そうなので、これだけはなんとか参戦したいところですが、チケットは争奪戦になりそうですね。


以下、イベント概要。

■「奥田民生 生誕50周年伝説 "となりのベートーベン"」
日時:12月22日(火) OPEN18:00 / START19:00
会場:東京国際フォーラム ホールA
チケット料金:特等席12,960円(お土産付き) / 一等席10,800円
※前売/税込※小学生以上有料。未就学児童、大人1名につき子供1名まで膝上可。
一般発売日:11月22日(日)
お問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00〜19:00)

<SMA☆アーティスト先行>
受付期間:10月23日(金)18:00〜11月3日(火)23:59
受付URL:http://smam.jp/ot/ (スマホ・携帯のみ)

奥田民生 生誕50周年伝説"となりのベートーベン"特設サイト

一般発売日:11月22日(日)
主催:ディスクガレージ
協賛:サッポロビール株式会社
企画制作:Sony Music Artists
協力:RAMEN CURRY MUSIC RECORDS

出演者:奥田民生
ゲスト出演者:うつみようこ、オカモトショウ(OKAMOTO'S)、岸田繁(くるり)、草野マサムネ(Spitz)、Char、トータス松本(ウルフルズ)、仲井戸麗市、浜崎貴司、PUFFY、八熊慎一(SPARKS GO GO)、YO-KING(真心ブラザーズ)、吉井和哉、Leyona、和田唱(TRICERATOPS)※(五十音順)

1部バンド:
Drums:古田たかし Bass:根岸孝旨 Guitar:長田進 Keyboard:斎藤有太
Drums:湊雅史 Bass:小原礼 Keyboard:斎藤有太

2部バンド:
Drums:伊藤大地 Bass:ハマ・オカモト(OKAMOTO'S)Guitar:松浦善博
Keyboard:斎藤有太 Percussion:三沢またろう

スペシャルオーケストラ:
金原千恵子、西村浩二、村田陽一、山本拓夫をはじめとする大編成スペシャルオーケストラ

カテゴリ : ユニコーン ・ comments(0) K 
2015年10月24日(土)
  1. K's今日の1曲
  2. New Wave / Post Punk
  3. Restless / New Order (Music Complete 収録)

 New Orderニュー・オーダー、純然たるオリジナルアルバムとしては2005年の『Waiting for the Sirens' Call』から10年ぶりとなるアルバム『Music Complete』(全英1位・全米34位)からの1stシングル"Restless"。

・New Order - Restless (Official Video)


 アコースティックなギターの音とちょいエレクトロがかったサウンドに哀愁のあるメロディが載るいかにもニュー・オーダー的な曲ですね。期待以上とは言わないけど、期待にはしっかり応えたものになってます。エクスカリバー伝説をモチーフにそれを現代風(でもレイヴっぽい感じは80年代後半〜90年代前半な雰囲気)にしたミュージックビデオも良いです。


 今シングル、アルバムのトピックとしては何と言ってもJoy Division時代からのオリジナルメンバーであるPeter Hookピーター・フック)不在の作品であること。今や公の場でニュー・オーダーの活動をディスりまくりのフッキーですが、自分もジョイ・ディヴィジョンナンバーをやるライブやったりとなんだかなぁ、な感じ。もういい歳のオッサンなんだからくだらない争いは止めてほしいですが(笑)

 とりあえず、2015年現在のメンバーはこんな感じ。

Bernard Sumner(バーナード・サムナー) – lead vocals, guitar, synthesisers
Stephen Morris(スティーヴン・モリス) – drums and percussion, keyboards, programming
Gillian Gilbert(ジリアン・ギルバート) – keyboards, guitars
Phil Cunningham(フィル・カニンガム) – keyboards, guitars, electronic percussion
Tom Chapman(トム・チャップマン) – bass, synthesisers

 新加入のトム・チャップマンはバーニーがちょっと前にやってたバンド、Bad Lieutenantでベースをしてた人ですね。ベースのフレーズ的にはよくわかりませんが、音の作りはフッキーぽい感じになってる感じがします。後は、ジリアンの復帰。アルバムは"Restless"以外は結構エレクトロサウンドが前面に出てるんですが、ジリアンの趣向が影響してるなんて話もあります。ジャケットのアートワークはPeter Savilleピーター・サヴィル)だし、フッキーの復帰(ダジャレ!)で完全なニュー・オーダーになってほしいところですが・・・

 アルバムには、The Chemical Brothers(ケミカル・ブラザーズ)のTom Rowlands(トム・ローランズ)や、The Killers(ザ・キラーズ)のBrandon Flowers(ブランドン・フラワーズ)、La Roux(ラ・ルー)のElly Jackson(エリー・ジャクソン)などがゲスト参加。Ian Curtisイアン・カーティス)が好きだった(亡くなった時に彼のターンテーブルには『Idiot』が乗っていたと言われています)、Iggy Popイギー・ポップ)も参加している点も注目。

 最後に、UKを代表するインディーレーベル、Factoryの看板アーティストだった彼らが、今作から同じく名門レーベル、Muteに移籍しているのもトピックの一つですね。とにかくトピックがいっぱいな作品ですが、過去の名盤に勝るとは言わないけれど、語るに価する力作なんじゃないかと思います。


New Order -『Music Complete』収録曲リスト
1. Restless
2. Singularity
3. Plastic
4. Tutti Frutti (featuring Elly Jackson 'La Roux')
5. People On The High Line
6. Stray Dog (featuring Iggy Pop)
7. Academic
8. Nothing But A Fool
9. Unlearn This Hatred
10. The Game
11. Superheated (featuring Brandon Flowers)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
THE PERFECT KISS / NEW ORDER (SUBSTANCE 収録)
60 miles an hour / New Order (Get Ready 収録)
Let's Go (Nothing for Me) / New Order (the best of New Order 収録)
ICB / NEW ORDER (MOVEMENT 収録)
BLUE MONDAY / NEW ORDER (SUBSTANCE 収録)
KRAFTY / NEW ORDER (WAITING FOR THE SIRENS' CALL 収録)
Sunrise / New Order (Low-life 収録)
This time of night / New Order (Low-life 収録)
Love vigilantes / New Order (Low-life 収録)
I’ll Stay With You / New Order (Lost Sirens 収録)
New Order@新木場STUDIO COAST (guest:石野卓球) 感想&セットリスト

カテゴリ : New Wave / Post Punk ・ comments(0) K 
2015年10月23日(金)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Darker Than Blue / Blue Daisy (Darker Than Blue 収録)

 ロンドンを拠点に活動するシンガー /プロデューサー、Kwesi Darkoによるソロ・プロジェクト、Blue Daisyブルー・デイジーの2ndアルバム『Darker Than Blue』のタイトルトラック"Darker Than Blue"。

・Blue Daisy - 'Darker Than Blue' (Official Video)


 語りかけるような序盤から徐々に熱を帯びていくMC。それに合わせてバックトラックも激しくなっていく。ダブステップ?ロック?ヒップホップ?様々な音が交差するかっこいい曲です。ブルー・デイジー(青い雛菊)なんて可愛らしい名前からは想像できない音ですね。


 Apple Musicのおすすめを見て初めて知ったブルー・デイジーですが、経歴を調べてみるとデビュー・シングルがPitchforkの「Best New Track」、1stアルバム『The Sunday Gift』がMOJO誌の「Electronic Album of The Year」を獲得してる人らしいです。この『Darker Than Blue』はテクノの老舗レーベルR&Sからのリリースで、タイトルトラック同様にダンス/エレクトロニック系のサウンドを基調としつつもヒップ・ホップやロック的な音が混ざってジャンル分けできない音になってて面白い。その辺りはUK産アーティストならではって感じ。おすすめです。


Blue Daisy -『Darker Than Blue』収録曲リスト
1.My Heart
2.Daydreaming
3.Home
4.Alone (feat Connie Constance)
5.Darker Than Blue (interlude)
6.Darker Than Blue
7.Six Days
8.Heroine
9.We're All Gonna Die
10.Let's Fly Tonight
11.Gravediggers
12.You & Me
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


カテゴリ : Dance / Techno / House ・ comments(0) K 
2015年10月22日(木)
  1. K's今日の1曲
  2. Dance / Techno / House
  3. Magnets ft. Lorde / Disclosure (Caracal 収録)

 ガイとハワードのローレンス兄弟によるユニット、DisclosureディスクロージャーLordeロード)をフィーチャーした曲"Magnets"。2ndアルバム『Caracal』収録。アルバムチャート、全英1位・全米9位。

・Disclosure - Magnets ft. Lorde


 若干18歳のロードが色気むんむんの演技と衝撃の結末を見せるミュージックビデオもなかなかですが、歌とサウンドもどこかダークな雰囲気があってかっこいい曲。タイトルのMagnet(磁石)は惹かれあう様を表したものでしょうか。ローレンス兄弟も現在24歳と21歳。この人たちはどうなってんでしょう。オジサンはやになっちゃいますね(笑)。


 アルバムにはロードの他、前作『Settle』の黄金コンビ、Sam Smith(サム・スミス)を始め、今をときめくThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)、Gregory PorterKwabsMiguelなどがゲスト参加。ゲストヴォーカルに耳が行ってしまいがちですが、トラックの方も洗練の一途を辿ってます。普通に良過ぎて、逆に聞き流してしまいそうになりますが。。その辺は、同じダンスミュージックでも音楽性は全然違いますが、Avicii(アヴィーチー)なんかに通じるものがある気がしますが、いかがでしょう。

 日本では叶わないだろうけど、ゲストボーカルがいっぱい出るディスクロージャーのライブを観てみたいな。ま、フジロック観た2人だけのライブもかなり良かったけどね。


Disclosure -『Caracal』収録曲リスト
1."Nocturnal" (featuring The Weeknd)
2."Omen" (featuring Sam Smith)
3."Holding On" (featuring Gregory Porter)
4."Hourglass" (featuring Lion Babe)
5."Willing and Able" (featuring Kwabs)
6."Magnets" (featuring Lorde)
7."Jaded"
8."Good Intentions" (featuring Miguel)
9."Superego" (featuring Nao)
10."Echoes"
11."Masterpiece" (featuring Jordan Rakei)
・Apple Musicで試聴&ダウンロード


【サイト内関連記事】
Royals / Lorde (Pure Heroine 収録)
LORDE@品川ステラボール 感想&セットリスト
Green Light / Lorde (Melodrama 収録)


カテゴリ : Dance / Techno / House ・ comments(0) K 
2015年10月20日(火)
  1. K's今日の1曲
  2. LIVE (2015)
  3. The Exploited@新宿MARZ (support:HellCity) 感想&セットリスト

UK PUNK/HARDCOREを代表するバンド、The Exploitedジ・エクスプロイテッド)を観に新宿MARZに行ってきました!


(関係ないけどMarzに行く道すがらdisk unionでsex pistolsの『勝手にしやがれ』とJohnny Thundersの『L.A.M.F.』を購入するなどパンクな1日になりました)

サポートアクトは中国のパンクバンド、HellCity
2人のギタリストのトロージャンモヒカンがお見事な出来。

基本的には中央のメンバーがヴォーカル&ギターでフロントマンのようですが、ギタリストとベーシストも立ち位置を入れ替えながら歌にコーラスとフル稼働。

結構カッコ良かった。
G.B.Hの"Sick Boy"のカバーは超盛り上がりました。


セットチェンジが30分ほどあって、The Exploited

過去にExploitedのライブを1回だけ見たことがあって、それが2009年だったので6年ぶり。
その時と同じメンバーかは覚えてないけど、ベースの人はたぶん一緒だったかな。

まぁいろいろあれど、ヴォーカルがワッティーから変わってないのはデカいね。


まず1曲目は"Let's Start a War (Said Maggie One Day)"。
早速巻き起こるモッシュの嵐。
鋲の付いた革ジャンを着た男たちが暴れまくるので、私は脇の方に避難しつつ楽しむ。


序盤から"UK 82"や"Dead Cities"など代表曲を連発。

"Troops Of Tomorrow"ではベースの機材トラブルなどあったけど、基本的には次から次へと勢いよくライブが進んで行く。

ワッティーはコーラスの部分で頻繁に客席に向けマイクを差し出し歌わせる。
マイクを向けられた客はそれに対して、歌って返さないといけないので、全ての曲のコーラスを歌えるかどうか踏み絵的な感じもあったけど、それを全員こなしてたのはさすが!

てか、モッシュに突撃していくハードコアなファンには当然のことか。

よく見るとHellCityのボーカルの人もモッシュしながら歌いまくってました。


その後もハードコアの名曲達を連発しながら本編ラスト"U.S.A."で盛り上がりは最高潮に!
ダイバーも続出し、大盛り上がりで本編終了。

からのアンコール。
"Sex & Violence"では、ワッティーは登場せず、代わりに客がステージに大勢挙がって大合唱。


ワッティーが再登場しての"Punks Not Dead"を演って、最後は"Was It Me?"で締めくくり。

いやぁカッコ良かった。

ワッティー55歳。今だ衰え知らず。
前回との違いとしては、マイクを頭に叩きつけるアクションが減ったことくらいか。
腹の出方はさらに大きくなったような気もしなくないけど。。

しかし、彼らのスケジュールを見るともう明後日にはロンドンでライブやってたりと、精力的な活動に脱帽です。

以下、セットリスト。
セトリの紙をもらった人に写真撮らせてもらったので文字起こし。
もっとやったような気もするけど、よくわかりません(笑)

2015.10.18 The Exploited@新宿MARZ Setlist

the exploited@新宿Marzのセットリスト

Let's Start a War (Said Maggie One Day)
Fight Back
Dog Of War
UK 82
Chaos Is My Life
Dead Cities
Alternative
Troops Of Tomorrow
Noise Annoys
Never Sell Out
Anarchy
Holidays
Beat The Bastards
Fuck The System
Cop Cars
Porno Suit
Army Life
U.S.A.
---encore---
S+V
Punx
Was It Me?

【サイト内関連記事】
MAGMA 09@横浜BAY HALL(DISCHARGE、G.B.H.、THE EXPLOITED 他)
U.S.A. / The Exploited (Troops Of Tomorrow 収録)



The Exploited Japan Tour
日程:10月17日(土) 
会場:中野MOONSTEP東京
出演者:The Exploited / Hell City / Hazard / THE DiSCOCKS

日程:10月18日(日) 
会場:新宿MARZ東京
出演者:The Exploited / Hell City
and more
カテゴリ : LIVE (2015) ・ comments(0) K 
2015年10月18日(日)
  1. K's今日の1曲
  2. 邦楽 (2010年代)
  3. ロックジェネレーション / 天才バンド (アリスとテレス 収録)

 奇妙礼太郎率いる天才バンド が2014年の1st『アインとシュタイン』から1年半ぶり、メジャーデビュー作となる2ndアルバム『アリスとテレス 』をリリースします。"ロックジェネレーション "はアルバムの1曲目を飾る曲。

・天才バンド「ロックジェネレーション」


 軽快な鍵盤の音が印象的なロックンロールナンバー。ベースレスなのがまたシンプルで良いのかも。ライブで観たら盛り上がりそう。


 天才バンドを軽く紹介。奇妙礼太郎(Vo, G)、Sundayカミデ(Cho, Piano)、テシマコージ(Dr)の3人からなる3ピースバンド。そもそも奇妙礼太郎って誰だ?っていう人向けに簡単に説明。奇妙礼太郎トラベルスイング楽団やアニメーションズなどのボーカルとしても活動。CMソングなどにも多数彼の歌が使われていますが、最近だとサントリーから出ているノンアルコール飲料「オールフリー」のCMに本人も出演してたりして、気づかないうちに彼の歌を聞いたことあるんじゃないでしょうか。

 天才バンドは4都市を回るライブツアー『天才バンド アリスとテレス リリースツアー2015(仮)』も決まっています。日程は下の方に記載しておきます。


天才バンド -『アリスとテレス』収録曲リスト
1. ロックジェネレーション
2. Joy to the world!
3. 好きだよ
4. firefly
5. ビューティフルグッバイ
6. ダラダラ
7. 琴平電鉄~君だけのライフ~
8. ロックライダー
9. THIS IS LOVE
10. FUNK YOU FUNK
11. BLACK TAHITI GIRL
12. CAT FOOD BLUES
13. レッドホットチリ島
14. SHIBUYA STRUT
15. ONIGIRI
・Apple Musicで試聴&ダウンロード



カテゴリ : 邦楽 (2010年代) ・ comments(0) K 
2015年10月17日(土)